ひびレビ

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仮面ライダー剣 第46話

2021-02-15 07:55:57 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第46話

 前回、自信満々で送り出したケルベロスアンデッドがブレイド・キングフォームにより倒されてしまった天王路。その事実に驚きこそすれ、彼の計画はまだ潰えていない様子。実際、ケルベロスアンデッドもロイヤルストレートフラッシュを受けていながらも原型は保っているのが驚きです。トライアルシリーズやティターンのデータをもとに、耐久力を高めていたのでしょうか。
 加えて天王路は剣崎たちを解雇したうえで、ライダーシステムとカードの返却を命令…BOARD理事長=雇用主らしい発想ではあるものの、目の前でこんな状況見せられて、はいそうですかと返すライダーがいると思っていたんですかね…どこまでも上から目線というか。

 ともあれカードは手元に戻ってきたので、始をジョーカーから「元の姿」に戻した剣崎。「ジョーカーを人間に変身させる」のではなく「相川始を元の姿に戻す」というのが何とも剣崎らしい配慮ですね。彼にとってジョーカーとは始の本質ではなく、別側面なのでしょう。最初の出会いも「相川始」としてでしたし、その後本当はジョーカーだったと言われても、剣崎にとっては始は始なんだなと。
 しかし先に目覚めたのはヒューマンアンデッド。ご先祖様からバトルファイトの勝利者に与えられる権利を教えられることに。脳内に直接語り掛けて来るのはヒューマンアンデッド固有の能力なんですかね。「スピリット」というカード名と併せて考えると、精神干渉を得意とするアンデッドだったのだろうか。でも精神攻撃だけで勝ち抜くってのも難しそうですし…本当にどうやって最後の1人になったのやら。

 一方ギラファアンデッドはジョーカーを封印する力を有するケルベロスアンデッドの力を狙ったものの、ケルベロスアンデッドと融合した天王路を前に撤退を余儀なくされることに。ここら辺にもトライアルシリーズとティターンの研究結果が現われているように思えます。にしても、畳(オリハルコンエレメント)を粉砕するなどの強さを誇るギラファアンデッドをああも一方的に追い詰めるあたり、これは強敵の予感…!
 …とか思っていたら、今回で退場でした(汗。いや、裏切り、誤解、すれ違い、仲間割れ、強さへの執着、洗脳等々で幾度となくぶつかってきた4人のライダーが遂に並んで同時変身、しかもバイクに乗ったままとか最高に熱いシチュエーションではあるのですが、まさか今回でいなくなるとは…カード吸収といい、ラスボス化してもおかしくないくらいの存在だと思ったのですが、まさか…それほどまでに剣崎たちの成長が天王路の予想を遥かに超えていたということなのでしょう。散々ぶつかり、その度に結び直してきた絆の強さを感じます。

 天王路との決着がついた一方で、アンデッドとの共存を考える睦月の気持ちも踏みにじられ、改めて剣崎たちの敵となったギラファアンデッド。次回は橘さんVSギラファアンデッド!その時、何が起きるのか…
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