コガラシきゅん可愛い。
ゆらぎ荘は(現時点で)ジャンプのラブコメ代表みたいになってますが、
その大きな要因としてコガラシが普通に格好良い、(女の子たちと)釣り合ってるように見える、っていうのが大きいと思う
まるで格ゲーの主人公みたいな硬派なルックスにあの粋な性格と「惚れててもおかしくない男」を
ごくごく自然に作れているセンスこそ(実は)最も凄いんじゃないですかね、と感じます
でも、ルックスも格好良いけど、「今風ではない」のも事実なんで
ある種嫉妬ではなく憧憬のようなフィルターを通して彼を見れるのも正直大きいと思います
イケメンはイケメンでも少女漫画みたいなものじゃなく、ちゃんと少年漫画のイケメンなんですよ
そういう、、、キャラデザの妙、みたいな部分も安定した人気に繋がってるんじゃないでしょうか
ま、とはいえ、アンケ投函はまだまだ欠かせない訳なんですけど(笑
「人間は中身」とはいうものの、
たまにそれが自分を磨くことを放棄して単なる免罪符として使ってるんじゃないか、って感じる事も多々あります
逆に言えば、中身の人間性自体が見た目に現れるんじゃないのかな。とも思ったりします
コガラシのシュッとしていて、チャラチャラした部分がなく、さっぱりしている
尚且つ純粋に格好良いと思える「見た目」は彼の誠実な性格がよく反映されたものにもなっていて
だからこそ、そんな硬派だが粋な彼が真正面から紅潮したカットにはときめいてしまいました
「あのコガラシさんが、紅潮・・・?!」的な良さがあるというか、
ある種コガラシに憧憬のような感情を抱いてるからこそ、そんな風に思える
そう考えるとゆらぎ荘は王道のHラブコメのようでいて、実はかなりの「発明」を垣間見せている作品とも言えると思う
少なくとも今の少年誌のラブコメに於いてコガラシのようなタイプの男キャラは正直見当たらないし、
バレンタインでチョコ戦争やられても違和感がないキャラ~って考えると相当凄いと感じるんですよ
とはいえ、個人的には別にすべての作劇に納得がしたい、という訳ではないです
全部に納得だったり理屈を求めると表現がどんどん窮屈なものになっていってしまい、
偶発的なロマンが生まれにくくなってしまいます
だから、
(他と比べて)コガラシは凄い、とか言いたいわけじゃなく、
「こういう方法論を編み出したミウラさんは凄い。これも一つの新しいやり方じゃん。」って言いたいだけなんですよね
ここに来て少年誌のラブコメの男性像を更にアップデートさせた存在・・・それがコガラシだとは断言出来る。
だから、雲雀がこんな風にストレートにコガラシにドキッとして、
恋愛という沼の中でハラハラドキドキしている相様に関しても素直に感情移入が出来ちゃうんですよね
すごく純粋で、努力家で、健気で、それでいて(くノ一という設定を除けば)等身大の女の子じゃん。。って
ごくごく自然に思えるセンスが今週素晴らしかったと思います
本当に好きだからこそ、真剣に考える。
本当に好きだからこそ、「自力で」頑張る。
本当に好きだからこそ、必死で伝え方を模索する・・・
今週の雲雀の行動の隅々からコガラシへの想いが直に伝わって来て
ニヤリとすると共に、グッと来る気持ちもかなりあったりと
ラブコメとしては実に一級品の作劇になっていると思う
ただ渡す、
ただ頑張る。のではなく、
色々ある方法から考え抜いて選んだり、
最終的な部分は全部自分の力でやりぬくという意思
その結果「良い雰囲気」を生み出せた・・・と考えると
その後すぐムードが台無しになってしまったとはいえ(笑)、
コガラシの紅潮まで消える訳じゃないから、ある種尊い光景だな~とも思いました
別にこれで雲雀がリードとかそんな事はないと思うんですけど、一瞬でもそうやって期待を抱ける
そういうしっかりと夢見させてくれるセンスが抜け目がなくて実に最高だな・・・と
そんな風に個人的には思いました。なんか「この子も報われて欲しいよねー」って素直に感じれるのが絶妙なんですよ笑
コガラシが誠実である事は誰もが認めるところでしょうけど、
コガラシだけではなく他のキャラも誠実だと思えるところがまた素晴らしくて、
尚且つメッセージ性がない漫画の様で実はメッセージ性だらけの漫画な所もまた個人的には大好きな部分です
上のコマ、たった1コマで雲雀の“本気”が伝わって来る非常にテクニカルな演出になってると思ったんですけど、
それと同時に、いい加減に選んだものや適当にみつくろったものなんて、それは結局そこまでのもの。
という事実を端的に読者に伝えてくれているような気が自分的にはしました
本当に誰かに認められたり評価されるには、
「適当さ」が垣間見えちゃいけないんですよね
そうじゃなくて、
ちゃんと「誠実であること」を見せなきゃいけない
そういう立ち振る舞いの部分も重要になって来ると思うんです
そういう意味では今週の雲雀と狭霧は物凄く誠実な姿を読者に見せたと思います
物事をナメたり、軽視すればするほど、「素敵な自分」から遠ざかっていくような気もするので。
それと、雲雀がそんな頑張りを陰でコソコソと行っていたのも良かったですね
努力を決して他人には見せない、あくまで、(気持ち的には)毅然と振る舞う・・・
それこそが人の正しい形だと個人的には思います
「自分頑張ってます」
「自分頑張りました」なんてのは、
はっきり言ってドヤ顔で言うようなことでもなんでもないんですよ
頑張ってるのはみんな(程度の差はあれ)同じなんだから、それをさも人に見せびらかすのは間違ってると思う
そういう意味合いであくまで努力を悟られない形で(それでもコガラシは「凝ってる」と言ってくれたけど)、
謙虚に堅実に頑張り切った雲雀の姿をいち読者として見てたからこそ、
ちょっとだけ良い雰囲気になった事が嬉しくもあったのかと、、、
個人的にはそんな風に感じました。努力なんて、他人にみせびらかすものじゃない。ドヤ顔や同情引きなんて論外なんですよ。
そういう部分が全く感じられないのもゆらぎ荘及びゆらぎ荘のメンバーが大好きな要因なのかなって感じましたね。
あと、ちゃんと狭霧の気持ちも考えてくれてる作劇も良かったです
個人的に狭霧は大好きなキャラですし、このまま相談役で終わったら悲しいので、
最後にものっそいニヤニヤしまくれる狭霧×コガラシで〆てくれたのがまた「分かってて」(笑
この先の展開にも期待したくなりましたし、いち狭霧ファンとしても最高なお話でもありました
またコガラシの照れっぷりにリアリティがあって、その点も堪らなかったですね
これ案外脈アリなんじゃ。。とドキドキしつつ、
来週は千紗希さんのターンなのでそれもまた楽しみにしています。
狭霧は、人としても気高い部分が垣間見れるから個人的に特に大好きなキャラクターなんです
それでいて恋に奥手で、自覚要素もまだまだで、でもきっちり素養はありありなトコがたまんないですね
今週の話を読んでもっと狭霧×コガラシなお話を読みたくなってしまいました
まだまだ「ゆらぎ荘」に関する興味は底が尽きません
尽きそうもないですね。
それと、今週も掲載順上位なのがとっても嬉しかったです
新連載6連弾の時は本気で、ガチで心配してたんですが、結果的にはしっかりと上位キープしてくれてます
だけど、そうやって油断してるとまた不安になるので(笑)投函はきっちりと、一週も欠かさず続けていくつもりです。
今の週刊少年誌のラブコメ作品の中でもトップクラスのクオリティだと思ってるので、頑張って欲しいですね
頑張って欲しいというか、健闘を願う、っていうか。
バレンタインは前から楽しみだったのでうれしいです。今回は誅魔忍の二人でしたけどよかったです。コガラシの為に一生懸命なところは恋する乙女していて可愛かったです。狭霧もよかったです。まさか前にやった秘伝の薬のリベンジがここでされるとは思いませんでしたよ。雲雀とは少し方向性が違いますけどこれもまたコガラシを想ってこそでしょうね。渡すときに「真心を込めて」と言ってましたけど、これはおそらく無意識に出たこと、やはり彼女なりに想っているのだと思います。以前の朧会に触れましたけど狭霧はこれからどうなっていくか気になります
あとコガラシの反応も確かによかったです。手作りということに意識していたりと結構年相応な反応をしていたのは新鮮でした。ハイスペックでイケメンなキャラですけどやはり男子高校生なんだなと思いました
次回は千紗希のようですね。楽しみですよ。最後は幽奈でしょうけど、せっかくなのでかるらにも登場してほしいです
>コガラシの為に一生懸命なところは恋する乙女していて可愛かったです
本当そうですね
しかも、コガラシが「そうされても違和感がない」キャラに素直に思えるトコも素晴らしかったです
雲雀の気持ちにも素直に感情移入出来たというか・・・
>これはおそらく無意識に出たこと、やはり彼女なりに想っているのだと思います。
自分もそう思います
個人的には狭霧もまたコガラシに惚れても仕方なくも感じるので、
いつか何かしらの形でその想いを描いて欲しいなあ、、、って思ってますね
例え実らなかったとしても、全力で恋した記憶は当人の中で生き続けますからね・・・。
あと恋してる狭霧は純粋に可愛いですし!
>ハイスペックでイケメンなキャラですけどやはり男子高校生なんだなと思いました
そうなんですよね
ある種人間臭い部分を演出出来てたと思います
そのレアリティに一種の尊さを感じてしまいました・・・
特に狭霧は本作でもかなりお気に入りなので、そんな彼女にドキッとしてくれてるのが嬉しかったり笑
かるら様の再登場は気になります
なんだかんだ彼女が主軸だった京都編で人気が復調したのもあるので、
機会を望んでるファンも多そうですよね。自分もですけど。