トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

セミ

2011-10-01 | 虫類
    

夏の間中あんなに賑やかだったセミが 公園などでとぎれとぎれに聞こえるだけになってしまった

我が家の庭のセミは9月24日のツクツクボウシが最後だった
去年は9月20日が最後だったので4日遅い終鳴だった

今年は鳥も渡来が遅かったし セミも鳴きだすのが1週間ほど遅かった

都心ではアブラゼミ クマゼミ ツクツクボウシ ニイニイゼミ ミンミンゼミ(写真左から)が主に見られ 場所によってはヒグラシが居る

幼虫は地下で植物の根などから栄養を摂り 栄養状態や環境により2~5年くらいで 地上に出た来て羽化し成虫になる
成虫は1週間から2週間ほどで繁殖し終わると寿命が尽きる

幼虫時代と成虫の時間差がありすぎるので 哀れを感じることもあるが トータルで何年も生きる虫はそうはいないと思う

その点人間はどうなってしまったのか 繁殖時期が終わっても まだその倍も生き続ける
自然界から見たら珍しい生き物になってしまった