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いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

ネクスト・ジェネレーション。 dreamy next generations

2010-05-02 19:30:44 | 日記
 ゴールディン・ウィークもこれこそ五月晴れ、深緑の光を庭に見て、なんとなくちょっと
これからの社会現象、次世代社会を夢見ている。

 (1)パソコン・ケイタイ・ゲーム機と近代の三種の神器は、それぞれ時代を変えてきた。
その中で、いつの時代でもテレビは型を変えてテクノ(technology)家庭の中心にいる。
 モノクロ(monochrome)からカラー化、BS(broad satellite)、液晶、薄型テレビに大型
ハイビジョン化、アナログ(analogue)からデジタル(digital)化と多様な視覚志向と情報
キー局の細分化に対応しながら、時代を反映した神器の中心にいる。

 そして、映画化に続いて、3D(dimension)テレビの時代。プラズマパネル対応が先行す
るが、液晶型対応が中心。ハード化販売にあわせて、放送網もケーブルTV、BS放送で3D
放送のサービスを開始する。
 画面の3次元、立体化視覚。スポーツをはじめ、スピーディな空間映像で迫力のある映像
画面が家庭で楽しめるということだが、狭い家庭エリアでは制約も多く、順化も大変だ。
 テレビが家庭を飲み込んでいく。

 データによると、3Dテレビが水平視覚で、120センチ以上は離れて特殊メガネで見るの
がパラダイム(paradigm)で、当然、疲れや不快感など目への負担も大きいと、決意もいる
ようだ。家庭でそこまでするのかという気もするが、先端的なものへのあこがれ、到達心も
大事なこともある。次世代社会から、今を見たらこっけいに見えるだろう。

 3Dテレビがハード、ソフト両面で主流(main force)になる頃の家庭生活空間、環境条件
がどう整備されているのか。デジタル化とあわせて投資も、健康も考えものだ。
 テレビもどこまで進化するのか。次世代社会型としては、壁面一体型テレビが上海万博
にも出展されている。

 (2)東京と名古屋を30分で結ぶ、JR東海リニア中央新幹線。現新幹線経営の減収で開
業時期が当初の2025年から27年へ見直す。
 JR東海が全額負担で設計するリニア中央新幹線。東京~名古屋間の建設費が5兆円
強で、名古屋~大阪間(45年開業予定)が3兆円強で、年間の国家予算の10%。先行
投資(initial cost)としては驚く額ではないが、現新幹線との共生、また、それほど急いで
費用対効果があるのか、先見性、計画性、経済性が見えてこない。

 次世代社会の価値観、有り様を的確に分析して、またパラダイム(paradigm)をリードし
ようとする意思でもあるのか。安定不況が恒常の経済性の中で、先見性、経済性、洞察
力が求められる。
 時代は限りなくスピーディを求めて変化、進化するのか、いい加減のところでスローライ
フに原点回帰するのか。選択肢の多様な社会はけっこうだが、神器も時代の要請に応え
てこそのものだ。

 道路も含めて交通論、システムは、「意志」にもとづく設計が求められる。人と交通と社
会と経済が円滑に機能しあう機能化社会を次世代に伝えたいからだ。
 東京~名古屋30分のリニア中央新幹線で、まだ夢が見えてこない。

 

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