岩満優美、平井啓、大庭章ら 「Palliative Care Research 2009;4(2)」
緩和ケアチームの医師と看護師は、心理士に何を求めるか。インタビュー調査を通してまとめている。
心理士に対してのみならず、医師や看護師、そしてソーシャルワーカーに対しても他職種が求めているであろう事項もあり、緩和ケアチームの多職種連携を理解する上で役に立つと感じた。
引用
心理士に求めるもの⇒医療者へのサポート(医療者の心のケア)、遺族への心理的支援、心理士として得意な心理療法を1つは持つこと
心理士に望まないもの⇒独自に情報管理すること、自分の能力の限界を示さないこと
情報の共有、他職種への橋渡し…これは心理士のみならず、多くの職種に求められるものであろう。そしてまた、緩和ケアチーム以外のケアチームにおいても求められるものである。
心理士は「心理療法」「カウンセリング」といった武器があると思っていたが、現場では試行錯誤の連続であることが伺える。
遺族への心理的支援を求められているということは、やはり緩和ケア病棟の看護師だけでは、その支援は不十分であるということか?
曖昧であることの裏返しで、様々な可能性と求められる役割のある職種である。ソーシャルワーカーとの役割分担はどうなっているのか?も気になるところである。
緩和ケアチームの医師と看護師は、心理士に何を求めるか。インタビュー調査を通してまとめている。
心理士に対してのみならず、医師や看護師、そしてソーシャルワーカーに対しても他職種が求めているであろう事項もあり、緩和ケアチームの多職種連携を理解する上で役に立つと感じた。
引用
心理士に求めるもの⇒医療者へのサポート(医療者の心のケア)、遺族への心理的支援、心理士として得意な心理療法を1つは持つこと
心理士に望まないもの⇒独自に情報管理すること、自分の能力の限界を示さないこと
情報の共有、他職種への橋渡し…これは心理士のみならず、多くの職種に求められるものであろう。そしてまた、緩和ケアチーム以外のケアチームにおいても求められるものである。
心理士は「心理療法」「カウンセリング」といった武器があると思っていたが、現場では試行錯誤の連続であることが伺える。
遺族への心理的支援を求められているということは、やはり緩和ケア病棟の看護師だけでは、その支援は不十分であるということか?
曖昧であることの裏返しで、様々な可能性と求められる役割のある職種である。ソーシャルワーカーとの役割分担はどうなっているのか?も気になるところである。