「ドラえもん のび太とロボット王国」を見ました。
映画第23作目の舞台は、人間と感情を持ったロボットが共存する星「ロボット王国」。そこから偶然地球に迷い込んできたロボット・ポコをロボット王国に帰すべく、のび太たちはタイムマシンを使い、ポコを追うロボット兵に襲われつつもロボット王国に到着。そこではかつてはポコと仲良しだった年若き人間の女王・ジャンヌが、ロボットを人間の指示に従う道具にする「ロボット改造命令」を進めていた・・・という物語。
今作はこれまでの映画と比較すると短めで80分ほど。直前の「翼の勇者たち」が90分ちょっとですから、おおよそ10分ほど短くなっています。そのこともあってかどうかは知りませんが、ややゲストキャラクターたちとの交流、特にポコとの交流はやや薄いように感じました。「翼の勇者たち」でのび太とグースケの親密な交流があった分、そう感じてしまうのかもしれません。
そのため、ドラえもんたちがメインというよりは、ポコとジャンヌ、ポコの母でありジャンヌの養育ロボットでもあったマリア、黒幕であるデスター司令官がメインだったように思えます。まぁ、ジャンヌの考えを正すのはドラえもんたちよりも、ロボット王国の秘境にて共存する人間とロボットたち、そしてポコが適任だったとは思いますが、いつも以上にゲストキャラクターが主役っぽく感じました。
とはいえ、ドラえもんたちも活躍しないわけではなく。コングファイターとの戦いでは「時限バカ弾」や「くすぐりノミ」などの道具を使ってドラえもんが勝利。のび太はデスターとの戦いにおいて「なんでもそうじゅう機」を思い出して戦いを勝利に導く活躍を見せてくれました。そして「雲の王国」でも活躍した、最終兵器・石頭の存在。「ラスボス一撃かよ」と思いましたが、考えてみれば頭上から129.3kgが勢いつけて落ちてきたら、そりゃ気絶するよなぁ・・・と(汗。
かつてロボットを助けるために命を落としたジャンヌの父・エイトム国王。デスターの悪魔のささやきもあって人が変わってしまったジャンヌでしたが、ポコや人間とロボットが共に生きる姿を見て考えを正す・・・というあたりは、もうちょっと時間をかけても良かったかなーと。まぁ元から迷っていたっぽい雰囲気はありましたから、きっかけさえあれば変われたのでしょう。言葉で説得するのではなく、「共に生きていく」姿を目の当たりにした影響も大きかったでしょうね。
また、ジャンヌに対するしずかちゃんの「(ポコが流した涙は)人間の涙とどこが違うっていうの?」という一言も印象的です。
個人的にジャンヌ女王は当時から何となく好きなキャラクターだったんですけども、改めて見ると結構控えめな作品だったなーと。終盤のドラえもん&マリアの大ピンチなど、見所が無いわけではなく、つまらないわけでもないのですが、ジャンヌ改心のあたりなどはやや駆け足気味に感じられたので、時間があればな・・・と。
ただ、ラスト、ドラえもんの「いいなぁ・・・みんな、ママがいて」という呟きに対して「何言ってるの。ドラちゃんだってあたしの子供よ」とママが告げるシーンは素晴らしかったです。「子供みたいなものよ」じゃなくて「子供よ」と言い切るのが良いんですよ。思わず映画「帰ってきたドラえもん」における、ハンバーグ1個追加シーンを思い出してウルッときました。
そんなママの言葉から、ドラえもんとのび太は親友というだけでなく、兄弟でもあるのかなぁと思った「ロボット王国」でした。
次は「ふしぎ風使い」!映画自体は今回初めての視聴となるのですが、EDだけはテレビで何度となく聴いた記憶があります。
映画第23作目の舞台は、人間と感情を持ったロボットが共存する星「ロボット王国」。そこから偶然地球に迷い込んできたロボット・ポコをロボット王国に帰すべく、のび太たちはタイムマシンを使い、ポコを追うロボット兵に襲われつつもロボット王国に到着。そこではかつてはポコと仲良しだった年若き人間の女王・ジャンヌが、ロボットを人間の指示に従う道具にする「ロボット改造命令」を進めていた・・・という物語。
今作はこれまでの映画と比較すると短めで80分ほど。直前の「翼の勇者たち」が90分ちょっとですから、おおよそ10分ほど短くなっています。そのこともあってかどうかは知りませんが、ややゲストキャラクターたちとの交流、特にポコとの交流はやや薄いように感じました。「翼の勇者たち」でのび太とグースケの親密な交流があった分、そう感じてしまうのかもしれません。
そのため、ドラえもんたちがメインというよりは、ポコとジャンヌ、ポコの母でありジャンヌの養育ロボットでもあったマリア、黒幕であるデスター司令官がメインだったように思えます。まぁ、ジャンヌの考えを正すのはドラえもんたちよりも、ロボット王国の秘境にて共存する人間とロボットたち、そしてポコが適任だったとは思いますが、いつも以上にゲストキャラクターが主役っぽく感じました。
とはいえ、ドラえもんたちも活躍しないわけではなく。コングファイターとの戦いでは「時限バカ弾」や「くすぐりノミ」などの道具を使ってドラえもんが勝利。のび太はデスターとの戦いにおいて「なんでもそうじゅう機」を思い出して戦いを勝利に導く活躍を見せてくれました。そして「雲の王国」でも活躍した、最終兵器・石頭の存在。「ラスボス一撃かよ」と思いましたが、考えてみれば頭上から129.3kgが勢いつけて落ちてきたら、そりゃ気絶するよなぁ・・・と(汗。
かつてロボットを助けるために命を落としたジャンヌの父・エイトム国王。デスターの悪魔のささやきもあって人が変わってしまったジャンヌでしたが、ポコや人間とロボットが共に生きる姿を見て考えを正す・・・というあたりは、もうちょっと時間をかけても良かったかなーと。まぁ元から迷っていたっぽい雰囲気はありましたから、きっかけさえあれば変われたのでしょう。言葉で説得するのではなく、「共に生きていく」姿を目の当たりにした影響も大きかったでしょうね。
また、ジャンヌに対するしずかちゃんの「(ポコが流した涙は)人間の涙とどこが違うっていうの?」という一言も印象的です。
個人的にジャンヌ女王は当時から何となく好きなキャラクターだったんですけども、改めて見ると結構控えめな作品だったなーと。終盤のドラえもん&マリアの大ピンチなど、見所が無いわけではなく、つまらないわけでもないのですが、ジャンヌ改心のあたりなどはやや駆け足気味に感じられたので、時間があればな・・・と。
ただ、ラスト、ドラえもんの「いいなぁ・・・みんな、ママがいて」という呟きに対して「何言ってるの。ドラちゃんだってあたしの子供よ」とママが告げるシーンは素晴らしかったです。「子供みたいなものよ」じゃなくて「子供よ」と言い切るのが良いんですよ。思わず映画「帰ってきたドラえもん」における、ハンバーグ1個追加シーンを思い出してウルッときました。
そんなママの言葉から、ドラえもんとのび太は親友というだけでなく、兄弟でもあるのかなぁと思った「ロボット王国」でした。
次は「ふしぎ風使い」!映画自体は今回初めての視聴となるのですが、EDだけはテレビで何度となく聴いた記憶があります。