1月はカモ達の求愛の最盛期 もうペアーになっているマガモがいた
池では複数のカモが一緒にいてオスは綺麗な羽を目一杯美しく見せ 羽を広げたり首を伸ばしたり反ったり色々な求愛ポーズをしてメスの気を引きます
言ってみれば合コンです
他の種類のカモも一緒に合コンしているので 間違えないようにオスの羽色はかなり違っているし求愛の仕方も種によってかなり違うのだが ときたまトンパチなのが居て違う種がペアーを組んでしまう事もある
マガモとカルガモ(マルガモと呼んでいる)マガモとオナガカモ トモエガモとオナガカモ等等
カモは1シーズン限りの婚姻関係で毎年結婚離婚を繰り返します
毎年結婚するので春になって相手を探すのでは子育てが間に合わないので 冬のうちに相手を決めてから渡りをして春先に北の方の繁殖地で子育てをします
12月に番っているマガモをみて冬に向かって卵を産んでどうするんだ と心配した事がありますが 冬の間は未だメスの体が出来てなくて受精はしないそうです
余計な心配をしなくても自然は上手く出来ているものだ
オシドリ
2011-01-07 | 野鳥
都心でオシドリを見ようと思ったら明治神宮か井の頭公園へ行くと大概会える
期待に違わず今回も10羽以上のオシドリに会えた
カモの仲間では繁殖時期オスは概ね色鮮やかなのだがオシドリの鮮やかさはダントツだ
後ろにピンと立っているオレンジ色の羽は別名銀杏羽 三列風切りが変化したもの
ほとんどのカモはペアーは繁殖時期だけで来年は違う相手とペアリングする
鴛鴦(オシドリのこと)の契り等と結婚式などで言うが考えもの
子育てはカモでは珍しく樹洞を使って行い 雛に孵ると親は雛に給餌しないので 翌日は巣から出て水辺に浮かぶ
時には高さ10mの洞から飛び降りる 下が柔らかい草地を選んでいるようだが 時には怪我をする雛も居ると思うがどうだろう
ヤマガラ
2011-01-06 | 野鳥
ヤマガラは神社仏閣の森のような常緑広葉樹を好むため 鎮守の森や雑木林の減少と共に首都圏では激減して 23区内で生き続けてこられたのは ここ明治神宮の森だけであったという 最近は首都圏でも回復の兆しがあるらしい
人に慣れやすく非常に賢い
今はもう無くなってしまったのか ヤマガラのおみくじ引きも昔語り
子供の頃大好きで何度も見た
鳥かごを開けると前にある3つ4つの止まり木をチョンチョンと渡って神社を模した模型の前で扉を左右に開け 中からおみくじを咥えて持って来る ご褒美に好物の麻の実をもらえる
昆虫以外ではシイやエゴノキなどの実を好んで食べ 地面の中に貯食したりする
隠した所は場所を覚えると言うよりも近くの何らかの目印を覚えているらしい
体長は14cmでスズメ大 鳥には珍しくペアーの2匹は生きてる限りずっと離れないとも言われ絆のかたい鳥
大好きな鳥の一つであったがこうして書くとますます好きになる