I hate you
もう目を見て言えないのか
Without you
前よりイキイキしてます
Don't you
私がいない日々はいいね
****you
地獄で会いましょう
さよなら
最近、
うる星やつらのOP「アイワナムチュー」等でも好評を博しているasmiの新しい配信シングル。
「アイワナムチュー」は正直あれはあれでポップに突き抜けた名曲だと感じてますが、
本家ソロ名義のこの最新曲はもっとビターな仕上がりで・・・
ある意味彼女の素が出てるような気もしますね。
否、
素っていうか、
「こういう面もある。」っていう感じかな
たぶん。
ただ、
この楽曲は先月配信がスタートしたばかりですけど、元々ライブでは一年前から披露していて、
いちリスナーとしてはようやくリリースされた~って感じもありましたね
asmiさんの楽曲の中でも随一にハイテンポだと思われるこの曲
まだ、
未知の新曲として披露してたのに当時からライブでの盛り上がりが凄くて印象的だった記憶があります。
タイトルの通りブラックミュージック或いはクラブミュージックの流れを汲むダンスナンバー
メロディアスなサビに約3分に収まる短くサッと終わる曲構成など、
俗に言う新規にも優しいと思われる聴きやすさがあります。
しかし、
そんな入り口の広い曲調や滑らかなアレンジとは別に、
歌詞に関しては何一つ楽しさの無い苦みたっぷりのものになっていて、
そのアンバランスさがとっても素敵な一曲に仕上がっています
ブラックコーヒー.....
苦い経験。
嫌な思い出。
それらをフラッシュバックさせつつ、弱い自分を嘆く様に歌われる心情の数々は、
共感もありますし、
何より、
生きてれば「良い事」よりも「悪い事」の方が圧倒的に多いのが事実なので(笑
そういう意味では聴いてて心地良いシンパシーを生みやすい楽曲になっている、とも言える。
極めつけは、
冒頭に引用させて頂いた怒涛のフレーズの数々。
まず、
英語詞の選び方が非常に巧い
曲の歌詞によく出て来るフレーズを集めて並べるセンスにニヤッとしたし、
最後には(伏字になってるけど)「FU×K YOU」まで述べる思い切りの良さがイイですね
もっと言えば、
相当相手の事をボロクソに貶してるじゃないですか(笑
その上で、そんな自分も地獄に堕ちるよ。って示唆してるラストのフレーズにまた痺れますね
聴いていてスカッとするというか、
うん、
勢いを感じるし、
怖い事言うと楽曲の中で刺し違える覚悟すら感じる様な...
そう考えると、asmiさんの秘めたる熱情というか憎悪にまじまじと触れられる名曲だと思います
それを、めっちゃ爽やかな歌声とメロディで表現してるのに一番感銘を受けた楽曲
過去に人間関係等で苦い経験をしてればしてるほど響きそうでもある曲ですね。
最近は、
ポケモンの曲も歌ってたり、
躍進が止まらない次世代のシンガーasmi
個人的にはソロ名義のアルバムがCDで出たら良いなぁ・・・と思っています
そして、近頃はライブも精力的にやってるので今年も是非行きたいなと!