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いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

品格と品質の基準。  standard of dignity , quality

2010-05-28 19:34:00 | 日記
 (1)ガソリンの価格が安定しない。石油元売り企業が「毎週」卸価格を改定している。ガ
ソリンは、品質管理が全国共通して基準が明確で、販売先(GS)も特定してでの、ああも
毎日のように価格が乱高下するのは、利益追随の価格操作以外にない。
 これほど経済原理、原則にそぐわず市場経済に反する物価もない。

 全国に4万か所と言われる飽和状態のガソリンスタンド(GS)、どこでも品質は同じ基準
という管理効果と毎日価格が変動する効果で、1円でも安いGSでしか消費者は給油しない。
 デフレ経済の象徴を自らの経営方針で演出する石油業界は、安売り競争による営業不利
益のスパイラル(spiral)のステージに迷い込んで、自動車のHV、EV化が追い打ちをする。

 石油元売り、GS業界は先が見えない業種とはいえ、高速道路一律千円による需要環境
の効果もあり、品質管理基準(standard of quality control)の全国公平化にあわせた安定
し価格設定(原油仕入れ価格による変動)による経済原理の基本と、GSの適正統合により
市場に公正な経済原則と信頼を発信すべきだ。

 品質管理の基準が、気候、収穫、自然環境に影響を受ける生鮮食品の価格と同じ原理、
原則の変動制では、市場経済の理解は得られない。

 (2)伝統文化の大相撲が安定しない。親方、部屋、興業、茶屋と古来伝統の言葉が、伝統
文化とは異質に聞こえる。
 大相撲は、国技として文科省の所管にある型や作法を重んじる伝統文化。アマチュアスポ
ーツの相撲競技とは一線を画す。

 大相撲の土俵上では、伝統文化の継承に問題(継承者不足)を抱える日本相撲協会が外
国人にも門戸を開いて、パラドックス(paradox)として大相撲がスポーツ化して型や作法を重
んじる伝統文化を危機に陥(おとしい)れて、効果的な打つ手がない。

 伝統文化を理解できない外国人力士が上位を占めて、観客も総じて減少。土俵外では、い
つの時代に遡(さかのぼ)るのか地方巡業を仕切ったやくざ、暴力団との関係が公共放送を
利用された関連でクローズアップされた。
 
 伝統文化性と、外国人門戸開放主義と、旧時代的な不釣り合いな体質が未だに混在する
国技大相撲。日本相撲協会が招いた不整合性の整理ができないまま、問題は山積。
 伝統文化の国技に徹するのか、プロスポーツ化するのか。土俵上、土俵外の対応あわせて、
外国人への門戸開放時点で結論すべき時であった。

 伝統文化としての大相撲の型を維持して、経営経済効率化もはかるという二者選択は、歴
史を継続する上で困難ではないのか。伝統文化と切り離した(伝統文化としての大相撲は、
それで無形文化財化)プロスポーツ化で、固有名詞も含めて協会運営の近代化をはかってい
い。

 (3)新型携帯端末の「iPad」が日本でも発売。タッチパネル方式(touch panel mode)で操作
もシンプル、画面は大型(A4サイズ)で軽く、携帯可能と利用範囲は広い。
 電子書籍などソフトの開発普及はこれからだが、さらに進化して、環境対応も含めて書籍は
紙ベースから電子化へ基盤を変える。

 大学の授業、企業の打ち合わせ、情報交換、発表資料に変革を生むか、著作権問題とソフ
ト化価格の費用対効果にもよる。

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