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自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

今最もクレイジーなラブコメ。/水女神は今日も恋をするか? 10話感想(週刊少年サンデー2019年13号)

2019-02-27 | 水女神&幼ラブ(三簾真也)
                              
                          何を出すんですかねェ・・・(意味深)。












やはり、純粋に面白いと思う。
俗的な言い方をすれば、ある種愛液のメタファー・・・的なところがあって、
確実に少年誌の枠をちょっと飛び越えてるエロシティズムを追求してると思うんですが、
逆に言えばそれが突き抜けててコメディ的に笑えたりするのがイイですね
ちょっとエロスを感じさせつつ、ギャグにもなっていて、ピュアでもある。。

っていう、ギミックのバランス感覚に長けているのが凄く秀逸だと感じますね
何より、紅潮した顔で「優しさ」を求めるアクレア様が物凄く可愛い・・・!っていう笑




アシャもイケメンだ・・・!




にしても、みんなに「優しくしろ」と詰めかけられてる様は実にシュールでした
それなりに優しくしてるのに・・・笑
けど、
何て言うんでしょうね、
アシャはこういう風に“自然に”優しさが出てくるのが良いトコなんでしょうね
そんなアシャの言葉に素直に嬉しそうにするアクレアさんがまた可愛過ぎる・・・!
元々読切の時から美少女を描くのが上手かったんですけど、それに輪を掛けて上手くなってる気がして、
個人的にはその純朴な雰囲気含めて今週目に留まったワンシーンでもありました。


ただ、
今回はアクレア様の「夢」が語られた話数でもあったんですよね
今までは国民の為に、水が枯渇した暮らしの為に・・・っていう、
切実ではありますけど、ある意味ダークでもある背景だったとも思うんですよ
それをただみんなの暮らしを支えるだけじゃなく、
川が流れ草花が茂る美しい世界を取り戻したい・・・!
と、
ある種“夢溢れる”目的「も」提示したのは正直巧かったと思います
結構、今まではアクレアの「苦しみ」も描かれてただけに、
笑顔で夢を語り、それをアシャが認める様を描写出来たのは会心の内容だったんじゃないでしょうか?
読者としても漠然ではなく凄い具体的なゴールラインが設置されて素直にワクワク出来ました。

それに、純真な瞳で夢を語るアクレア様は兎角凛々しくて素敵でした。。







そんで、「雨」ですよ。。
その前の「好き!」も凄かったんですが、
まさかの応用・・・!っていう(笑
正直、これも読んでて純粋に巧いな~って感じてしまいましたね
個人的には応用の応用で雪とかひょうとか霧とかもアリなんじゃ?って思いましたけど笑
嬉しさが溢れすぎてリアルアメフラシになってしまう、っていうオチは正直面白かったしときめきました
やってることはぶっちゃけ常軌を逸していてクレイジーだと感じるんですけど、
それがちゃんと物語性にも繋がってる新人離れした巧さにとにかく惹かれます
早々に一番手の掲載順でCカラー貰ってる事からも人気は結構あるんじゃないでしょうか
個人的に感想とアンケで引き続き援護射撃して行きたいですね・・・!

にしても、
アクレア様、
意識高くて健気で、
純朴で乙女なだけでも最高なのに、
さりげに大きな胸とか色気のある衣装などで
女性的な魅力も半端ないですね・・・!正直、こんなに好きになるとは思わなかった
ピュアで高尚でセクシー、、、って最強だろっ!!って思いつつ、
これからの二人が創り出す「新世界」にも期待しています















にしても、
毎週ときめき要素多すぎる(笑
なんか色々理屈めいて記述してますけど、
なんだかんだ一番書きたいのはこの漫画が好き!ってことです
正直もっともっといろんなエピソード早く読みたいですね。





ぬら孫椎橋寛の新連載「神緒ゆいは髪を結い」に対する期待と考察

2019-02-27 | 漫画特集






次々週のジャンプから「ぬらりひょんの孫」でお馴染み椎橋寛の新連載が始まるらしい。
ちなみに平成最後のジャンプの新連載になるみたいで、
まあ空いてる作家の中では相応しい方・・・だとは思うんで納得の人選ではあります。




で、予告カットがこれ。



どっちもイイ・・・!






正直、このカットとこのタイトルだけではどういう漫画なのかがよく分からない
次週の無刀ブラックの人の新連載はバトル漫画なんだろうな~ってなんとなく察せるんですけど、
神緒ゆいという女の子が髪を結う・・・「なんじゃそりゃ!?」というのが第一印象でした。
でもその分、どういう漫画なのかが予想が付かなくてワクワクしています。

思えば、1年前の読切は思いっ切り「ぬら孫」路線でした
作者が得意とするであろう和風バトルで連載を狙ってたんでしょうけど、
あれはあれで個人的には面白くてアリだったんですよね
ただ、
ジャンプのヒット作家が昔続いた漫画と同じ方向性で再起を賭けようとすると高確率で躓くんですよね
(梅澤春人、西義之、かずはじめ、つの丸、その他諸々)
もしくは、2作連続で似たようなの書いて失敗したり、
そういうのもあって辞めたんじゃないかなー、って思ってますけど・・・実際どうなんでしょうね。


この「神緒ゆいは髪を結い」は読切すら発表されていない完全新作で、
そういう意味ではかなり勝負を懸けてるんじゃないかと思う
狙いは、ズバリ“女の子”
ぬら孫でも印象的なキャラを思い浮かべるとつらら、カナ、ゆら、狐、、、とやたら女の子人気が高かった印象なんですよね
恐らく、年齢とかポジション的にラストチャンスかもしれないんで、
自身の一番自信のあるヒロイン力で勝負したんじゃないでしょうか?
これもまた個人的に勝手に想像してる事ですが。。

しかも、
予告カットの時点で無茶苦茶可愛い。
流石ヒロインに定評のある作者だけあってキャラデザの時点で魅せられる
おまけに、どっちも(っていうか別人なのかも分かりませんが)巨乳だ・・・!
という事で初っ端から、というか始まる前から凄く自分好みな匂いを感じてしまいました

このタイトルだと十中八九女主人公だと思うんですが、
それもまた楽しみっていうか、
本気で新境地開拓するつもりなのかな~って想像すると早くも読みたい気持ちでいっぱいです。





ただ、一つジャンプのジンクスとしてあるのは、
ヒット作家の最後のジャンプ連載作品って女主人公に走ったものが多いんですよね
ざっと挙げると、

北条司「RASH!!」
佐藤正「ミリンダファイト」
えんどコイチ「不可思議堂奇譚」
徳弘正也「wrestling with もも子」
小谷憲一「ウルフにKISS」など・・・

あと、最後じゃないけどにわのまことの「BOMBER GIRL」も11週で終わってますね。


これら殆ど新境地的な作品だったと思うんですけど、
個人的には過去作の焼き直し感を払拭する為にヒロインものに励んだと思うんですよ
まあデビュー作がそもそも女主人公の作家も居るんでその辺はガバガバなんですけど・・・笑
兎角、最後のジャンプ連載が女主人公/ヒロインものの漫画家は昔から居て、
今回の新連載予告を見てふっとそんな事を思ったんです。

そうでなくとも、
ジャンプで女主人公ものは躓きやすい。
変幻戦忍アスカ、ねこわっぱ、スピンちゃん、レディジャスティス、シャドウレイディ、メタルK、
恋するエジソン、その他もろもろ・・・正直ヒットした作品の方が少ないと思う。

そう考えると、
ジャンプの歴史的にこの漫画がどういう風に育っていくのかは気になります
法則に当てはまってしまうのか、
それとも貴重な成功例になるのか。。
ま、
まだ内容すらよく分からない訳ですから、
ここであーだこーだ言ってるのも不毛な事なのかもしれませんけど(笑
 でも、そういう悔しい歴史がある分、椎橋寛さんには頑張って欲しい・・・のが本音ではあります。




追い風になるのは、
最近ジャンプで女主人公の漫画が普通に受け入れられている、という事ですかね
言うまでもなく「約束のネバーランド」と「アクタージュ」の2作品です
しかも、受け入れられ具合も半端ではなかったりするので、
ようやくその辺フリーな空気になって来た・・・?って思うと、
むしろ得策だったりするのかもしれませんね
取り敢えず、色々と注目
今週の予告では本当にカットとタイトルしかないんで、まずは次週の予告が楽しみです

正直、ぬら孫のつららとかが大好きだったので、
椎橋寛さんのヒロインもの・・・!?(っぽい)ってだけで期待しちゃいますし、
何より予告カットの女の子が本当に可愛くて、尚且つ巨乳なのが良いんですよね(2回目)
タイトルの未知数さ/意味不明さも含めてこんなにワクワクして新連載を待つのも久々かもしんない。
それこそゆらぎ荘以来かもなー。早く神緒ゆいちゃんに会いたいですね!(期待しすぎ笑)。