「ヴァンパイアセイヴァー」の新人大会で優勝した話

ありがとうフェリシア。






まず、先月分の感想を読んで欲しいんですけどヴァンパイアセイヴァー新人大会第15期1回目の感想、
先月の前に参加した新人大会が去年の11月でその時はベスト4で散っていたんです
14期は準優勝、ベスト3、ベスト4と割と順調に・・・
順調というか、
優勝はしてなかったんでその意味では決して良くなかったんですけど（笑
ただ、安定して上位に食い込むことは出来てたんで"15期こそ勝負だ！”って気持ちでいたんです。

それで、先月のアレだったんで、正直自信が失くなってしまって・・・
新人大会に出始めて相当経つのに未だに緊張しまくりだし、ミスもしまくりだし、
その間に他のプレイヤーもどんどん強くなっていくし・・・で、優勝出来る～というイメージが、
完全に自分の中から消え失せてしまった大会だったんです
正直な話、
常連だったのにいつの間にか新人大会に出なくなるプレイヤーの気持ちが初めて理解出来たというか、
「ああ、こういう事だったんだ。。」と理屈ではなく感覚で分かってしまったくらい精神的に落ち込んでしまって。
自分が優勝出来るイメージが沸かないのに出続ける事に意味があるのだろうか？とか、
あの大会の直後は色々な事を考えてました。

先月の大会が終わってしばらくは何故かバレッタの練習ばっかりしていたり（笑
とにかく現実逃避してた印象があって特に新人大会特有の"物凄い緊張感”がかなり重荷になっていました
出始めた頃はここまででもなかったんですが、2回目の準優勝以降露骨に「そこ」を意識するようになっちゃったんですね
流石に準優勝を2回も経験すると頭の中では「そろそろ優勝を・・・。」という考えが基本になってしまい、
それが全然出来ない現状に苦しむようになってしまってたんです。
だったら、野試合専でもいいかな。。とそこまで考えが飛んでしまってたんですけど、
そういう気持ちで北習志野に行くとやっぱり以前よりも勝率が良いんですよね
以前は全く勝てなかったプレイヤーにときたま勝てたり、
或いは五分五分の戦績だったり・・・
その内に、「なんでこれが試合で出来ないんだろう。。」という考えに変わって行って、
いつの間にか新人大会を諦めるという選択肢はなくなり今度は緊張から自分を解き放つ事ばかり考えるようになりました。


とはいっても、
「全く緊張しない。」っていうのは無理だと思うので（笑
なんらかの方法でその状態を変えなければいけない
その為に上級者に試合に於けるメンタルの持っていき方について質問したり、
あとは新人大会を卒業した人のブログを読んでその時のメンタリティに関して勉強したりしてました
特に敢えて名前を挙げると銀晶さんのブログはかなり参考になる事が書かれていました
露骨に優勝を意識するのではなく、まず試合そのものを楽しむ～という考え方
前提として自分の技術云々を磨くのは当たり前として、
課題であったメンタルコントロールの方法や試合をポジティブに捉える意識などを凄く学ぼうとしてました
なんというか・・・先月の結果に対して必要以上に重く受け止め真摯に問題を探ってましたね
そういう作業を続けていくと必然的に「優勝」の二文字は自分の中から消え去り、
「大会を（純粋に）楽しもう。」「目の前に集中して一戦必勝で頑張ろう。」という意識に切り替わって行きました
それが結果的に今回のような形に結び付いたんだと思いますが、
それでも、
たった1か月でここまで劇的に変わるのは予想外でしたけど（笑
でも間違いなく言えるのは自分のメンタルの弱さにきちんと向き合ってなければ今回の優勝は有り得なかったと思います。。



2020/03/08高田馬場ミカドヴァンパイアセイヴァー新人大会第15期第2回
https://seesaawiki.jp/vswiki_event/d/%a1ڥߥ%ab%a5ɿ%b7%bf%cd%c2%e7%b2%f1%a1%db2020/3/8
↑動画リンク（戦績は優勝）。




＜Cリーグ>サスカッチ（モト）〇

実はこの日1番緊張していた（笑
モトさんには野試合含めてメインキャラでは負けた事は無かったと思う
しかし、「久々に対戦する」「初戦である」「サスカッチ」という3つの不安要素が重なって、
明らかに相手の3～4倍くらいは滅茶苦茶に緊張してしまっていた・・・と思われる
特に、
新人大会の初戦がサスカッチ～というのはかなりヤバいんですよ
Cリーグは唯一3人だったという事もありここを落とすと精神的に厳しかったのもあって、
途中までリードしてても正直頭の中はずっと真っ白な状態が続いていました。。

気持ちが切り替わったのは、試合を一刻も早く終わらせたくて適当に打ったダンシングをタワーズで咎められた時
あそこで「あっ、このままじゃマズい。。」と目が覚めたというか覚まさせてもらったというか・・・
動画で観ると分かると思いますが、
タワーズ以降明らかに動きが切り替わって被弾ゼロで勝ってるんですよね
自分の中の過度の緊張を乗り越えてようやく冷静になれた、、、そんな試合に（いつの間にか）なっていました
やはり初戦をきっちり勝ってちょっと安心するっていうのは優勝とかの伏線には必要だと感じました。


レイレイ（中西）〇

次はレイレイでした
レイレイ戦に関しては、
以前岡山のあんどさんから色々訊いて教えてもらってたので、
それを実践するようになったら自然と勝率が上がっていって「なるほど！」と感じた経験があります
それをフルに活かしたのがこの試合でした・・・まあ、ガンガン攻め込まれないように慎重な動きでしたよね
特に対空の精度に関しては自分なりに相当に頑張ってた試合だったと言えます
途中のデルタキックは完全に暴発だったんですが、
結果ずれて刺さってくれてるので、
あそこでちょっと自分の中で「（この試合は）持ってるかも。。」と妙な自信が生まれてました
最後の立ち回りに関しては大幅リードの上で徹底して迎撃モードに切り替えたのが功を奏した感じですね
よく言われる「無理をしない」というヤツですね
牽制をしつつ空ガ反撃で締めてる辺りは凄く自分らしい動きだな～、って思います・・・笑

Cリーグを無事2勝、全勝で乗り切ったので去年の11月以来の決勝トーナメント進出でした。




<決勝トーナメント準決勝>レイレイ（中西）〇

で、
もう一度同じ相手に当たりました
この時考えてたのは「さっき勝てた。」という事ではなく、
「さっき勝てたからってまた勝てるって確証はないからもう一度ゼロから頑張ろう。」という事です
要するに、さきほどの勝利を頭から消してこれがこの日中西さんとの初戦だ～くらいの気持ちで臨んだんです
そしたら結果的にさきほどよりも更に良い感じに勝てたのでメンタルコントロールにも成功した試合でした

この試合の肝は、地上旋風舞出したのを見て即座にダンシングを打ったとこです
地上旋風舞に対してダンシングフラッシュが勝つ～という知識を度重なるレイレイ戦で知っていたので、
一切の迷いもなく確信を持って放ったダンシングだったのです。
ので、正直ハマった時はめちゃくちゃ嬉しかったですね・・・笑
思わずガッツポーズをしてしまうほど狙い通りにダウン取れたんでそこからは気持ちもポジティブでした
水面下で狙ってた投げ、キャットスパイク、最後はデルタキックで削り勝ちとやりたい事全部出来た印象
なんだかんだ先にリードを奪った事で精神的優位に進められたのが勝因だったかと思われます
レイレイ戦はレイレイ側も慎重だと思いますが、
フェリシアはフェリシアで天雷コンボ恐れて結構立ち回りに気を遣うんですよね
この試合は攻めと守りのバランスが冴えていたようにも感じました
それもまた、
自分の周りのプレイヤーがサブでレイレイ使う方が多いのでそこで得た経験を活かせた気もします
特にのこさんのレイレイとは10先やったぐらい執拗に対戦してたので（笑
その時の勝ちパターンをこの試合でちゃんと出せた気もしました。



<決勝トーナメント決勝>長の（リリス）〇

決勝はなかのさん・・・ではなく長の（同一人物）さんでした
新人大会の出場時期が被ってるのに試合で当たるのは実は初めてでしたね
長のさんの準決勝がかなりの死闘で結構「どっちが上がって来るんだろう・・・。」と純粋にドキドキしてたんですが、
結果的にかなりやり慣れているリリス戦でした
実は、
この週毎日のようにリザレク勢のリリス使いのポニテさんからプレマに誘われ対戦していて、
メインキャラだけでも多分合計100試合は対戦してたと思うんです
だから、
リリスにやって通用する技
リリスにやっちゃいけない技・・・みたいなのは、
なんとなく頭の中に入ってたので気持ち的にはこの日最も緊張せずに入れて、
結果的にああいう結果（コンプリート勝ち）になったんだと思います
それがなくとも、
北習志野では毎週はまはまさん隔週できむさん（体感的な話）とリリス戦はやっていたので、
元々自分のリリス戦の経験値が相当高い状態だったのもあってあんな有利に進められたんだと思います
特に決勝は（自分で書くのもなんですけど）相手の飛びをほぼ落としていて、
完全にルミナスまで持っていかせない立ち回りをしていました

もう一つ、
ソウル読みのESローリングが入ったのも大きかった
あれは結果的にはダッシュに刺さった形になったんですけど、
まあそれはそれで結果オーライっていうか、タイミング的にはベストだったかな、と（笑
最後は迎撃モードに見せかけてソウルの終わり際に一気にチェーンコンボを決めて勝利
そこもまた迎撃モードを囮に上手く立ち回れた気がして・・・
自分の"成長”みたいなものをひしひしと感じました
新人大会に出始めて2年と8か月、
自分の中では相当長く相当色々な事があった、
嬉しかったり悔しかったり、それでも楽しい事の方が多かった、
そんな貴重で一生記憶に残る挑戦の記録でした。運営の方々どうもありがとうございました・・・！！







◆新人大会参加を終えて、それから・・・。

優勝した瞬間は、
もう何も考えられなくなって、
思わずその場にふさぎ込み号泣してしまいました・・・笑
正直な話、
別に全然泣きたくはなかった
むしろ、せっかく優勝したんだからもっと笑顔でコメント等したかったです
でも、なんとか泣くのを抑えよう、抑えようとするほど涙が出て来て自分でも困ってました
本当は、もうちょっと堂々としてたかったのに・・・
しかし、
最後まで格好悪いのもまた自分らしいっちゃあ自分らしいかな、とも（仕方なく）感じますね（笑
いい年こいて恥ずかしかったというのが本音ですけど、まあ実際先月の結果もあって、
まさかあそこから今月優勝出来るとは全然思ってなかったし、
それまで負け続けて悔しかったのもあって、
出始めの頃全然勝てずにとぼとぼ帰ってたのを思うと・・・流石に「嬉しい。」以外の感情は沸かなかった
新人大会は出続けてると紆余曲折ある優しくも厳しい大会でしたが、
今振り返るとどれも良い思い出ばっかだな、と思います
それは優勝したから言えるのかもしれませんが、
逆に言えばそういう気持ちにさせてくれるのもまた新人大会最高の喜び、という事です。
そんなわけで、モチベーションとセイヴァーを好きな気持ちがあるなら是非出てみて欲しいです
自分が初出場した2017年7月の動画を観て「こんな状態からでも優勝出来るんだ。。」と感じて貰えれば・・・笑


今後のセイヴァーの目標は、
月例や他の大会でも（少しずつ）勝てるようになること、
それと新人大会の優勝者を競わせるCCこと「チャンピオンカーニバル」でいい結果を残す事、ですかね
ぶっちゃけ今まで対戦してくれた方々抜きでは絶対に優勝なんて出来なかったと思うので、
これからは恩返しに色々な人に入って対戦を楽しみたいな～って思ってます。
今まで対戦してくれた方々、
色々と教えてくれた方々、
応援してくれた方々、
場を提供してくれている方々、
そのすべての方々に感謝します。優勝後、メッセージをくれた方々、いいねしてくれた方々にも本当に感謝です・・・！！