涼くん可愛い。
ずっと前から好きだったんですが、
敢えてこのタイミングで言及しますとニイマルユウさんの漫画が大好きです
ちょっとサバサバしてたり恥ずかしがり屋だったりするけれど、意外と責められるのに弱くて
最中によく感じちゃってる描写が個人的には堪らない・・・と言いますか
端的に書くと凄く官能的で素晴らしいんですよね(笑
尚且つ、ストーリーにも深みがあって
どことなく漂う儚さなんかも往々にして感じられたりして
それ即ちニイマルユウさんの描く女性キャラが兎角魅力的である。って事でもあるんですけど。
この作品に於けるヒロイン、、、である“涼くん”は、その呼ばれ方で分かる通り全然女の子女の子してない感じのヒロインなんですよね
ちょっと中性的で、カッコよくて、どちらかというと同性から支持されそうなタイプの女の子ではある
でも、そんな彼女がふと見せる女の子らしい表情や恥ずかしがってる表情が本当に可愛くて
尚且つ、パッと見の印象からは想像もつかないほどの肉感の堪らなさ、
そして着痩せしまくっているボディもまた恍惚的で
何度もお世話になってしまうクオリティで(笑
20秒あればイケる
また、友人関係から身体を重ねる・・・といったシチュのたまらなさや
そこから本気になりそうなテンションもまたツボで
その辺りの(作中に於ける)距離感の演出もまた秀逸でニイマルユウさんにしか出せないテイストを醸し出せてるなあ、、、と感じます
冒頭の会話劇だけでも既に面白いっていうある種の生々しさにも満ちている作風で
そういった作品としてのセンスだったり作中観のはっきりとした方向性もまた印象に残る最新作に仕上がっています
本作は快楽天2016年2月号の掲載作品ですが、名刺代わりにも成り得る作品だとも思うので個人的に今イチ推ししておきますね。
こんだけやっておきながら、
「友人だから」という理由でキスは拒む設定の細やかさや
そこから彼氏に嫉妬して攻めが激しくなる雪くんの感情など、
乱れるおっぱいの描写と相俟って正しくお世話になれるクオリティに仕上がっております
中性的でありながら、カラダはしっかりオンナな事を証明している肉感描写の数々も堪らない仕上がりで
最中を終えてから、だらしなく無防備に乱れたままで眠ろうとするだらしなさ含めてツボな出来栄えになってましたね
これぞ友人関係ならではの遠慮の無さ・・・!と思いつつ、そういうズボらさにもグッと来るのも個人的な趣向なので(笑
その辺りの雰囲気もなんだか良かったですね。なんか、「こういうのはこういうのでイイなあ。」って思える感じが素晴らしい。
この感想もまた“曖昧”な感想かもしれないですけどね笑 でも、曖昧なのもそれはそれで素敵ですよね。
放尿中の彼女(笑顔)
最後は、彼氏ともやっている、というアブノーマルな放尿プレイで締め
この、なんだかんだ身体だけの一夜、、、と思わせといてちゃっかり彼氏と同じ事をしようとする
雪くんのあさましい感じの欲望・・・は、嫌いじゃないですね(笑 ちょっと恥ずかしそうな涼くんの表情がまた堪らない。
途中で失敗しちゃったりするリアルな感じとか、それで益々涼くんが紅潮して恥ずかしがってる感じとか、見事な締め方だなあ、、、と思いつつ
最後の「割り切り過ぎている」涼くんのナチュラルさにもちょびっと切なくなったり、だからこその可愛さを感じてしまったりもする
そういう趣ある作品で、間違いなくニイマルユウさんの個性が滲み出ている一作になっているかと
こういう空気感を描かせれば今現在の快楽天に於いてはトップクラスだとも思うので、これからも期待です
今年中には(多分)単行本が出そうかな・・・?とも思うのでその意味合いでも注目ですね
出来れば過去作もまた掘り下げたい。きいセンセと共に、、、ね。
あと、ニイマルユウさんの絵柄も凄く好き、というか
目の描き方などに特徴があって一目で分かる感じも好みです
このクラスの新人作家が次々と出て来るんだから快楽天はそりゃトップを走り続ける訳ですわ
そんな事も感じますね。取り敢えず、いつかこの話の続きも読んでみたいです(笑
本気になった二人も見てみたいなあ。とか、思いつつ。