30年前は「半田付け工程」を受け持っていて、毎月数千万個のTrに半田を「如何に薄く均一につけるか?」を真剣に考えていた。その時に「半田付けの原理」を勉強した。電子部品に半田付けするのは「予備半田」と言って、電気機器メーカーで半田の載りを良くする為のものだった。
昨日は、JBL L26のネットワークの「配線交換」の為に、一日中半田ごてと格闘していた。機器への半田付けは、「接続性・強度」を考えてやらないといけない。綺麗な半田付けではなく、しっかりした半田付けを心がけている。後で外れたのでは笑えません。
前回ネットワークは外していたが、アッテネーターのシャフトの長さが合わず、再度アッテネーターを購入してからのトライです。とにかく、「特殊な配線」を作るのが大変で、この配線を作るのに一日中かかりました。作った本数は合計20本。ケーブルの加工(皮むき・先端処理・特殊配線組み合わせ等)や端末処理をづっとやっていました。
明日はネットワークをエンクロージャーに取り付けです。オリジナルは特殊なタッカー止めでしたが、木ネジ止めにする様にしています。うまく取り付けれるかやってみないと判りません。