サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

冷酷さの条件。/DINER 第63話「Reminiscence&Remodeling⑥」感想

2019-02-11 | DINER
                               











やはり人間、
ずっと殺伐とした感情では生きてはいけないんだと思う
どうしても「家庭を持ちたい~」とかの純真な感情が生まれてしまって、
そこに「甘さ」が必然的に生まれてしまうんでしょう
でも、
逆に言えばそれが“普通”なんですけどね
ずっと誰かとギスギスした関係や空気の中に身を置いてると流石に参って来るでしょう?
だから、ああいう殺し屋としてやっていくにはある意味人間である事を棄てなきゃいけないんでしょうね
それは、ギデオンとか限られた人種しか成れてない気もしますが・・・。

思うと、
ボンベロはカナコに「甘い」のではなく、
元々母性っちゅうかこの時のような“温もり”を求めてたのかもしれないですね
ある意味ファミリーというか、強がってますけど、四六時中ああいう殺伐とした心情でいるのは、
やはり元々ボンベロはそういう性格ではない訳ですからある種辛い部分もあったりするんでしょう
そう考えると、彼のルーツにも繋がるようで色々と面白いです。



さて、オチです。
個人的な予想だと十中八九ここでボンベロは本物の「人殺し」になるんでしょう
そのきっかけが父親殺し・・・だったりするんでしょうね
仲間は「人間」を棄てられずに死んだ、
ボンベロは・・・?というところですが、
ある意味ここでその半分以上は棄てるんだろうなあ、、、と思うと次回がとっても楽しみではあります

「母親」が一瞬だけ庇ってくれた、という優しさに触れた喜びが、
現代のボンベロの色々な意味での良い「甘さ」に繋がってるんだろうな。と思うと
以前のお話を読み返してみるのも面白いんじゃないでしょうか。
カナコを決死で助けに行ったのも、
先輩を救えなかった過去があったからなんじゃ・・・?とも少し感じました。