サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

【それぞれの願い】ノケモノたちの夜 第7夜「開幕は過去の銃声と共に」

2023-02-25 | ノケモノたちの夜(アニメ)










アニメ版、
やっぱり思ってた以上にクオリティ高いと思う。
作画、アクションパートもそうですけど、
脚本の流れが分かりやすいですね。
戦闘狂のルーサー達、
嫉妬に震えるシトリ、
そして、
共に幸福になろうとするマルバス達・・・ここまで三者三様の想いが違うと、
本当生き物の本懐って多種多様だよな~なんて感じちゃいますね。







まず、
マルバス達。
ウィステリアが「空気が綺麗。」と称賛したのに対し、
「それもその通り。」と新たな価値観を得て、
各々が素直に幸福になろうとしている。
特に、
悪魔であるマルバスにとっては、
そういう些細な...俗に言う❝日常の喜び❞とはこれまでの人生で無縁だったはず。
だからこそ嬉しいし、そういう感覚はこれからの悪魔生でも無駄にはならないでしょう
ダイアナ達も、ダイアナは同年代の女の子と遊んだりする喜びを得て、
ナベリウスもなんだかんだそんな様子を微笑ましくも想っている(と、思う)。
そういう意味では、
何気に犬猿の仲とはいえ、
マルバスもナベリウスも本懐の部分は似通ってはいるんでしょうね。
そんな彼らの「一時の休息。」の描写はホントに素敵でした...!







シトリの心情を解説すると、
ぶっちゃけ自分の知らない間に人間達と❝絆❞を結んでいる同格の悪魔たちに怒っている
要するに、
ジェラシー・・・というヤツですかね
そりゃそうだ、
マルバスもナベリウスも、
見方によっては固く結ばれたパートナーが居てある種のリア充?とも言える
ダンタリオンに関しても形はいびつであるものの、
「契約者がいる。」という事実は変わらない
それが、
彼にだけ何もない・・・あれ?
これって独身の中年みたい
・・・うん、
それはともかく、
そういう意味ではリアルに「ノケモノ」の象徴だと思えるキャラだと言える
現時点では脅迫めいたやり方で間違っているとは思うけど、、、
今後にも注目なキャラの一人です。







ルーサーは、
「ノケモノたちの夜」に於いて重要なキャラだ。
彼は、
悪だけど、
ただ・・・
根っこの部分は純粋に戦争、生死の奪い合いの中でないと生きてる実感が無い~という
ある種可哀想なキャラであり、見方によっては純粋なキャラクターでもある。
彼が戦争をするのは憎いからでも誰かを守る為でもなく、
永遠に闘争の中に身を置く為だと言える。
そういう生き方もある。
あるけど、
それを許してあげるほど世の中は寛容じゃないよね?という話である
それに、一方的な虐殺などは彼の本望ではないでしょうし、
例え屠られてもそれはそれで願いが叶った事にはなるんだと思う。
そう考えると、発明的なキャラでもある。







心配なのはスノウの身だ。
そもそも、
彼って、
ウィステリアのヒーロー役をマルバスに取られて、
剣十字と悪魔サイドの板挟みでちょいちょい咎められて、
尚且つ、
今回は誘拐され人質になってしまう。。っていう、
いや、どんだけ不幸体質なんだよ(笑)。
生い立ちも恵まれてないのに、
ここに来て拷問の日々とかさり気なく悲惨な人生を歩んでるので、
今は・・・彼やタケナミの行く末を案じるのが最優先事項~という感じでしょうか
この先、既存のキャラクター達の関係性にも変化が生れますので、
アニメから入った方にも是非期待して欲しいですね!










しかし、
アニメ第7話で、
原作の5巻目の内容に突入してるんですね。
これもしかして1クールで終わるのかな・・・・・?
だとしても、現時点では取捨選択が良好なのも感じてますので、
特に不満もなく面白くワクワクしながら観られている...事にやっぱり感謝したいです。
やっぱり自分は自分にフィットする作品だけを推してゆきたいんですよね。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。