真作と贋作かぁ・・・
これまた興味深いテーマ性で来ましたな。
例えば、
音楽とかでもあからさまに〇〇に影響されました~っていうのあるけど、
ただ、
その影響元を知らない人にとっては逆に後から来た方がその人にとってはオリジナルになる訳で。
そう考えると、
正直❝その人次第❞と言いますか、逆にオリジナルの方がピンと来ないというのもありますからね。
ぶっちゃけ、贋作でも何でも、ヤクさんが「素晴らしい」と感じる事の方がよっぽど重要なんですよね。
だから、恋太郎の言う通り、
「正しいよりも楽しめた人の勝ち」ってセリフは共感しますし、名言だとも個人的には想いました。
とはいえ、
ドヤ顔で好きな骨とう品を真作だと語った後に、
贋作だと発覚して紅潮するヤクさんは可愛かったですね(笑
なんか、こう・・・普段は俗に言う「大人の余裕」を醸し出してるだけに、
ちょっと弱点が垣間見れた?みたいな印象でそこも良かったです
やっぱり、
完璧な人間ってどこか退屈ですからねぇ。
ちょっとぐらいダメな部分があった方が愛嬌がある~というのもその通りだとは思いましたね。
ヤングジャンプ2023年29号より。美しい・・・。。
展開としては、
最も大事な壺を鑑定団に持って行き、
それさえもまごう事無き贋作~と認定されて落ち込むというオチだったんですが、
そこから更に続きがあって、その壺は亡くなったヤクさんの旦那さんが手作りで贈ったものだった~
そして、
普段中々言えなかった感謝の想いが裏底に掘ってあった。という
正に本物よりも大切な壺になった。
そんな、
ビューティフルストーリーを魅せてくれました
でも確かに、
これだけは真作であった!というオチだったとしたら、
前半で語った恋太郎の渾身のメッセージが無駄になってしまってたし、
管理人的にはこのオチで良かった。という気はしましたね
一番大事な壺は真作では無かったが、
ある意味、
真作よりも彼女にとっては素敵なものに変化した。それがすべてだと思いますし、
それを気付かせてくれた恋太郎をもっと好きになるのもごくごく自然で素晴らしかったですね。
そして、ヤクさんが男を見る目が確かなのは本当に間違いないですね!
最後の、
魅惑的な表情がまたヤクさんの艶っぽさが満ちていて読んでいて堪らなかったです
そして「くすりくすり」って笑い声の擬音がまた可愛かった笑
本当に、
ラブコメとして女が男に惚れる理由も男の子の努力もダイレクトに伝わって来て良質な回でした♬
前回が欲張りセット的なエピソードだったので久々にほぼタイマンだったのも緩急的にgoodだったと思う。
次号は25人目(!)の新彼女が出るっぽいのでこれまた期待大ですね。
でも今回のエピソード、
メッセージ的にも「本人が感じた事がすべて」っていう、
SNSで流されがち?な現代に於いては大切な事を描いていてそれも良かったと思います。
色々と自分の中で噛み砕いて深く捉えようとすれば世界も変わる好例でした。