オオタカ
2014-05-04 | 野鳥
林の中を歩いていたら少し開けたところにオオタカが小鳥を抑え込んでいた
こんな姿には初めて出会った ラッキー
オオタカは国内希少野生動植物(種の保存法)に指定されていたし 環境省のレッドリストで絶滅危惧種にも指定されていたが 個体数が増えた(関東地方とその周辺で5818羽生息)と言うことで 絶滅危惧種から普通種へ変更し それの伴って種の保存法からの指定解除もすると言う流れのようだ
色々法律で保護したお蔭で 都心の公園でも結構見られる機会が多くなったが 保護しなくなったら多分激減するのではなかろうか ちょっと心配
九州以北では留鳥 全長♂50cm ♀56cm ハシブトガラス(57cm)より小さい
繁殖期以外は普通一羽で居る 小鳥を中心にネズミやウサギなども獲る
姿も良い上にハトやカモなどを良く獲るために鷹狩に良く使われた
植物の葉に「こぶ」が付いたり芽が異常に肥大していることが有り 内部に虫が見つかることが多い
そのためこの「こぶ」を虫こぶと呼んでいる
こぶは虫だけではなく菌類や細菌によっても出来るので それら含めたこぶ全体を「ゴール」と言うが 普通にはこぶであれば何でも虫こぶと言う言い方をしている
虫こぶは虫や菌類などの何らかの刺激で 寄生する植物の細胞 組織が異常に増殖 肥大して出来る
何らかの刺激は現在でも詳らかではないが 産卵に伴う分泌物 幼虫の採食に伴う刺激などが考えられる
若葉の綺麗なイヌシデの枝に虫こぶが付いていた
形成者はソロメフクレダニ
越冬芽の鱗葉が肥大したもの 大きさは5cm程もあった
5月頃には中のダニが育って出て来る