メディア、放送というのは、経営予算の一部を国から負担補助されて(いわゆる公共放送)国の承認が必要な行政干渉を許すような経営形態では、公平、公正、報道の自由という国民公共性を維持、持続することには障害となるからふさわしくはない。
しかし、スポンサー、視聴率にこだわる民放にない、そういうNHKだから出来る番組もある。「Songs」。日本の音楽シーンにとどまらずに時代を代表する独創性、独自性、斬新性、天才性あふれる優れた「歌達」、コンポーザー(composer)、ミュージシャン(musician)のスタジオ・ライヴを中心に、それらの様々な「生きざま」、葛藤、苦悩、成功、歴史そして創作現場に密着取材しての楽曲制作過程のグラディション(gradation)の追跡映像レポと、民放にない人気取りでない「硬派」な音楽番組だ。
いままでにチューリップ、財津和夫、井上陽水、長渕剛、桑田佳祐、ビートルズ、E.クラプトン、イーグルス、クィーンほかそれぞれの時代、世界を代表する「硬派」のメロディメーカー達が登場した30分の地上波音楽番組で、さらにBSでは1時間に編集したプレミアム番組(premium)として特集放映されている。
丁度、チューリップが再結成した頃に放映開始された音楽番組で、走りとしてほぼオリジナルメンバーでのチューリップのスタジオライヴを2週連続で特集したり、財津和夫さんもたびたびこの番組に特集で登場しています。
その最新の「Songs」プレミアム番組として新年明けに財津和夫さんの特集が放映されました。地上波30分番組の2回分の1時間編集特集でしたが、財津さんが他のミュージシャン、シンガーソングライターに依頼して詞、曲の提供を受けて09年にリリース(release)したアルバム「二人が眺めた窓の向こう」への創作現場の密着取材、財津さんとミュージシャンとの楽曲制作過程を追ったグラディション番組です。
財津さんは72年にチューリップとしてプロ活動を始めて今年で音楽活動40年を迎えて、コンポーザーとしてもこれまで800曲余りの楽曲の詞(lyrics)、曲(composition)をつくってきました。
財津さんの多作で多様、斬新で独創的なメロディライン、声、発声法、歌のうまさは、72年~80年代にニューミュージックジャンル(genre)として日本の音楽(ポップス)シーンをリードしてきて、40年たった今も年間を通してのコンサート、ライヴ活動を継続中です。
その自作中心の財津さんが極めてめずらしく小田和正さん、飛鳥涼さん、平原綾香さん、富田京子さんに詞、曲を依頼して制作したのが09年リリースの「二人が眺めた窓の向こう」です。「愛」をテーマに、アコースティックギター1本で歌える「シンプル」を突きつめた「純粋化」結晶の楽曲アルバムです。
このアルバム制作の原点となったのが、03年8月に山梨コニファーフォレスト(conifer forest)で開催された小田和正さんとチャゲ&アスカのコラボによる野外コンサートでした。この野外コンサートは、当日直前に大型台風が日本を縦断してタイミングのいい台風一過のもとに開催されたものです。
コンサート中盤で小田さんが「このコンサートにもうひとり呼ぶなら、財津しかいない」と、小田さん、チャゲ&アスカのコラボによる「魔法の黄色い靴」に合わせて財津さんが会場真ん中にせせり出た円形ステージに登場しました。
4人による財津作品のコラボ・コンサートとなりました。夏の夜、台風一過すみきった夜空に月が出てすばらしいコラボ・コンサートになったのを覚えています。
財津さんはそのメンバーの小田和正さん、福岡の後輩の飛鳥涼さんに詞、曲の提供を依頼しました。
この「Songs」。「歌達」では財津和夫さんのフロンティアな音楽に賭ける強い思い、真面目な取り組みの姿勢、均整のとれた人間性がよく表現されていました。
(転載禁止です)
しかし、スポンサー、視聴率にこだわる民放にない、そういうNHKだから出来る番組もある。「Songs」。日本の音楽シーンにとどまらずに時代を代表する独創性、独自性、斬新性、天才性あふれる優れた「歌達」、コンポーザー(composer)、ミュージシャン(musician)のスタジオ・ライヴを中心に、それらの様々な「生きざま」、葛藤、苦悩、成功、歴史そして創作現場に密着取材しての楽曲制作過程のグラディション(gradation)の追跡映像レポと、民放にない人気取りでない「硬派」な音楽番組だ。
いままでにチューリップ、財津和夫、井上陽水、長渕剛、桑田佳祐、ビートルズ、E.クラプトン、イーグルス、クィーンほかそれぞれの時代、世界を代表する「硬派」のメロディメーカー達が登場した30分の地上波音楽番組で、さらにBSでは1時間に編集したプレミアム番組(premium)として特集放映されている。
丁度、チューリップが再結成した頃に放映開始された音楽番組で、走りとしてほぼオリジナルメンバーでのチューリップのスタジオライヴを2週連続で特集したり、財津和夫さんもたびたびこの番組に特集で登場しています。
その最新の「Songs」プレミアム番組として新年明けに財津和夫さんの特集が放映されました。地上波30分番組の2回分の1時間編集特集でしたが、財津さんが他のミュージシャン、シンガーソングライターに依頼して詞、曲の提供を受けて09年にリリース(release)したアルバム「二人が眺めた窓の向こう」への創作現場の密着取材、財津さんとミュージシャンとの楽曲制作過程を追ったグラディション番組です。
財津さんは72年にチューリップとしてプロ活動を始めて今年で音楽活動40年を迎えて、コンポーザーとしてもこれまで800曲余りの楽曲の詞(lyrics)、曲(composition)をつくってきました。
財津さんの多作で多様、斬新で独創的なメロディライン、声、発声法、歌のうまさは、72年~80年代にニューミュージックジャンル(genre)として日本の音楽(ポップス)シーンをリードしてきて、40年たった今も年間を通してのコンサート、ライヴ活動を継続中です。
その自作中心の財津さんが極めてめずらしく小田和正さん、飛鳥涼さん、平原綾香さん、富田京子さんに詞、曲を依頼して制作したのが09年リリースの「二人が眺めた窓の向こう」です。「愛」をテーマに、アコースティックギター1本で歌える「シンプル」を突きつめた「純粋化」結晶の楽曲アルバムです。
このアルバム制作の原点となったのが、03年8月に山梨コニファーフォレスト(conifer forest)で開催された小田和正さんとチャゲ&アスカのコラボによる野外コンサートでした。この野外コンサートは、当日直前に大型台風が日本を縦断してタイミングのいい台風一過のもとに開催されたものです。
コンサート中盤で小田さんが「このコンサートにもうひとり呼ぶなら、財津しかいない」と、小田さん、チャゲ&アスカのコラボによる「魔法の黄色い靴」に合わせて財津さんが会場真ん中にせせり出た円形ステージに登場しました。
4人による財津作品のコラボ・コンサートとなりました。夏の夜、台風一過すみきった夜空に月が出てすばらしいコラボ・コンサートになったのを覚えています。
財津さんはそのメンバーの小田和正さん、福岡の後輩の飛鳥涼さんに詞、曲の提供を依頼しました。
この「Songs」。「歌達」では財津和夫さんのフロンティアな音楽に賭ける強い思い、真面目な取り組みの姿勢、均整のとれた人間性がよく表現されていました。
(転載禁止です)