新宿御苑のアベマキの大木が倒れてしまった 9月のことだ
好きな木の一つだったのに残念
アベマキはブナ科の落葉高木で西日本の雑木林の代表的な樹種
樹皮にコルク質が良く発達し 別名コルククヌギと言われる
葉はクヌギと似ているが裏は星状毛があり白っぽく見える 左の葉ががアベマキ 右はクヌギ
下の2個がアベマキ 上の一個がクヌギ
ドングリはクヌギの方がまん丸く見えアベマキの方がほっそりとした感じ
殻斗(かくと)はアベマキの方がどっしりしている
戦時中コルクが入らなくなり アベマキを植栽してビールの栓に使ったところ 気が抜けて使い物にならなかったという話を聞いたことがある