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他人という鏡。/湯神くんには友達がいない 第74話「湯神くんは答えを出す」 感想(週刊少年サンデー2018年45号)

2018-10-03 | サンデー感想
                               
                               カワイイ。








確かに、
他人が居ないと「本当の自分」は見えてこないものです
例えば、他人の行動理念に触れて「俺は違う。」って思ったりするじゃないですか
でもそれって結局“他人がいたからこそ”の答えで、ある意味自分一人で出した訳じゃないですよね
そういう意味でも誰かと一緒に居たり誰かの考えに触れたりする事って重要だったりする

逆に、他人を見て、他人の行動を見て「こういう部分は自分も取り入れたいな。」って思ったり、
それって理想や憧れのように感じられて実はそう思う時点で元々自分の中にある感覚なんじゃない?って
そんな風にも思えたりするんです

湯神くんも、今回も色々な人の考えに触れて色々な人と付き合ってみて、
「自分はこんなに繋がりは要らない」「常に誰かと繋がっている装置は必要ない。」という結論を出せた訳で、
それもまた様々な他人に触れたからこそ生まれたカウンター精神・・・と言えるかもしれません
ただ、ちひろちゃんの言葉を真に受けて参考にする時点で、
湯神くんもまた少しずつ変わっているのかもしれない、、、ってちょっと思いましたね。







しかし、湯神くんも進路のお話かー。
久々に元イケメン枠(笑)財前くんが出たと思ったら、
一瞬で進路決めちゃうし、真咲くんともちょっともうしばらくは交流が無さそうな感じだし・・・
最後に認められた(?)のは中々良いな~って思いましたけども(笑
徐々に高校生活も終わりに近づいて行く寂しさを少々感じましたね
野上さんも、
かつてのちひろちゃんと同じく一人ぼっちになってしまうんだろうか・・・?という部分が気になりつつ、
ただ最も気になったのはやはり湯神くんの進路ですね。

正直、
どう転んでも納得出来そうな感じなのが逆に予想が付かなくて困りますね
ピッチャーとしての才能はあるだろうから、プロを目指すのもアリでしょうし、
趣味の落語家を本気で目指すのもありそうっちゃありそうな気がする
むしろ、まったく関係の無さそうな職種に就いちゃうのも湯神くんならアリな気はするし・・・
その上で、
ちひろとの関係性がどう変化していくのか?にも興味がありますよね

ちひろも、本当は湯神くんの事が気になってるんじゃないか、
湯神くんと離れ離れになる事も無意識的な悩みの一つなんじゃないかな?
勿論、野上さんの事も心配してるだろうけど、
本当は「このままでいいんだろうか?」という疑念が沸いてるんじゃないか・・・?とか、
今回結構読みながら余計な事も考えてしまったんですけど笑

ただ、
それもある意味個人的な願望込みの考察なんだろうな。という気はする
結局のところ、大人になってもいつも一緒にいる二人が見たいだけ・・・っていう
まあぶっちゃけカプ厨的なアレですよね笑

ちひろちゃんはなんだかんだで心の中に湯神くんの存在があるし、
湯神くんもなんだかんだで空回りしつつも一生懸命なちひろちゃんに影響を受けている。
そんな二人の“関係性の良さ”が如実に出てた話数でもあった、と思いつつ、
これから物語がどういう方向に向かっていくのか、、、が非常に気になった74話目でした。


あと、ちなみに自分も携帯電話持ってません。
持ってなくても、普通に生きて行けますよ。










最後に、扉絵が神でした(超笑顔)
ちひろちゃんのおっぱい・・・!

や、非常に爽やかで良いイラストです、ええ。ガン見してしまったほどに・・・!(欲望に素直過ぎ)。