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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

萩焼の一合徳利とぐい飲み

2014年04月11日 | バンバン!ケンバン♪はままつ
 素人よりは多少詳しい程度の趣味の領域であるが、日本の陶器が好きである。陶器が好きな父の影響でもあるし、中学生の頃、司馬遼太郎の『故郷忘れじがたき候』を読んだこともまた「焼き物」に関心を持ったきっかけかもしれない。
 「好きだから」といっても別に収集しているわけではない。なぜなら、実家に行けば嫌というほど日本各地の陶器を見ることができるからだろう。それでも日本酒を飲むための徳利とぐいのみは、いくつか父のコレクションを譲ってもらって、浜松の食器棚によく見えるように並べて、時々、使うようにしている。やはり使うから面白い。お酒が入るとぐいのみの中の色具合や光り具合が変わってまた面白いのである。
 萩に行って、初めて自分で徳利とぐい飲みを一つ買った。あまりたくさん飲めないので一合徳利である。なかなか小さいものがなくて数か所を探してやっと見つけた。ぐい飲みとは窯も違うので雰囲気は異なるが、まあ、普段使いである。作家ものではない分、気軽に日々の生活の中で使って楽しもうと思う。使うたびに、それを買ったときの楽しい記憶だけが蘇るものだからね。

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