キリの薄紫の花が咲いていた
材は日本の樹種の中で最も軽く、木目が美しく狂いが少ない
たんす、琴、下駄、金庫の内張りなどに使われている
ゴマノハグサ科の落葉高木で高さ8~15mになる
中国中部原産で、古くから各地で栽培されていて野生化しているものもある
花期は5~6月
枝先の大きな円錐花序に淡紫色の花を多数つける
花冠は5cm程の筒状鐘形で、上部は5裂し裂片は平開する
雄しべは4個で、下側の2個は長い
果実は蒴果
3cm程の長さで先は尖り、熟すると背面から2裂する
種子は3mm程、扁平で縁に硬い翼がある