サブカルチャーマシンガン

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eastern youth 単独公演@HEAVEN’S ROCK 熊谷 VJ-1 25.1.18

2025-01-22 | LIVE













先週の土曜日、eastern youthのライブを熊谷で観ました。










新年初のイースタンのライブ、
そして、
個人的には2025年初の埼玉県でのライブ鑑賞でした。
この時期は大体初が付くからイイですよね笑
ちなみに、
熊谷に行くのはちょうど一年半ぶりでした
熊谷自体にはこれで4回目か5回目だったんですけど、
多分間隔としては一番短かったと思います 早めにまた来れて良かった。
イースタン自体は9年ぶりの熊谷だったみたい。
 尚、
行きだけで3時間、
往復で6時間掛かった模様。
熊谷は少し行けば群馬なんでかなり遠いっす。
でもそれはそれでプチ遠征感あって楽しいですよ。ええ。












地方公演だけど、
気が付けばパンパンに入っていた
やはり2025年一発目のイースタンという事もあり、
ファンが大挙していたと思われる。
このハコは、
音響が良い意味でゴツゴツしてる感じで昔ながらのライブハウスっぽいのが良い
一曲目は管理人の大好物である「一切合切太陽みたいに輝く」から始まり。
個人的に「歩幅と太陽」ってアルバムが大好きなのもあり、新年一発目がこれ〜って時点で嬉しかった。
そして、「青い作業着が太陽みたいに輝く」の部分でいきなり胸が熱くなった
世の中のあらゆるものを音楽で照らす希望のアンセム、
最初のジャーン!と鳴らされたギターの音からして最高だった。
 どっしりと疾走するギターを支えるリズム隊の存在感も光っていた「沸点36℃」
サビに入る前の歌唱がまたグッと来る一曲
ここまでは、
定番または準定番の曲なのだが、
ここで来ました10年ぶりくらいに聴いた(!)「グッドバイ」
この曲大好きなんだけど、自分が参加するライブでは中々聴けなかったので嬉しい
またこの曲、
サビが和風全開でその侘び寂びにもやられて少し泣きそうになっていた
振り返らない男の格好良さが滲んでいる名バラッド、
過去の様々な思い出をフラッシュバックさせながら浸っていました。
 イントロからして抜群の疾走感が気持ち良い「踵鳴る」
ゴリゴリのベースと、やっぱり2回目のAメロのチャリンチャリンと鳴ってるギターは超踊れる。
最後の方の「おおお〜おおおおお〜おお〜!!」の咆哮がまた堪らない。。
からの、
歌詞に合わせて真っ赤な照明も素敵だった「赤い胃の頭ブルース」
アダルティな雰囲気とギラギラしたギターサウンドがとても刺激的でした

ここで初MC。
「(こんなに来てくれて)嬉しいと共に驚いています。」
「今まで皆さんどこに居たんですか?」
との呼びかけで笑いが起こる。
そこから、
ラスサビの絶唱にも胸が熱くなった「今日も続いてゆく」
毎回書いてるけど、現時点での最新作のこの曲を大体欠かさず演ってくれるのも嬉しいよね
俺たちは現役なんだよ!という矜持を感じられるから。
この日は、
「淡々と日常が今日も流れてゆく」ってフレーズが特に良かったですね
この部分のメロディがまたオルタナティブロックそのもので素敵でね。 
なんでもない日が延々と続いていくのも、それはそれで幸福の証なのかもしれない…とか。
 緩急付いた力強いドラミングにも魅せられた、
真っ向からのギターロック「走る自画像」
サビのキャッチーさも心地良かった
更に、
これもいつ以来!?っていう
「365歩のブルース」。
冒頭の、
「それとも全ての始発駅なんだろうか」って歌詞にハッとして、
「我々は一体何の為に涙の唄を繰り返すのか」って絶唱に胸を打たれました
聴き手の痛みを認めてくれた様な感覚・・・
サビの歌唱がまた伸びやかで聴いてて気持ち良かったですね。
更に更に!
ここで「男子畢生危機一髪」(!!)
これいつぶり!?と思って前のブログで検索とかしたら、
これももう11年くらい聴いてなかったんだね
以前は、
正直定番曲の一つだったんだけど
いつの間にか全然演奏されなくなってたイメージ
みんなこれを待ってたのかイントロの時点で歓声スゴかった
自分も、
かつてライブで聴いてた感覚で
拳を掲げて音と空間と混ざり合ってひたすら気持ち良くなっていた
この曲はシンプルにガツンと来るような破壊力がありますよね
燃えるようなギターの音色もまた素晴らしい一曲でした
なんか、
「男子畢生危機一髪さん、お久しぶりです!」みたいな、そんな感覚でしたね笑


そんな再会に喜びつつ、
アジカン後藤氏に影響を与えた事でも知られる「青すぎる空」
重厚なバンドサウンドにも唸らされつつ吉野さんのボーカルもまたキマっていた
そして、
個人的に以前野音で聴いた時にこの曲を更に大好きになった記憶がある「裸足で行かざるを得ない」
サビの「孤立無援の花」というフレーズにかなり感情移入しながら聴いていた
サビ最後の「明日の存りや無しや 知るものか 知るものか」って部分にも背中を押されながら聴いていました。
 「(インスタには)弁当食べる写真しか上げねーからな。」という宣言の後に
サビの稲妻の様なギターサウンドにも痺れた「いずこへ」
刹那的な雰囲気もまた大好きでした
 この日は珍しい曲、超久々の曲がてんこもりだったんですが、
これもまた随分久々に聴けた「徒手空拳」
動きまくりなベースサウンドに、
明るい…というか、
希望が滲んだ歌詞も素敵で聴いていてとても胸が熱くなる一曲でした
特に、力強く歌唱した「明日が呼んでいる」ってフレーズはカタルシス満点でした
なんだろう…あの演奏と歌唱と合わさるとより説得力があるというか。
 逆に、
レア曲で新鮮味を楽しめたからこそ、
いつもの鉄板曲も光っていました
「矯正視力0.六」
ライブでは結構演奏される曲。
これは、かなり良かった
Aメロの吉野さんのキラキラした三味線の様なギターフレーズに、
間奏のシューゲイザー顔負けの轟音の共演がまた芸術的で素晴らしかった。
 歌詞も、
「あんな街 こんな街さ」って言葉が地方都市の公演には合ってた気がしたし、
「何回だってやり直す」ってフレーズも聴いてて胸打たれる会心の歌唱になってました
それはキツくもあるけど、待ってたって何も変わらないのも事実ですから。
変わる/変わらないではなく、やれた/やれなかったのが大事というか。

ここでまた長めのMCタイム。
昨今話題のネット上での集団リンチに触れ、
「(世の中は)監視社会になってる」
「(今の人はなまはげみたく)悪い子いね〜が〜、いたー!匿名パーンチ!」
「人を踏みつけてまで幸せにはなれない」

俗に言うインターネット正義マン達への批判を述べていました。
忖度する訳ではなく、
自分自身も正義の名の下に抵抗出来ないであろう人らを延々とサンドバッグにするのは
自分の中ではそんなん全然正義じゃない、、、と感じていたので、
かなり頷いてしまった。
って言うか、
そんなんが日々の喜びって相当空しい人生だと思うし。
それこそ、孤立無援の花じゃないけど、ワイドショー見ての井戸端会議に参加する位だったら、
一人で好きな音楽聴いたり猫と遊んだり花見てる方が自分は幸福だなー、とか。
 そんな発言の後の「ソンゲントジユウ」は素晴らしく胸熱だった
サビはいつも以上に踊れる感覚でヘドバンもかまし、
「どう転んだって俺は俺」ってフレーズに握り拳を作ったりもした。
周りに共感しなくちゃとか八方美人であるべきとかは知らん
「俺は俺だ!」っていう。
そんな血の滲む様な決意の咆哮が格好良かった。その上で分かり合えた方がきっと幸福だ。


豪快に、けど、エモーショナルに「時計台の鐘」
「せーのっ!」で威勢よく鳴らした名曲「夜明けの歌」
この曲では歌をガッツリと支える田森さんのドラムがまた頼もしかった
「2025年もまた俺たち街の底で会おうぜ!」と気持ちいつもより明るめに発言し、
近年の代表作である「街の底」で本編はフィニッシュ。
ガツンと来る間奏の破壊力に、
アウトロのギターソロのエモーショナルさ、
何より、
必死に「生きてる」と連呼するその吉野さんのボーカルにヤラれました。
自分がどんな価値の人間であれ、今年も生き抜くんだ!という気概を貰ってライブは終了
全体的に久々に聴く曲が多くて、そんな"かつてのレギュラー達"との再会にも胸を熱くした一夜でした。
ありがとうございました!!!













1.一切合切太陽みたいに輝く
2.沸点36℃
3.グッドバイ
4.踵鳴る
5.赤い胃の頭ブルース
6.今日も続いてゆく
7.走る自画像
8.365歩のブルース
9.男子畢生危機一髪
10.青すぎる空
11.裸足で行かざるを得ない
12.いずこへ
13.徒手空拳
14.矯正視力0.六
15.ソンゲントジユウ
16.時計台の鐘
17.夜明けの歌
18.街の底

19.夏の日の午後

20.たとえばぼくが死んだら
















アンコールは、
村岡さんの「明けましておめでとうございます」にも癒されつつ、
イントロの熱情疾るギターサウンドの時点で大高揚した「夏の日の午後」から。
oi!oi!コールも巻き起こり、サビの美メロにも浸りつつ、
全力でシンガロングした「おおおおお〜おおおおおおおおお〜おお〜おおお〜
おおおお〜おおおおおおお〜!」の部分が激アツ
でした(ファンならきっと分かってくれるはず!)。
ダブルアンコールも敢行、
吉野さん時折笑顔を見せての「たとえばぼくが死んだら」を侘び寂び効かせて披露してエンドでした
 振り返るとXの公式アカウントで、
年末のツアーセトリとは曲目を変える〜って宣言も
たっぷりやる。という宣言も果たされた至福のワンマンでございました
新年一発目からこのクオリティですと、
今年もめちゃくちゃ期待しちゃいますな〜
来月の極東最前線は発表される前に既に別のチケット買ってしまっていたので、
泣く泣く行けないんですが(リーガルリリーがゲストなのに!泣)、
その分次の次の関東ライブには是非ゆきたいですね!
中学生の頃から聴いてるイースタンユース
アラフォーになってもライブ行けてる有り難みを感じつつ、今年も沢山お世話になります!!




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