Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

音質を構成するもの

2014年08月10日 | ピュアオーディオ

音質とは何だろうか? 皆さんはどんな視点をお持ちだろうか? 自分なりに、①質感(音の粒子感=音数) ②音色 ③音のバランス ④再生周波数帯域 ⑤エネルギー感 等を重視している。

25年ほどJBL#4343を使って来て思ったのは、コーン型とホーン型(コンプレッションドライバー)では「質感」が違うと云う事だ。どんなにバランス良く鳴るフルレンジ(例えばLE8T)を聴いても、ホーンの質感にはどうしてもたどり着けない。意外とこの辺の違いが判らない方が多い。コーン型やドーム型のSPしか知らない方には理解できない所かも知れない。

音質の目指す処は「生音」と言われているが、私に云わせれば、「日常生活で耳に入る音」が自然だと思う。この自然の音にどれだけ近づけるかが「音質アップ」の目標だと思っている。

オリンパスシステムもFXヒューズの導入からようやく落ち着いてきたので、最近はかなり不満なく音楽が楽しめる様になってきた。まだ先は長いと思うが急ぐ必要はないと思えるような出来映えになって来ている。