サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

椎橋流エロコメのススメ。/神緒ゆいは髪を結い 第10話「激闘!!駅前大戦」 感想(週刊少年ジャンプ2019年25号)

2019-05-21 | 神緒ゆいは髪を結い
エビちゃん可愛い。







先週まではめっちゃ掲載順が良かったのに、
今週一気に下がってしまって実直に言って不安ですね
恐らく、バトル編のアンケが反映されてるんだと思いますが・・・
正直今かなり面白く感じてるだけにもったいないなあ。と素直に感じます
今のジャンプでここまで気楽にニヤニヤしながら楽しめる漫画も早々ないですよ

まあとはいえ、ストーリー漫画ではないので今後の展開次第では十分巻き返せると思う
下が淘汰された影響で下がった部分もあるでしょうし、、、今期の新連載陣に勝てるかどうか、ですね
でも個人的にはこの漫画めっちゃ好きなんだよなあ。どうにかして生き残ってくれないでしょうか
ちゃんとサービスするようになってからの評判は結構良好なものを感じてるので、
今が一番のふんばりどころでしょうなあ。せめてCカラーは欲しいですね。








で、今週も眼福でした(笑顔)
なんでしょう、
自分下らない事を全力でやってる漫画が昔から好きなので・・・
そういう意味ではいきなり神緒ゆいの知識クイズ開いてイキってるスケバン、って時点で色々面白かったです
っていうか、正直以前の椎橋さんだったらこの辺で安直にバトらせてた気がするんですよね
それが、シリアスもバトルも一切抜きで、
とことんおバカを貫き通す・・・という時点である種の「進化」というか、
きちんとコメディに振り切るぞ!って気概を感じられていいんですよね

昔ヒット作品を生み出した漫画家ほど、
後の作品でその幻影を追ってしまうのが常の中で、
ここまで割り切って新ジャンルに挑戦している根性は是非評価されて欲しいです。







しかし、
一方でそういうラブコメっぽさを保ちつつ、
スケバン×百合、っていう独特過ぎる方向性に向かってるのも感じました
ある意味個性って意味合いではぶっちぎってますが、それがどう(人気的に)転ぶのかは未知数ですね(笑
しかし、そういう中でもスリーサイズネタできっちりニヤニヤを演出して来たり、
瞳術ネタで狂気を感じさせつつ露骨にエロに走って来たり、
ある意味今までの椎橋漫画とは全く違うエッセンスが新鮮で眼福で非常に楽しかったりもしました
というか、エビちゃんも含めてみんな反応が各々オリジナリティがあってキャラの相様に触れてるだけでも面白かったです
キャラの魅力だったり漫画の方向性がハッキリして来た事で人気が復調すればいいのですが、どうでしょうね







最後はツイスターゲームネタで締め
思いっ切り百合な上に鍵斗の身体も捻じれていて(笑
とてもカオスで面白かったと思う
それでいて黒ゆいがセクシーでもあったし・・・笑
19ページの中にネタも描き込みも満載の一話でしたが、
それまでの作品とは違って逆にその雑多な感じが隅々まで楽しめる漫画になってる気がする
エビちゃんの反応も鍵斗のウブな反応も面白かったんですが、餓羅紗さんのエッチな表情も良かったです笑
兎角、振り切った内容にしよう!っていう美意識が感じられたのとバトルに逃げなかったのが秀逸でした
しばらくは新連載陣が優遇されると思うので掲載順はあんまり奮わなさそうですが・・・
でも、そんな時こそ頑張って応援して行きたいと思う!色々怖いけど!
スケバンの二人もなんだかんだ嬉しそうだったんで良かった。




荻野純新作読切「疎遠になった友達〜元トモ〜」 感想(ジャンプ+)

2019-05-21 | 荻野純
                             






自分が応援している漫画家さんである荻野純さんの新作読切がジャンプ+に掲載された。
詳しくはツイッターでリツイートさせてもらったので、そこからのリンクを辿ってもらいたい。






で、読んだ内容は、純粋に凄く面白かった・・・!
なんでしょうね、どんどん破滅していく友人とそれを見守る主人公と、
それでも衝突もせず最後まで「友達」で居続ける不思議な関係性、、、が表現されていました
ルームシェアはルームシェアでしかなくて、あくまで他人同士。。という現実が描かれていて、
そういう淡々としつつどこか物悲しいエピソードを描くには「透明人間の骨」を経た荻野さんは適役だったように思う。

ただ、久々に新作読切が発表されて感じたことは、
荻野純さんの絵柄/作風/演出には確固たるオリジナリティ・・・があり、
一応原作付き?というか事実の漫画化という形ではあったんですけど、
正直どこからどこを切っても荻野さんの漫画だ!って印象だったんですよね(笑
これはファンの贔屓目かもしれませんが、
もっと売れて欲しい。。というか、
評価されるべきなのでは?ってちょっと思いました
今、ああいう良い意味でクールで叙情的な漫画描いてる人少ないと思うんで、
そういう意味でも荻野純さんの漫画の良さ、面白さ、個性を知って頂く・・・というアピールにもなる新作なんじゃないかと。


恐らく、
何故ここまで面白い。。と思ったかと言うと、
心情をセリフで語らない手法が自分に合ってるからだと思う。
台詞も、モノローグも使わず、表情一つで登場人物の心境を表現してみせる・・・という気概を感じる
それが粋ですし、確かな読み応え及び荻野純漫画の個性として際立ってるように思いました
無料でサクサク読めるので、是非是非読んで「何か」を感じて欲しいです。

また、
オチが面白いんですよね
余韻っちゅうか、
人によって捉え方が違って来そうな演出になっていて、
その物悲しいテイストが正に自分好みで読んでいて非常に良かったです
荻野純さんのファンが読んでもそうじゃない人が読んでも楽しめる漫画だと思う
なんというか・・・有り体ですが、人生って切ないですよね(しみじみ)。








ところで、
最近荻野純さんのツイッターで「互いのガーディアン」っぽい絵がUPされてるのが気になります
いよいよ本格的に新連載も来るのでしょうか・・・?
新連載の折には、また是非全話感想書きたいです
そろそろ吉報が届きます様に!