夜凪景が心から好きだ。
まー正直何が幸不幸かなんてよく分からないですけどね
例えば自分は30歳を過ぎても結婚もせず彼女もいない独り身で、
それだって人によっては不幸だと感じたりまたは(人から)思われたりするのかもしれない
そりゃ他人と比べればね、
周りが子育てとかに興じてるなかフラフラ生きてる訳ですから「他人とは違う」人生を歩んじゃってるのかもしれない
ただ、視点を変えれば、今まで大きな病気も怪我もなく健全に生きて来て好きな事が出来ている、という現実もある
それはそれでどこかの誰かから見れば幸福に映る可能性だってあります
一人で伸び伸びと自由に生きている、、、
というのも正直これはこれで幸せを感じる時もあるのは事実
つまり、幸不幸の本当の価値なんてその人の心の感じ方次第だと思うんですよね。
実際、
自分では「報われないなあ~」と思う時もあれば、
「恵まれてるな~」って感じる時もあったりして、
ぶっちゃけそんな単純に外的要因や客観的な見方で決められるもんじゃないと思うんですよ
本音を言えば、休日に美味しいラーメンを食ってるだけで「幸せだなあ。」って感じる自分も居ますし、
むしろ自分が幸せかどうかなんてその人の心の持ちよう次第・・・なんじゃないか?とも思う。
少なくとも、
「他人」が「勝手」に「判断」するほど、分かりやすいもんじゃないし、
はっきり言えば“余計なお世話”なんですよね。
だからこそ、
今回の夜凪ちゃんは格好良かったし、美しかった。
例えそう見られてたとしても、自分が幸福か不幸かなんて、誰にも決めさせない。
それを決めるのは、思うのは。いつだって手前自身でしかないんだ---。
という、
ある種のメッセージ性、
というかこれもまた一つの哲学性?は、
物凄く「アクタージュ」らしかったし、不穏な展開を一週で吹き飛ばす心に残る神回だったように思う
これまで様々な哲学性を盛り込んで来た本作ですけど、今週のこれは最も伝わりやすかったし
最も自然な流れだったし、最も夜凪景の「成長」を感じさせるエピソードだったように感じたんですね。
不幸をネタにして自分を切り売りしても、
所詮それは一過性であり「手前の実力」ではない
そんな話題性に頼るよりも、
ちゃんと自分が仲間と研鑽して来た“幸福”で、勝負したい・・・
という景ちゃんの女優としてのプライドがこれ以上なく伝わって来て読んでて嬉しい気分になってしまいました
ネガティブな気持ちに左右されず、ちゃんと自分ならではのポジティブを貫く、、、という
そういうスタンスを垣間見せた~という意味合いでも大きい話数でした
実は、
それが一番難しいことだったりしますから。
人は誰だって可哀想がられたい生き物ですからね。
だから、「それ」に頼らない夜凪景は美しい。
やはり、今のジャンプで一番大好きな主人公は景ちゃんみたいです。
そんな風に素直に思えたのが何よりもいちファンとして凄く嬉しかったです・・・!
しかし、今週はコメディとしても面白かったですね・・・笑
大金を目の前にして崩れちゃう夜凪ちゃんとか、
「今はまだ」っていう阿良也とか、
自分をオシャレだと思ってる夜凪ちゃんとか、
ドッキリ(嘘)されて放心状態の夜凪ちゃんとか。。笑
兎角、初期のコメディ要素が久々に?堪能出来て、
その意味でも読んでて楽しかったし、(今は)サッと撃退して見せた爽快感がまた素晴らしかった。
それに、
やっぱり画像でもあげた墨字さんと景のやりとりが何より大好きです
あのセリフとあのシーンは、今の自分が心から欲していたものでした。
自分が幸せかどうかくらい、お前が決めろ・・・
それに対する夜凪ちゃんの答えも含めて非常にグッとくる、完成された話数だったように思います。
次週からの学園編?もまた、楽しみです!!
日常生活で得るものも結構有りそうだな、って思ってたり。