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みんなになれない。/アクタージュ 第39話「綻び」 感想(週刊少年ジャンプ2018年48号)

2018-10-29 | アクタージュ
                              
                              七生の涙。









まあそもそも、人は所詮似てるようで違う生き物
メンタルの形も人それぞれでこの状況に気合を燃やす事の出来る人間もいれば、
動揺して涙を流してしまう人間も居る・・・ただそれだけの話ですね
誰もが誰も少年誌的な鋼鉄のメンタルではないというか、
それもまた「個々で違う」という事の表現にもなっていると思うんですよね
どうしても、巌さんへの思い入れが強すぎて感傷的な気分を捨て切れない七生、
それがもたらす演劇への綻び。。がテーマの今週でした

本当は七生も、
亀たちみたいにむしろこれを(成長する)機会と捉えて頑張りたいんでしょうけど、
そうはいっても心が今はそれを許してはくれないんでしょうね
ある意味、
巌さん好きな事をしつこく描写し続けて来たからこその説得力と言えると思いますが・・・
しかし、逆にその思い入れの強さが足を引っ張ってしまっているというのが皮肉が効いてて良いですね
果たしてこのまま立ち止まってしまうのか、それとも、一歩先に進むことが出来るのか。。
今度は七生のドラマにも注目、と言った感じで益々面白くなってて最高でした。





人が何を悲しむかも、
人が何を喜ぶかも、
決して他人に決めてもらうような事じゃないですよね
正直その判断基準は手前の中にしかないんだから、他人の勝手な寸評など「余計なお世話」でしかないと思う
巌さんはきっと、最後の最後まで“演劇バカ”で居られた事、そして、それに付き合ってくれる仲間が居た事、それだけで、
いやむしろ、それだけが彼にとっての幸福であり“良い事”だったようにも(個人的には)映ったんですよね
だから、
巌さんが最後まで幸福であったこと-
それを、
この舞台で正統後継者(?)である夜凪ちゃんが体現すること・・・
それこそが復活のカギなんじゃないかな~って何となく思ってたりもしますが、
例えこの予想が外れたとしてもきっとこの劇のキーはやっぱり景ちゃんなんだろうな~とも思う

みんなみたいに、普通には振る舞えない
みんなみたいに、悲しみを隠せない
みんなみたいに、この逆境をエネルギーに変える事が出来ない。
そんな七生の、孤独で切実な彼女だけの心理状況。
だからこそ、
巌スピリットを受け継いだ夜凪景の演技が最重要になって来るんでしょう

巌さんは此処に居なくても、
巌さんはきっと「其処」にいる。
それを体現出来れば、
自ずと状況も好転していくのでは・・・と思っています。
そうやってどんどん受け継いでいくのが影響を受けた人間の定めであり矜持ですから。











しかし今週、扉絵が凄く良かった・・・!(笑)。
景ちゃんがまず普段とは違う表情で可愛過ぎるし、
狼になった阿良也が信じられないくらいに可愛くてグッと来ました笑
吸血鬼のアキラくんも格好良いし、ミイラ男の竜吾さんも似合ってますね
フランケンの武光くんも似合ってるし、、、って、
これひょっとしなくても逆ハーレムじゃね??とおバカな事も少し考えてしまいました・・・笑
正直大好物ですけど



・・・あ、次週はまたCカラーですね!
正直次は巻頭かなあ?って思ってましたけど、まあカラーが貰えるだけでも嬉しいです♪
でも巻頭が貰えるようにまだまだ感想とアンケで援護射撃しなくては。。