ひびレビ

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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(再放送) 第5話「今しかできないことを」

2021-02-02 07:55:06 | 2020年アニメ
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(再放送) 第5話「今しかできないことを」

 今回はエマ・ヴェルデのメイン回!

 この回を見るまで「エマはのんびりほわほわした感じのお姉さんキャラなのかな?」と思っていました。
 しかし蓋を開けてみれば、スクールアイドルになるために遥々スイスから一人でやってきて、「騒がしいのは苦手なの」という果林先輩と一緒にご飯を食べようとしたり、果林先輩を積極的にスクールアイドルに誘い、彼女が書いたアンケート用紙を見たらすぐに行動に移したり…と、優しくほわほわした感じを漂わせつつも、実際はとても積極的な女の子なんだなと気づかされました。

 今回披露されたソロ曲も、不安を抱きつつも自分の心に耳を澄ませ、譲れない思いを勇気に変えて進んでいこうとする様が歌われていましたし、確固たる信念を胸に抱いていることが伝わってきます。エマに限らず彼方ちゃんや果林先輩といった3年生組は、当初抱いた印象とガラッと変わったなーと。

 そんなエマの積極性が描かれた第5話は、エマの個性を生かしたPV撮影をする一方で、果林先輩の加入も決まることに。その過程において、心のままに進んでいくエマと、自分の心に蓋をして「大好き」を叫べずにいる果林先輩の対比が描かれていました。
 クールでカッコつけて、大人ぶっていた自分が、今更スクールアイドルとしてみんなと一緒に切磋琢磨するのは…と自分のキャラじゃないと言い訳をして固まっていた果林先輩の心を「どんな果林ちゃんでも、笑顔でいられれば、それが一番だよ」「やりたいと思った時から、きっともう始まってるんだと思う」とぽかぽかと暖かい言葉で溶かすエマ…最後に果林先輩が「ええ」じゃなくて「うん」と答えるあたり、クールでカッコつけて、大人ぶっていない、素の朝香果林を出している感じがしてとても良かったです。

 しかしまぁ、本当に果林先輩はエマのことが大好きなんだなと改めて感じる回でもありましたね。出会った頃の様子を見るに、読者モデルとしての朝香果林のファンはいるけれども、高嶺の花のように思われてしまい、友達は少なかったのでしょうか。そんな状況だったとすれば、一個人としての朝香果林でいられる、素の朝香果林を見せられるエマは大事な存在だったんだろうなと。エマになら散らかった部屋も見せられるし、果林先輩個人回では方向音痴なことも明かしていたようですし。

 
 といった感じのエマ個人回ではありましたが、気になることがひとつ。
 部室にて「侑ちゃんがみんなをよく見てくれている」という話になった際、侑ちゃんは「みんなを応援したくて」と話していました。それに対して歩夢が「え?」と不思議そうな反応を見せていたことに、今回初めて気がつきました。これも後の展開の伏線だったんでしょうか…
 

 そして次回は!最高の璃奈ちゃん回!次回予告でサブタイトルの「笑顔のカタチ(,,>▿<,,)」を読み上げる際に、声が何かにさえぎられている感じがしたのですが、もしかして璃奈ちゃんボード越しに話したっていう雰囲気を出しているんですかね?すげぇなぁ…
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