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天野めぐみはスキだらけ! 第55話「これか」 感想(週刊少年サンデー 2017年3・4号)

2016-12-14 | 天野めぐみ&古見さん
                                     
                                     カワイイ。









今週もすごく良い話でしたね
大体、「気付く」のって大変なんですよ
相手の事を自然に気にしてないと気付けないし、
「自分が自分が~」だときっかけすら見逃してしまう。
つまり、めぐみは自分が構って欲しいだけのようでいて、
実は学の事をよく見ている、その上で行動出来ている~って証明のようなお話にも図らずもなっていたんですね



カワイイ(PART2)


また、それに、その心遣いに気付いた学が
さりげなくお返しをしてあげる。。ってオチがまたイイじゃないですか
これこそ「サンデーの漫画」ですよ!!って今週も大声で言いたくなっちゃったね(笑
某J誌や某M誌ほどドラマチックだったり、インパクトのある展開があるわけじゃない
だけど、決して派手さはないけれど、確かに「いいな。」と思えるほのぼの感とあったかさが内包されている・・・
今週のめぐみは正にそんなサンデーらしい“堅実な作劇”を体現してるかのようなお話でした
ぶっちゃけ、「ちょっと気遣ってもらったから、お返しに奢ってやった。」ってあらすじにすれば地味極まりないじゃないですか(笑
他の少年誌だったらヤンキーを使って盛り上げたりするんですけど、そうは決してならない
“そうじゃないやり方”できっちりカタルシスを演出する、
落ち着いた大人の作劇で読者を魅せる・・・
これこそ自分の考える「サンデー的」作風であります
恋のライバルも(一応いるけど)全然出て来ない、漫画漫画した出来事も(サービス以外は)起こらない、
だけど、最終的に読んでてほっこり出来る、「ああ、いいな。」って感覚を得る事が出来る。
本作を若手の強プッシュ枠に於いてる時点である意味サンデーがサンデーを取り戻そうとしている証拠のようにも感じられるんですよね

本当は、落ち込んでる事すら忘れられていた、
一時だけでも笑えた事が嬉しかった
だからお礼をしたんだけど、
めぐみはめぐみで(感謝に)嬉しさは見せつつも、
自分の手柄にしなかった辺りの「口には出さない」粋さ、
例え気付かれなくても喜んでたであろう見返りを求めない姿勢にめぐみの本当の人の良さを感じたりなんかもして
ある意味両者とも格好良くて可愛い話数でもありました けど、個人的にはお礼を述べつつも、
素直には成り切れないまーくんが特に可愛くてキュンと来ましたかね(笑
本当は嬉しいのに、素直には成り切れない中で
それでも照れ隠しのお返しをしてあげた辺りはまーくん自身の成長もまた感じました
冬に読むにはピッタリな、ハートフルエピソードに仕上がってたのもまた素晴らしかったです。是非缶コーヒー片手に読んで欲しいですね(笑 レモネードでも可。









「初恋ゾンビ」も面白い展開になってるし、
最近のサンデーは本格的にラブコメの聖地となりつつありますな。
尚、合併号なので次の掲載は年末です。感想も書けたら書きたいです。




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