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秋遅くに林や山地にひっそりとした感じで咲いているコウヤボウキ(別名タマボウキ)
高野山で茎を束ねて箒の材料としたのが名前の由来
キク科の植物では珍しく落葉低木(木本)
始春(はつはる)の初子(はつね)の今日の玉箒手にとるからにゆらぐ玉の緒
万葉集(大伴家持)の歌
ガラス玉をコウヤボウキに差し込んで(玉箒)新春の行事で皇后が蚕部屋を掃いて蚕神を祭り五穀豊穣を祈った そんな情景を読んだ歌
京都伏見では酒桶の濁りの泡を拭き取るのに使っているそうだ
なんとなく見て通り過ぎていた花だが由緒ありげな内容を持っていて感動