誰かの物語の中じゃ
所詮エキストラ
君も僕も
誰かの物語の中じゃ
照明すら当たらないよ
あまり認めたくない事実ではありますが、
自分では、自分の持っている感覚では誰にとっての主役にもメインキャラにもなれないなあ。とよく感じてます
才能や器量、感性の限界っていうんですかね・・・“どうしても辿り着かない”というのが肌で分かってしまって時折絶望的な心境に立たされます
誰かがみんな一人一人が主人公~と歌っても、
そりゃあなたはそうでしょうよ。としか思えない瞬間だってある
そんな時に最大限に自分の気持ちに寄り添ってくれるのがこの曲ではあります。
本当に・・・空しさ「しか」残らないような日々で、
どんなに想っても届かない気持ちのオンパレードで、
そんな日々を頑張って生きるのにあまり意味を見い出せない時間だって当然あります
そんな時に、頑張れだの足掻けだの信じろだのそれでもだの歌われたって正直あまり響かないのが本音
本当は、「誰かにとってのナンバーワン」になりたい気持ちだって強いし、
ナンバーワン、主役にはなれなくても、メインキャラの一人でありたい気持ちだってある
でも現状、ただの路傍の石に過ぎないし、しかも、どこまで行っても見向きもされない感覚もあったりして
そうなると、正直何の為に生きてるのか、何の為に頑張ってるのかもよく分からなくなるんですよね
どんなにお前が頑張ったって、足掻いたって、苦しんだって、
他人にとっては所詮エキストラの、その他大勢の内の一人に過ぎないんだよ。と
聴き手に突き付けるこの楽曲は、切なくも「確かな真実」が歌われていて相当のリアルさが含まれているかと思う
どこまで行っても(結局は)変わらない
どこまで行っても(結局は)満たされない
自分では、
自分の実力では、
自分の器量と感性では、
きっと誰かにとっての主役にもメインキャラの誰かにも成れない。
そんな事は自分が一番良く分かってる事で。あの人のようにも、あなたがたのようにも俺はなれない。なれるという確信もまったく持てない。
それが(きっと)とても悔しくて、やり切れなくて、でも、だからこそ、割り切れる部分もあったりして・・・。
知らなかったんだ
誰もいない夜を歩く
「当たり前のように」愛されてる人
「当たり前のように」誰かと通じ合えてる人
そういう方々と自分は違う
全く違う
その幸せにも巡り合いにも碌な感謝も出来ず嘆けるだけの余裕は自分にはない
それすら持っていない自分は現状誰よりも惨めで下らない存在に思える
その辛さに“完璧に”寄り添ってくれるこの曲は、
やはり自分にとって大切な楽曲の一つ、です。
ロストインタイムは後期である今の方が、ずっとグッと来る歌を歌えてると思う。そういう想いも込めて。
ちなみに、去年の秋もライブでこの曲を聴いたんですが、超ネガティブな歌詞の割に
楽曲自体は勢いのあるアッパーな楽曲なんでめちゃくちゃ盛り上がってハンドクラップもいっぱい聴こえたのが印象的、、、というか、
歌詞の内容と真逆な相様で面白いな、とか思いました(笑)。この曲はずっと準定番であって欲しい。