今月の4日にひかりのなかにの再始動公演に行った。
個人的に、
有観客ライブ(人を入れて行うライブ)が再開し始めた時期に、
一番最初に参加したライブがひかりのなかにの渋谷CLUB QUATTRO公演だったので、
結構思い入れありますね
あの頃は、
今よりも状況がセンシティブな印象だったから相当ドキドキしながら参加してましたね~
その時聴いた「冴えない僕らに灯火を」には本気で感動した覚えがあります。
その後、
活動休止になってたんですが、
本公演からいよいよ再始動!!って事で、
活きのイイギターロックを令和の時代に継いでる(と思う)期待のロックバンドの一つとして、
これからも激しく美しく足掻いていってくれる事を楽しみにしております。。
では、以下つらつらと。
下北沢LIVE HAUSには初めて行った。
これまで行ったライブハウスの中でもかなり狭い印象で、
その分爆音が観客に届きやすい印象もあってロックなハコだな。という感覚
ちなみに、ライブ始まる前のBGMが邦楽のポップ/ロックの良いトコ取りな印象で凄く良かったですね♬
昭和の歌謡曲とかも流れていて始まる前から楽しかったな~、と。
一曲目は、
まるで決意表明の如く「ひかり」からスタート
「信じたいものはここにある」とまるでオーディエンスとの関係性かの様な、
ライブハウスに向けての讃美歌の様な・・・
ある種のドラマ性を感じさせる始まりで力強く幕は明けた。
時折叫びながら、
若干パンクの匂いも感じさせるヤマシタさんの歌もまた良かったです
記憶が正しければ「私がやらなきゃ誰がやる!!」的な叫びもあって早速エモさを存分に感じさせてました。
メロディアスな「大丈夫」、
歪んだギターソロにもカタルシスを受けつつ、
骨太なギターサウンドが光っていた「ナイトライダー」と代表曲を惜しみなく披露していく。
疾走感溢れる「ブルーユース」に続いて、
実は個人的にライブ前によく聴いていた「オーケストラ」の披露はとても嬉しかった
この曲はメロディが美しくて好きなのと、本当はここに居たかったけど、別れを告げなければいけない。
今年になって自分自身そういう経験が私生活で...あったので。そうですね、
余計に沁みた感覚はありましたね
どうしても、どうにもならない状況って世の中には茶飯事ですから、
そういう意味だと物凄いシンパシーを感じる曲だとも思った。
だから、この日聴けて有り難かったんです。
一転して、
憂鬱な気持ちを歌ったロックンロール「タイムマシン」!!!
正直、この日一番アガった選曲だったかもしれません
初参加だった渋谷クアトロでは聴けなかったのもあり、
陰鬱な想いを吐露するこの楽曲を生で聴けて味わえたのは管理人的に喜ばしい事でした
また、この曲のカクカクしたバンド演奏がめちゃくちゃ気持ち良くて。
そのビートに身を任せてるだけでも恍惚だった一曲でしたね。
自分自身、
よく「独りで」自棄的な感情を抱えたりするので、そういう意味では救われるような気持ちになってました。
また、ヤマシタさんのバーニングしてるようなギターソロも激熱で堪らなかったですね。
「ムーンライト」では、
「いてもたってもいられないー!」の部分で、
観客にシンガロングを促していてそれもまたライブっぽくて嬉しかったなぁ。
パワフルなドラミングも印象的だった激情を叩き付ける「舞台裏」、
優しく歌いかけるロッカバラード「そばにいたいんです」と心地良い流れが続いていく。
そして、
MCでは活動休止中は普通に働いてたこと、
「コロナが無ければ・・・」と思ってたこと、
「メンバーが脱退しなければ・・・」と思ってたこと、
それと同世代のバンドの曲が(悔しくて)聴けなかったということ。
等々
ここ数年間の苦悩を吐露しつつ、
それでも前に進みたい。と願うような新曲「十九才」でこの日のライブは終了しました。
そうそう、書き忘れてましたけど、この日は昼のライブで夜にも別のライブが予定されてたので、
ちょっと短めの曲数だったんですよね
ただ、
「十九才 生きてゆく。」ととてもまっすぐに澄んだ声で歌われたこの曲は、
例え今十九歳でなくとも、誰しもに通じる普遍性を含んでいて・・・非常に素晴らしい結末でしたね
本当、再始動の、バンドがまたこれから転がってゆく始まりの日にはこれ以上ないくらい相応しかったです
そしてそれは観客の人生にも当て嵌まってる様な、、、そんな余韻を残して最高の再始動は完結。
この日はソールドアウトでしたし、ここからまたどんどん奮闘して行って欲しいですね♬
純度の高い心地良い衝動性にも塗れたロックンロールに感謝!でした。
ありがとうございました!
ひかり
大丈夫
ナイトライダー
ブルーユース
オーケストラ
タイムマシン
満ちる月
ムーンライト
舞台裏
そばにいたいんです
十九才
物販で購入したもの。新しい音源も!
と言う訳で、
約2年ぶりのひかりのなかにのライブの感想でした
振り返ってて思ったんですが、「ひかり」で始まって、
「十九才」で終わる~っていうのはとてもストーリー性があって、
なんだか一枚のフルアルバムみたいなライブだったな~って個人的に思いました。
これからもちょくちょくライブが控えてますし、またワンマン公演もやるみたいなので、
2020年に出会って期待のルーキーとして聴き始めた身としてはこれからの活動にも期待なのです
今回聴けなかった他の名曲たちもまたライブで聴けたら良いな~って想っとります
取り敢えず、明日また下北沢でライブがあるので、まずはそちらに注目!!ですね♬
改めて、活動再開おめでとうございました!!!
これからも応援します。。