Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

JBL L-26+α system

2014年03月14日 | ピュアオーディオ

L-26systemを作ってまだ間もないですが、L-26単独では小型・中型SP特有の「絶叫感」が出て来ます。その理由は、「ウーハーのエネルギー感にツィーター1個では釣り合いが取れない」と云う事。これはオリンパスシステム他で実施している「音変換ロス対策」とも絡んで来ます。

L26system1

現在のL-26system全景です。L-26の上に自作のMarkAudioの CHR-70、10cmフルレンジSPを追加しています。JBL コントロール#1を最初は使ったのですが、内部配線交換をしていないので、L-26SuperTrail仕様とは音の質感が違い過ぎます。雑味を感じて、同じSuperTrail仕様のCHR-70を使う事にしました。

L26system2

単純にL-26のSP端子から分岐させて、2セット同じ状態で鳴らす(低域~高域)と「二重定位」になって使い物になりません。

L26system3

目的は「ツィーターの追加」ですので、JBL#3105(7KHz)のクロスで高域のみを使っています。SP配線はあまり気は進まないのですがWE14GAを使っています。将来はゴールドスターにしたいと思っています。SP内部配線が揃っていれば質感が揃います。メーカーやユニットが違っても違和感なく使えます。

以上でL-26+αSPsystemとなりました。出て来たサウンドから「絶叫」は有りません。音の厚みや音数の増加、音色の統一が出来て低域から高域の繋がり不が良く、メインシステムとして十分使えるグレードになりました。

オリンパス等から比べれば非常に廉価なシステムですが、サウンドは一般のマニアの方のメインシステムぐらいは出ていると思います。元々L-26の鳴りっぷりの良さが有りますので、非常に良いシステムになりました。まだしばらくは「馴染ませる」事が必要です。その結果によってはL-26のみとなる事も有るでしょう。