トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ゴジュウカラ

2017-06-12 | 野鳥


江戸時代頃からシジュウカラに似ているが少し違うと言う意味で「ごじうから」「はちじゅから」と呼ばれていた
樹幹を下向きに降りることの出来る唯一の鳥で「さかほこ」とも呼ばれた

留鳥 山地の林に居てトチノキやブナ ミズナラ ハルニレなどの森を一年中離れない
北海道では平地にも住むが 他の地域では冬も山地に留まり市街地ではほとんど見られない
木の幹を上下に走り回り昆虫類 クモ類を捕り草木の種子も食べる
木の実を幹の隙間に挟み込んで 逆さになってコツコツ割って食べる
また種子を幹の隙間に詰め込み木片などで蓋をして隠しておくと言うから賢い
非繁殖期にはカラ類と混軍で居ることも多いが 基本的には周年番(つがい)で暮らしていて混軍でもゴジュウカラは2羽だけのことが多い
雌雄はほぼ同色だがオスの方が脇腹の橙色や下尾筒の茶色が濃い 大きさ14cm

むずかしやどれが四十雀五十雀(一茶)