フクロウ
2013-05-11 | 野鳥
薄暗い林の中にフクロウがいた
主に夜活動するので昼にはこのようにして休んでいることが多い
留鳥で平地から山林の林 農耕地 草原などに居る
大きさは50cm 羽音を立てずに飛び回り 主に野ネズミや鳥類をとる
社寺林などに多く居て 人々に親しまれてきたが開発などの影響であまり見られなくなった
古代ギリシャでアテネ女神の守護鳥として学問や芸術の象徴とされたことから現代では知恵とか幸福の鳥という好意的な見方が広がっている
一方夜行性の猛禽に対する恐れからか不気味なもの 不吉な鳥と言う見方もあった
19世紀末にフクロウを絶滅させる州法が成立したペンシルベニア州では徹底的な駆除を行った結果 ノネズミが異常繁殖という事態を招いた
日本でも江戸時代以前は「ふ・くらう」に通じるとして父母を食う悪禽とされていた
良い鳥か悪い鳥か時代により評価がはっきりしている鳥とは言える
今だったら都心の公園などに現れたら見に行く人がどっと押し寄せるだろう