サブカルチャーマシンガン

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さよならカナコ。/DINER 第40話「Sandra's Berry&Geisha MURCIELAGO⑭」感想(ヤングジャンプ2018年29号)

2018-06-22 | DINER
                            
                           突き付けられた銃口。









キッドの目的は、
ボンベロ達の体力を消耗させて、
最後は数の暴力で押し切ることでした。
みんな満身創痍、凌げるだけの力は無い・・・
だから、カナコが犠牲になっておもちゃになる事でみんなを助けてやる。という、
これまた悪趣味な提案をキッドがした訳ですけど、、、でも、そんな約束守る柄じゃないでしょう。
だとしたら、ボンベロがせめて自分の手で処す事を決めた。。のが、今週のハイライトでした。





正直、真に迫っているし、
カナコも受け入れたような表情をしているけれど、
最後の拳銃は何故か上向きなのが気になって・・・
演技だったんじゃないかな?って個人的には思ったんですけど、
もしこれで本当にカナコが「さよなら」だったとしても、
ある意味情緒感があって切なくて、でも、確かに“愛”のある終わりだな~って、
そんな風に思えてしまうところがまた粋というか意地悪というか(笑
絶妙な引きになっていて素晴らしかったなあ。。と思いました。

ラスト前にボンベロが笑みを浮かべてるのも気になって、
あれは演技にのってくれたカナコに対する「よくやった」の笑みだったような気もする
なんて、散々予想してるのは勿論カナコにこんなとこで逝って欲しくない気持ちが強いから、なんですが・・・
でも、やっぱ、ある意味「これで終わりだったとしても美しいかも」って演出をされてるのがニクいっすわ(笑
また、カナコの悟ったような表情が物凄く清廉としていて素敵で・・・。
次週、めちゃくちゃ気になります。
勿論、真っ先に読む予定です。







ただ、
新キャラ達との絡みももっと見たいし、
何よりキッドにいいようにされるのも悔しいっていうか、
リベンジして欲しい!って想いも相当強いので、
今回は本当に引き詐欺であってほしい・・・!という気持ちが強いですね
でも、こういうのこそ週刊漫画の醍醐味だなあ。って思ったりもする(笑
益々カナコ、ボンベロが好きになった1話でもありました。
来週、もっと好きになれますように。