社会福祉士×ちょっと図書館司書の関心ごと~参考文献覚え書き

対人援助の実践、人材育成、図書館学を中心に気まぐれに書物をあさり、覚え書きをかねて投稿中~

「泣く子もほめる! 「ほめ達」 の魔法」西村貴好(2013)経済界

2019-09-02 14:14:13 | その他

 とある介護施設の施設長さんから、勧めていただいた本。

「うさんくさいな~」と最初は思うけど、きっと役に立つよと言っておられましたが、たしかに。

人を育てること、職場の離職率を上げないこと、それはきっと「承認すること」から始まるのだなと思わされた。

 

引用

・飛行機が離陸するまでに長い滑走が必要なように、仕事や人の成長にも助走期間が欠かせません。その時期に「たいした結果がでないじゃないか。ダメだよ」とふたをせずに、ほめて支えてあげましょう。

・「ほめる」ことは即効薬ではありません。効果が出るまでに数ヶ月を要することも珍しくありません。だからこそ「いつか」を信じてやり続けることが大切なのです。

 

 勤務している介護施設は、離職率が高く、施設長は就任して1年半の間に、100人近くの求人面接をしているとのこと。

これは裏を返せば、それくらいの人が辞めていっているということ。

 みんなが各々の立場で精一杯頑張っているはずなのに、それがうまく回らない。なんらかの変革が必要なんだろうと痛感する。

本書から学んだことを少しづつやっていけば、なにか変わるかな。変わっていきたいなと思う。

 

泣く子もほめる! 「ほめ達」の魔法 (経済界新書)
西村 貴好
経済界
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