「大勢」や「徒党」に紛れれば紛れるほど“違う”って感情だったり“俺じゃねえ”っていう居心地の悪さを感じて
逆に孤独感に溺れてしまうのは何なのかな・・・ってずっと考えています。生涯のテーマかもしれません。
■三匹と子豚ちゃん/暫時
ここまでぽちゃってると逆にアリですね・・・
っていうか俺自身がアンチスレンダーなトコロがあるので
程度を見極めて程ほどにぽちゃってくれると嬉しいですよね、、、
と、この話を読んでいて思いました。そりゃ君らの中の「男の子」も燃えるでしょうよ、っていう(笑
■夢想作家ぼんじり先生/みちきんぐ
みちきんぐさんの新たな側面を感じれるシリーズ
なんかね・・・こういう事書くのも(作家側にとっては)不本意かも?しれないですけど
みちきんぐさんのこういう方向性、かなり似合ってる気がしますよ(笑
そこはかとなく感じるペーソスに、
女性のだらしない部分も官能的に描く、、、っていう
そういうのを描くのがこれほど上手いとはなあ・・・って印象で
若干生々しいテイストを感じつつも(笑 そこそこ快楽天で描き始めて次に出す新境地としては大成功なんじゃないでしょうか
こういうテイストの作品をもっと読みたいなあ。と思いつつ、個人的には快楽天で出してる作品群のが個性的で面白いんじゃないか、とかも感じたり。
しかし、前回ぼんじり先生まさかの処女のまま物語を終えるという成年漫画にあるまじきオチで可哀想でしたから(笑
ようやく本懐を遂げて、大好きな彼と一つになれた瞬間は何だか感動的でしたし、何となく「良かったね!」って想いも吹き出し、
尚且つそんな一度処女のまま終わったキャラが貫通、っていう興奮の度量もまた凄くてですね
まあ万人に受ける方法論かは分かりませんけど、ある種「これはこれでアリ」なんじゃないか、
エポック・メイキング的発想なのではないか?って個人的には思いました
それに、ぼんじり先生自体人気ありそうなキャラですしね笑
大きなおっぱいに、
まるで子供のような感情表現
以前の回含めてすっごく満足出来たシリーズに仕上がったと思います。
■バスト is ベスト/宵野コタロー
今の世の中、
カッコつけてるのかどうなのかは分かりませんけど
堂々と「おっぱいが好きです」って言う男が少なくなりましたよね
そんで、ちょっと通ぶった箇所をフェチだとか言って挙げますけど、
そんな中、敢えて俺は「おっぱいと尻が好きです。」って声高に言いたいね
言ったトコロで何?って聞かれたら何も答えられないですけどね笑
でもまあ、そんなトコで通ぶっててもしょうがねえだろ!素直になれよ!とは思います
そんなのはそれぞれの自由である事を知りながらも(笑
相変わらず宵野さんの女体表現は素晴らしいですね
ただ大きいだけじゃなく、柔らか味もきっちり表現されてるトコロにロマンを感じます
タイトルはあくまでおっぱいですけど、実はケツの良さも味わえる官能に特化した秀作。
■うちとけるよるに/こっぽり生ビール
読者コーナーでPNを作品名に間違えられてて思わず笑った
まあでも、正直初めて見た時はなんちゅうPNだよ・・・って思いましたからね
信じろ/ハードボイルドよし子の両名デビューの時以来の衝撃でしたね
で、中身なんですが
これまた(性的欲求に)素直になれない男と
逆に求めてくれるのを待っている女・・・っていう
ツボ過ぎるテーマ、かつ雰囲気作りも相当に上手くて
完全に魅せられてしまいましたね
また、ヒロインの柚子が本気で“オトコ”を求めている“オンナ”の表情だったのも素晴らしいですね
しかも、下世話なモノローグとかで魅せるんじゃなく、あくまで表情と演出だけで押し通す徹底っぷりもまた秀逸
服の上からの女体のエロさや、独特の演出等既に抜きんでいる「何か」を感じさせる作品であり
これまた注目のニューカマー、、、って気がしました(個人的に)。
溜めて溜めて、溜めて溜めてまだまだ溜めてたからこそ
ようやく一つになれた喜び・・・
その作劇の丁寧さと表情により魅せる手法等ポテンシャルも感じられる一作でした。推し。
■幼馴染の告白×2/Beなんとか
Beなんとかさんも個人的に打率高いんだよなあ・・・
散々ジラす作劇の堪らなさに、
「二人とも幸せにする」という展開のオイシさ
アブノーマルな仕掛けの数々を含めて正しく興奮出来る仕上がりで
きっちりとお世話になってしまいました
それにしても、この方のヒロインは毎回ストレンジネスが凄い事になってますね笑
同時告白だとか、あそこ勃たせ対決だとか、そして挙句の果てには挿入で決めろ、とか
やってる事がいちいち破廉恥且つ常識破り且つ、変態ちっくなんですけど(笑
それでもどことなく「可愛さ」を感じるのは
絵柄というか作風なのかな、、、とも
個人的に思えた一作でした
主人公のよく分からない感じのキャラも良かったです笑
あと、挿れられた時の表情が毎度毎度素晴らしい!
■ぶれいくたいむ/mogg
実は一番最初にお世話になったのがこれ
この姉ちゃんエロ過ぎんだろ・・・と思いつつ
一度済ました後の無防備さを見てたら、
そりゃそうなるわなあ。って思えて
それが兎角素晴らしかったですね
なんかもうセックスアピールの塊のようなヒロインで、
2冊目の単行本は益々直情的にお世話になれる作品に仕上がりそうな予感がします(笑顔)
久々にグラマラスヒロインでその点も良かった。
ちなみに、単行本のタイトルは俺も大好きな「ガールズトーク」!・・・って事で
あの作品のファンとしては表紙等のアートワークもまた楽しみです
これもまた、大切な一冊になりそうな気がします。
■面接のABC/駿河クロイツ
男女の関係の進展を、
面接というフィルターに通して表現した意欲作・・・でしたね笑
正直あまりのバカバカしさに最初読んだ時大笑いしてしまったんですけど(笑
良い具合に快楽天ナイズドされてんなあ。と思いつつ、
でも最終的にはラブラブなのがとても良かった。
それに、
麻里ちゃんのちょっとオドオドしたキャラとか、自分好みッスね笑
髪がボサボサ?気味なのもそれはそれでイイっていう。
ちょっとへタレなトコロも可愛いです
なんか新婚生活でも敦に怒られそうですが笑
そんな妄想のし甲斐があるのも素敵ですね。
■やくそく/ハードボイルドよし子
最後まで「何があったのか」を聞かないし、
読者にも「何があったのか」を何一つ明かさない
だけど、その演出はその演出である種の“粋”を感じられて良かったです
ちょっと懐古的な意見かもしれないですけど、最近の作品は説明し過ぎなんですよね・・・
説明し過ぎどころか、説明自体が目的になっちゃってるような作品も散見されますから
このくらい読者の想像に委ねてくれると嬉しいなあ、って気持ちがあります
それもまた読者を信用してなければ出来ない作劇ですから
読者を決してみくびらないハードボイルドよし子さんの誠実さに満ちていた新境地でした。
絵柄も作風も大人でしたね。
しかし、表紙は一瞬「誰??」って思ってしまいましたね(笑
ちょっとぼっしいさんにしては目が細いですし、でもこういうのもこういうので新鮮と言えば新鮮でした。
来月号は藤丸さんが初表紙、という事で・・・大好きなきいさんも登場、って事で期待大です。
あと、成年漫画に関しては単行本の感想が中々書けてないので、
その辺も時間を見つけて改善して行きたいですよ
やっぱり、そういうのは自覚して変えていかないと、、、って心境です
そんな訳で今年も快楽天の感想もよろしくお願いします!
単発でも書いてるのでヨロシクです
友人同士の一夜 ニイマルユウ「曖昧性愛」 感想
炎天下の情事、思春期の衝動・・・きい「イレギュラー」 感想
どちらも想いを込めて書いたのでよろしければ是非是非。