秋もすっかり深まりカモたちも日替わりで増えてきた
カモの仲間ホシハジロ(星羽白)なのだが名前の由来について・・
10年以上前から自分の想像で 目が赤いのを星に例えて羽の白いカモなのでホシハジロだと言って来た
何年か前に鳥の名前についての本が出されそれには 背や腹の細かい横斑模様ことを指すのであろう と書いてあった
以後は羽の模様を星に見立てた と言うようにしていた
更に最近別の鳥の名前の本が出され 星を横斑模様と言う人もいるが赤い目を星に例えたと言う方がもっともらしい と書いてある
文献では江戸時代初期には「ぽっちはじろ」「あかがしら」と言っていたが 後期からは「ほしはじろ」「かきはじろ」と呼ばれるようになった と言うことは分かっているようだが ホシハジロになった由来についての資料は今のところ無いらしい
つまりは横斑でも 赤い目でも著者の想像だと言うこと
写真はホシハジロ♂ 羽(多分腹辺りの羽・白っぽい鳥と思っていたが意外に模様がある羽だ)
公園のヤマザクラに数輪の花が狂い咲きしていた
ジュウガツザクラなど早咲きの桜はすっかり咲き誇っているがヤマザクラは珍しい
狂い咲き
ウメやサクラなどの落葉樹は落葉した状態で休眠して冬の寒さに耐えるようになっている
その休眠を誘発するホルモン(オーキシン)は葉の中で作られ体内に運ばれる
諸事情(台風など風で葉が落ちる、虫に葉が食べられるなど)で10月に葉が無い状態になってしまうと オーキシンが十分に作られず休眠に入らずに芽が動きだし花が咲いてしまう これが狂い咲きのメカニズム
狂い咲きは数輪で 他の花芽はしっかり付いていたので春には影響がほとんど無さそう
この時期にヤマザクラの花が見られてラッキーでした
ここの里山風景が好きで 畑のあぜ道を歩きながら草花 虫 鳥 林の中も楽しんで歩いたものだった
久しぶりに来て見たら畑は放置されていて荒れ放題
どこもかしこもセイタカアワダチソウが繁茂していた
一瞬セイタカアワダチソウを栽培しているのではないかと思ったほどだった
セイタカアワダチソウ:キク科 北アメリカ原産の多年草
観賞用に栽培されていたものが野生化し 戦後北九州を出発点にして瞬く間に広がった
地下茎を網状に張り巡らし大群落を作る
炭鉱の閉山の時やベトナム戦争の頃に増えたので 閉山草とかベトナム草とも呼ばれた
花の時期は10~11月
セイタカアワダチソウは植物の成長を抑えるような物質を出して自分の勢力を拡大している と言われている
繁殖力が強烈で嫌われているが 花の少ない秋の蜜源植物として養蜂業者には喜ばれている
水族館で最近人気のあるクラゲを見てきた
ペットショップでも売られるようになり ユラユラしたのんびりした姿を観賞することで癒し効果がありストレス解消になりそうだ
写真左から
アカクラゲ アカクラゲ:傘は10cm程 体は平たく柔らかい 傘の上に褐色の線が16本も広がって綺麗 触手の毒は強い
アマクサクラゲ
サカサクラゲ:傘を逆さにして水底に沈んでいる 触手に毒を持って居る
タコクラゲ:傘は15cm 口の周りに8本の腕がある 体の中に棲む藻類のために色が濃く見える
ハナガサクラゲ:傘は10cmほどで半球よりやや低い 糸のような腕と棒のような腕がある花笠のように綺麗だ 春には沿岸に近づく 強い毒を持つので要注意
ブルージェリーフィッシュ
ミズクラゲ:傘の直径は10~17cm カンテン質で柔らかくて透明に近く傘の縁には職種が並ぶが毒はない 葛西臨海公園でも良く見かける
子供の頃に聞いた民話
乙姫様が病気になりサルの生き胆を食べると治ると言うのでカメが取りに行った 今少しと言うところでクラゲが余計な事を言い サルに逃げられてしまった 罰としてクラゲは骨を抜かれてしまった と言うお話