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忍び寄る不穏 透明人間の骨 第六話「極北の食卓」 感想(ジャンプ+)

2017-10-31 | 荻野純












今週は二人の「友人」にまつわる話でした
栞先輩とご飯を食べ、伽奈ちゃんとも仲良くなりつつある・・・
ある意味花の目的はさり気なく達成の方向に進んでいる。。とは言える
普通の家庭、
普通の距離感、
普通の友人関係・・・
どれも「今までの」花には無かったもので、
これからの花の人生を考えるとどれもこれも“必要なもの”であったのは間違いないでしょう
それはきっと後々の展開、主にクライマックスに続く為の大切な過程なんだと思う。

確かに栞先輩みたいなタイプの人間はいる。
自分の全部を見透かしたように話すような他人。
だけど、それは花がある種分かりやすい人間であるから、だとも思う
キラッキラに輝く太陽が伽奈だとしたら、
花は名前とは裏腹に影を歩く存在でしかない
そんな気持ちを察して色々と理解してくれる栞先輩の「優しさ」が身に染みた今週分でもありました。

例えば、
花が犯した事は単純な「事実」でしかなくて、
「事実」だけで他人を決めつけるのは容易だけどある種短絡的なんですよね
そうではなく、栞先輩はその人自身に真っ向から向き合って人間性を見抜く力があるんでしょう
過去は過去、今は今。そういったテーマ性なんかも感じつつ、物語は急転直下の展開になって行きました。


端的に書くと、
伽奈にストーカーがまとわりついている疑惑が浮上したんですよね
確かに明らかに可愛いし無垢そうだからそうなるのにも違和感がないんですが・・・
下着というのが実に生生しくて危ない感じですね(汗
明らかな悪意、
それを感じてしまった花。

ただ、ある意味「透明人間であること」を最大限に生かせる展開が来た。とも言えます
これによって花がすべきこと、或いは花だから出来る事が明確になっていくような、、、
そんな予感さえします
今はただただ不穏な匂いが漂ってますが、
なんとか解決に導けることを願っています
今考えれば目立つぐらい明るいのも今回の展開の為の伏線だったのかもしれないですね。多分。







あと、一人用の鍋が美味しそうだったのが良かったです(笑)。