地面にケンポナシの実が沢山落ちていた
白く丸いのが実で 実が付いている枝のようなものは実を支えている果軸
実の中の種は茶色っぽくツルツルしている
じつは茶色の果軸がとても美味しい
ジャムにもなるし 刻んでケーキの生地に混ぜて焼くと美味しい
あまりあちこちで見かけることはないが 明治神宮の本殿でお参りをしてから 左の林を行くと右側にある
小石川植物園の門を入ったすぐの右にもある
種の散布者は狸などの動物
甘い果軸ごと食べて ツルツルした種はそのまま排泄される
イチョウなどもそうだと思うが 動物に種の散布を依存していた植物は 都会では散布者が居なくなってしまい 木の真下におびただしい数の実生が出て成長できず枯れる
人は黄葉のイチョウが好きなのか街路樹にに植えたりしてあちこちで見られる
人の好むような色 姿 味などに進化するのも生き永らえる道かも・・
ケンポナシよもっと美味しくなーれ