L26をSuperTrail仕様にして鳴らし始めていましたが、幾つか不出来な所やCDPの不在が有りました。
昨年L26を手に入れた頃から、テストルームの音が途切れる症状が出ていました。その時はL26のアッテネーターの不具合で出ているのだろうと思っていましたが、他のSPでも同じ症状が出る事が1月に判りました。CDP自体が劣化している為と思い、CDPのSONY CDP-2700の内部をチェックした所、1000μの電解コンデンサー1個が膨らんでいます。多分これがその原因ではないか?と推測しました。
内部基板のコンデンサーの交換等は、以前は全て修理屋さん(電気屋)に任せていましたが、今回は自力で直してやろうと思っていました。先週当該コンデンサーと同じ規格のモノを発注していましたので、月曜日に到着しました。到着と同時にCDP-2700の蓋を開け、コンデンサーの交換をしました。交換後「音出し確認」した所、問題なく正常なサウンドになっていました。
正常化したCDP-2700をL26システムに入れ、CDP~プリアンプ間にゴールドスターシリーズのケーブルを使い、専用CDP化しました。
CDPとは別に、L26をSuperTrail化した時に、Lch側のSPのアッテネーターのつまみ位置が斜め付けになってしまっていたので、これを修正しました。「修正」と言葉では簡単ですが、実際は、ウーハーを外し、ケーブルの半田付けを外し、ツィーターの半田付けを外し、ネットワークを外し・・・と全てをバラして、アッテネーターの取り付けナットを回して、出具合を合わせました。次は、全てを組み上げていきます。接続はオリジナルでは「ワニクリップ」ですが、「伝送ロス対策」の為に、すべての接続は「半田付け」で行います。・・・ようやく「正常」なセットが出来上がりました。
これで、CDPとL26を組み合わせ、また馴染ませる為に鳴らし込んでいます。「音数」が更に増加して、奥行き感も更に出て来て、繊細でスケール感も大きくなり、より「オリンパスが鳴っている」感覚が強くなりました。後はしっかり鳴らしこむだけです。後日パワーアンプの入れ替えとSPケーブルの入れ替えを予定しています。ここまでくればL26も別の顔が見えてくると思います。