1ヶ月以上経ってしまいましたが(っていうか実質2ケ月か)、
これは絶対に外せない「ボクガール」のノベライズ版に関しての率直な感想を書き記しておきたいと思います。
まずは、ジャンプJブックスを買って読了したのは人生で初めて(!)だったんで
正直新鮮でしたし、後は単純にボクガがこんな風にメディアミックスされて“嬉しかった”ですね
瑞樹は今最もハマっていると書いても過言ではないくらいにお気に入りのキャラクターですし
本編の官能的でありながら「誠実さ」にも焦点を置いている作劇が心底大好きなので。
もう、なんちゅうか、ファン冥利に尽きるっちゅうかね(笑
書き下ろしの可愛らしい表紙(瑞樹のメイド姿!)に
これまた書き下ろしの瑞樹の水着カラー口絵、その裏にもメインキャラのデフォルメカラーがあって
挿絵も割と多目に、しかもおいしみあるのを中心に描かれてるのでファンなら買って損はしないと思います
内容も、瑞樹の可愛さ、そして時に藤原さんの天真爛漫な可愛さに焦点を当てていて
まあ本編に於ける「猛の葛藤」的なエッセンスはほぼないんですけど
その分瑞樹のキュートでいとおしい部分がこれでもか!と原作に負けず劣らずのシチュで展開されてるので
その意味では小説版も同じように楽しんでニヤニヤ出来る素養があるかな、と思います
特にうさぎの交尾の所とふんどし祭りに参加する所は必見!ですよ!!(超笑顔)
ただ、全部が全部素晴らしい内容だったか、と言えば
「これ原作と乖離してるなあ」って部分も正直ありました
まず井出先輩が原作とは違って“愛すべきバカ”から“ただのゴロツキ”みたいになってたのはどうかなあ?って思いましたし、
ロキもあそこまで残忍な仕掛け(爆弾のアレ)は正直しないと思います
山田と猛はほぼ完璧だったんですが、
藤原さんも(ちょっと細かいようですが)「な、なによ。」なんて言い方はしないと思うし
瑞樹も時折原作の合気道習ってて強い設定だとか生真面目な性格がややブレてる箇所もありました
でも、杉戸アキラさん本人が書いている訳ではありませんし
完璧に生き映し的な作風にするのも無理ではあると思うので
その辺はしょうがないのかな?って思います
原作の夏祭り回(7巻収録)でもそうなんですが、ボクガに出て来るゴロツキはゴロツキでもなんだか憎めなかったりするので
その意味ではヒーローショーのアイツとか井出先輩の性格改変は悪手だったかなあ、なんて思います
まあ恐らく両者の性別も違うと思いますし(もし同じだったらごめんなさい)
一種のパラレルと割り切って読むのもいいかもしれません
しかし、最終的には「買って良かった。」と思ってます
動物の交尾を見て紅潮して慌てちゃう瑞樹は素直に可愛くて抱きしめたくなりましたし(笑
ふんどし姿の瑞樹が拝めたのはこの小説版があったからこそ!と言い切れます
またそのエピソードが色々と振り切れてて最高なんですよね
可愛すぎて悶絶しそうになっちゃったり
しっかりとウィークポイントだけでなくストロングポイントも印象に残るのでノベライズの初回としてはまずまずかな。って思います
原作では滅多に見れないものが、素直に受け入れられる形「でも」描かれている事はファンとして嬉しかったですし、感謝の気持ちでいっぱいです
オチも上手く決まってたと思いますし、やっぱり買って損はしない一冊だと最終的には感じます
是非是非ファンの方には一読してみて欲しいですし、
ある意味分かりやすく瑞樹の魅力が描かれてる、とも思うので
これで雰囲気を掴むのもアリかもしれないですね
何よりも、最後の猛視点でのおまけが・・・最高でした
正直お世話になれるレベルです
本当にありがとうございました
そして杉戸大先生渾身のイラストありがとうございました(超笑顔)
7巻と両方同時に買うと、それぞれの応募券を併せて瑞樹の抱き枕プレゼントにも応募出来るんで、
同志の方は是非是非一緒にファイティングしましょう
っていうか実際に売ってくれたら速攻買うのになー(笑
ヤンジャンのプレミアム云々やってますけど、もっとボクガ関連のグッズも欲しいぜ!って事で最後はおねだりで締めたいと思います(切実)
それと7巻の感想も書いてるのでよろしくお願いします。藤原さん可愛いよ藤原さん。