いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

台風被害と内閣改造。 typhoon damage and cabinet reshuffle

2019-09-11 20:15:06 | 日記
 (1)日韓、日露の関係が悪化エスカレートして打開が必要な時に、内閣改造してあたらしい体制で臨むことも局面を動かすことには方法論(methodology)であり、今回の安倍内閣の19人中17人が交代しての新布陣には適材適所なのかは別にして、新鮮味はある。

 日韓関係のこう着状態、対立エスカレートが続く河野外相を防衛相に横滑りさせたのは、日韓関係が軍事情報協定の破棄で朝鮮半島の安保にも影響が及んでいる中で、適任だったのか理解に苦しむが盟友麻生派の意向を受けてのものだろう。内閣改造の意図が問われる。

 (2)小泉進次郎議員は環境相に就任して、福島第一原発の汚染水処理の貯蔵量過多への安全対策に高台への移転が進まずにポツンと1軒家とか市街地に住民が戻ってこない復旧、回復の遅れなど復興が進まない被災地の環境改善対策に積極的に取り組まなければならない。

 成果がどうのこうのの問題ではなく、安倍首相のように視察には行くけれどもではなく必ずやり遂げるという強い決意の問題だ。

 (3)9日に関東地方に上陸した台風15号は近年では最強クラスの台風で、電柱倒壊被害が続出して千葉県中心に停電が続き52万戸(報道)がいまだ停電のなかで不都合に過ごしている。成田空港では1.4万人が空港内で足止めとなって、関空被害の再来となって安全対策は改善されていない。

 電力送電の末端の電柱に大きな被害が及んで、復旧に時間と人手が必要で停電復旧遅れが出て市民生活に影響が出ている。9月とはいえ猛暑続きで電力がなければ生活が成り立たない電力構造社会のへい害が出て熱中症被害者も出て深刻だ。

 (4)こういう時に内閣改造というのもどういうものかと思うが、あたらしい担当閣僚には早速台風被害の復旧対策にあたって市民生活、人命保護に尽力をつくしてもらわなければならない。

 こんな時に内閣改造などやっている場合ではないと書いたが、閣僚就任で決意の強い中での対策、対応にあたることも期待はあり、せめて新閣僚のやる気、エネルギー充満での引継ぎも兼ねての現場での指揮に期待だ。

 (5)今回の最強クラスの台風被害は電力構造社会での電柱での送電システムの影響問題も問われている。復旧、回復に時間と人手が必要で、この時期高温には健康被害も出ている。
 時間と人手、経費のかかる問題ではあるが、災害国日本としては送電線の地中化を進めることは必要だ。

 毎年経験する自然災害であり、地球温暖化で勢力増大しそのまま維持しての台風上陸被害であり、局地的な豪雨被害だ。

 (6)まずは電力構造社会の送電能力の安全性を高める電柱の地中化は計画的に前に進めることが必要だ。自然災害での鉄道の計画運休も情報伝達、周知に問題があり、成田空港での1.4万人足止め、長い電車再開を待つ人の列と災害に対する弱点、課題も改善、克服できていない。

 くり返しのいつまでもではない災害安全対策が新閣僚には求められている。

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