Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

L-26systemのCDP・アンプ類の変更

2014年03月21日 | ピュアオーディオ

CDP-D500の不具合も判りましたので、上手く付きあって行く事にしました。

System1

一度ケーブル類を最高グレードにして鳴らして見たらどうかな?と思い、サトリのアンプ(出力10W/ch)と組み合わせて鳴らして見ました。ケーブル類は電源ケーブル、ラインケーブル、SPケーブル等全てを「ゴールドスターシリーズ」で統一して見ました。

System3

音のヌケやキレ、音数の多さ等はさすがに素晴らしい。だが出力がL-26には足りない様に思う。クラシックを上品に聴くのならこの組み合わせでも十分だが、ガッツの有るサウンドではない。

System4

最終的には上の写真の組合せにしました。SuperTrail仕様の管球プリ2号を使った方が、全ての面で音質が上に来る。パワーアンプは4ch用のMX-55だが、2ch仕様にすれば100W/chに出来、ガッツの有るサウンドにも対応できる。

本来ならCDP-D500 1台で2つのシステムを賄うつもりでしたが、不具合が有ったのでやむを得ずCDP2台体制です。左側がL-26用、右側が213PRO様です。CDP-2700とCDP-D500のXLR出力はRCA変換して管球プリ2号に入れています。コンデンサー不具合なのか接続部の馴染み不足なのかまだ原因は特定できていませんが、使う事で原因が見えてくると思います。古い録音では問題ありませんので一応使える様にしています。

L-26ってJAZZはもちろん良くなるけど、クラシックも意外と良く鳴りますよ。


L-26からまたおかしな音が・・・??? つづき

2014年03月20日 | ピュアオーディオ

昨日「おかしい?」と気付いた音の原因調査をしました。当該のCDPはCDP-D500です。SPはL-26。どちらかが「おかしい?」と推測。

録音の古いCDをかけると「正常」に使えます。ジェットストリームや古いJAZZやクラシックのCDではおかしな音は出てきません。最新録音のCD(JAZZ・クラシック)をかけると「ふにゃふにゃ」とおかしなサウンドになります。情報量が多くなると「追従出来ない」様な感じです。

CDP-2700やRPD-500ではおかしな音は出てきません。・・・と云う事は「CDP-D500」がおかしいと言う事で、L-26は正常であると判断できます。

CDP-D500のOUTPUTはXLRを使っていました。このXLR出力では、録音の新旧で極端な反応が出てきます。それならRCA出力は?・・・と試して見ると、全く問題のないサウンド。結論は「CDP-D500のXLR出力部のコンデンサーの容量ヌケ」ではないか?と疑われます。

Cdpd5001

CDP-D500のカバーを開けた時に、「コンデンサーがパンクした時のにおい」がしていました。膨張しているモノは有りませんでしたが、劣化しているコンデンサーが有るとはにらんでいました。

Cdpd5004

取り合えず、「RCA出力」は問題なく使えるので、機会を見て「全コンデンサーの交換」(出来れば三洋のOSコン)に交換したいと思います。


L-26からまたおかしな音が・・・???

2014年03月19日 | ピュアオーディオ

L-26を聴いていると、またおかしな音が・・・・???。前回CDPの電解コンデンサーがパンクしていた時に近い感じの音が・・・。

「昨年L26を手に入れた頃から、テストルームの音が途切れる症状が出ていました。その時はL26のアッテネーターの不具合で出ているのだろうと思っていま したが、他のSPでも同じ症状が出る事が1月に判りました。CDP自体が劣化している為と思い、CDPのSONY CDP-2700の内部をチェックした所、1000μの電解コンデンサー1個が膨らんでいます。多分これがその原因ではないか?と推測しました。」

上の文章は今月11日に書いたものです。この時は1000μの電解コンデンサー交換でCDP-2700は直っています。現在も正常なサウンドで鳴っています。

今回、L-26に組み合わせたのはCDP-D500です。このCDP-D500のコンデンサーがおかしいのか?と思って、カバーを開いて中身をチェックして見ても、おかしい処は見当たりません。そこで、隣のテストルームでCDP-D500を使ってサトリアンプと自作のCHR-70のフルレンジSPで確認しましたが、こちらでは正常な音です。・・・と云うことは、「L-26のネットワークコンデンサーがおかしい???」 可能性が高いと云うこと???

もう少し組み合わせを変えて原因調査をしっかりやらないといけないと思います。L-26も30年以上前のSPですから「コンデンサーの容量ヌケ」が有ってもおかしく有りません。古いビンテージ系の機器には付きまとう点検ポイントです。


サブシステムに専用CDPを・・・

2014年03月18日 | ピュアオーディオ

JBL#213PROシステムとL-26システムをサブシステムとして使っていますが、今まではSONY CDP-2700から2系統取り出して使っていました。CDP-2700もコンデンサー不良から復帰して快調になっていますが、予備機を持って置こうと思い2台のCDPを入手しました。

Cdp27002

今まで使っていたCDP-2700です。

Cdpd500_rpd500

L-26システムにSONY CDP-D500を持って来て、213PROシステム用にパイオニア RPD-500を持って来ました。

Sony_cdpd500

L-26システム用のCDP-D500はRCA・XLR出力の2系統有ります。注目したのはSYNCが付いていた点です。クロックを外部クロック化させる事が出来ます。ルシッドのクロックジェネレーターを持っていますので、早速取り付けて聴いています。同じSONYのCDP-2700よりは音質が良さそうだと感じました。

Rpd500

213PROシステム用にはパイオニアRPD-500を持って来ました。このデッキはレコーダーとしても使えますし、「ターンテーブル型ピックアップ」と云うパイオニア独自の方式を採用しています。パイオニアの「CDを上に向けて入れる」ターンテーブル方式の音質も確認して見たかったので入手しました。

どちらのCDPも、馴染ませてから本格的な音質確認や組合せ、使い方を探って行きます。


ノイマンW444staラインプリの鳴らし込み

2014年03月17日 | ピュアオーディオ

当初ノイマンW444staラインプリ(SuperTrail仕様)は、L-26(SuperTrail仕様)用に使っていましたが、「使い始め」の為「鳴り」が悪く、しばらく213PRO用で慣らしていました。「慣らし」も済んだようなので、本来のL-26用に再セットして鳴らし始めました。

プリの入れ替えの度に「接続部」の馴染みが必要ですので、今日は馴染ませるだけで終わってしまいました。5時間ほど鳴らし込んでようやく馴染みが出てきたようで、夕方にはほどほどのサウンドになっていました。これから約半年鳴らし込みます。

サブシステムはあくまでもサブシステムですので、これ以上入れ込むのは止めて置きます。「音楽鑑賞」の為のメインシステムが有るのに、お遊びのサブシステムばかり鳴らしていては本末転倒です。もう一つのメインシステム「自宅システム」の音質アップをこれからは考えて行きたいと思います。現在高域用ネットワークの音質確認や回路のチェックをしていました。自作ネットワーク用のパーツも集め始めています。


これからは自宅システムへの対策

2014年03月16日 | ピュアオーディオ

オリンパス部屋もようやく固まり、音質アップも一服です。次は自宅システムの音質アップに手を付けたいと思っています。その第一歩が高域用ネットワークへの対策です。

Jbl_3105

上の写真はRCA箱システムで使っていた高域用ネットワークJBL#3105(7KHz)です。外観からも判る様に、ターミナルを使う分フルテックの最高級ロジウム仕様のSP端子に交換して使っています。オリジナルと違う点は、このSP端子と半田の入れ替えのみです。これをSuperTrail仕様に内部配線関係を交換して「伝送ロス」を極少化します。

昨日SuperTrail化を完了し、昨夜自宅システムに取り付けて見ました。自宅システムでは「高域が出ていない」のが悩みの種でしたが、これで大きく変わってくれるだろうと期待していました。従来のサウンドに比べて「全体の音が非常にシャープに高解像度に」なりました。音数もチョッピリ増えましたが、高域のノビそのものはあまり感じません。今まで鳴っていなかった175DLHと#2405が鳴りだしたのは実感できました。ただ低域のレンジが狭くなった様にも感じます。交換して直ぐには全体像が見えて来ませんので、もうしばらくこのままで変化を確認したいと考えています。


L-26をようやく手懐けた

2014年03月15日 | ピュアオーディオ

昨日はL-26にCHR-70を追加して楽しんだのだが、長く聴いていると段々CHR-70のキャラが大きくなって来た。#3105のアッテネーターを殆ど絞りきっても「CHR-70」の違和感が取れない。よってCHR-70を撤去した。お遊びシステムですのでいつでも簡単に取り外せます。

シンプルなL-26のみでどうやったらうまく鳴らしこめるか?・・・と考えて、プリアンプのボリュームが殆ど上げられないで、十分すぎる音量が出ている。管球プリ2号は1Wのアンプを鳴らすために作っているので異常にゲインが高い状態なのです。それならパワーアンプの出力を下げたら良いと思い付いて、パワーアンプMX-55のゲインを9時の方向まで下げて見たら、「絶叫・悲鳴」のサウンドから抜け出せました。プリのボリュームも9時の方向まで上げられます。これならうまくコントロール出来そうです。この状態で5時間ほど鳴らしこんでみましたが、この使い方なら長時間聴いても疲れないサウンドになったと思います。

現在、自宅システムの音質アップの為の準備をしています。4月以降は自宅システムの「音質改善」をメインに据え様と考えています。手を付けるのは、①DAC ②高域用ネットワーク(#3105)の2つを予定しています。更にその他にも機材を手配していますので、しばらくは楽しめそうです。


JBL L-26+α system

2014年03月14日 | ピュアオーディオ

L-26systemを作ってまだ間もないですが、L-26単独では小型・中型SP特有の「絶叫感」が出て来ます。その理由は、「ウーハーのエネルギー感にツィーター1個では釣り合いが取れない」と云う事。これはオリンパスシステム他で実施している「音変換ロス対策」とも絡んで来ます。

L26system1

現在のL-26system全景です。L-26の上に自作のMarkAudioの CHR-70、10cmフルレンジSPを追加しています。JBL コントロール#1を最初は使ったのですが、内部配線交換をしていないので、L-26SuperTrail仕様とは音の質感が違い過ぎます。雑味を感じて、同じSuperTrail仕様のCHR-70を使う事にしました。

L26system2

単純にL-26のSP端子から分岐させて、2セット同じ状態で鳴らす(低域~高域)と「二重定位」になって使い物になりません。

L26system3

目的は「ツィーターの追加」ですので、JBL#3105(7KHz)のクロスで高域のみを使っています。SP配線はあまり気は進まないのですがWE14GAを使っています。将来はゴールドスターにしたいと思っています。SP内部配線が揃っていれば質感が揃います。メーカーやユニットが違っても違和感なく使えます。

以上でL-26+αSPsystemとなりました。出て来たサウンドから「絶叫」は有りません。音の厚みや音数の増加、音色の統一が出来て低域から高域の繋がり不が良く、メインシステムとして十分使えるグレードになりました。

オリンパス等から比べれば非常に廉価なシステムですが、サウンドは一般のマニアの方のメインシステムぐらいは出ていると思います。元々L-26の鳴りっぷりの良さが有りますので、非常に良いシステムになりました。まだしばらくは「馴染ませる」事が必要です。その結果によってはL-26のみとなる事も有るでしょう。


ドボルザークの交響曲

2014年03月13日 | ピュアオーディオ

若い頃から交響曲が好きで良く聴いています。最近はCDで全集モノを集めています。今まで揃っていなかった作曲家にチャイコフスキー、シベリウス、メンデルスゾーン、ドボルザーク、ショスタコービッチ、プロコフィエフ、グラズノフ等が有りますが、ようやく少しづつ揃い始めています。

Photo

今年になってチャイコフスキーとメンデルスゾーンはカラヤンで、シベリウスはザンデルリンクで、今回はドボルザークをコシュラー他で揃えました。コシュラーの演奏はLP時代に7番・8番を聴き馴染んでいますので、演奏の良さを覚えていました。

日頃聴く機会の無いドボルザークの1番~6番までを是非聴いて見たいと思いました。4番以降の作品は明らかにドボルザークが交響曲作曲家になったのだと感じさせるものです。


L-26システムへの実験

2014年03月12日 | ピュアオーディオ

L263

L26システムも聴いていると「絶叫」しながら鳴っている様に感じられ、ユニットの追加実験をしています。

Cdp27002

こちらは修理が完了したSONY CDP-2700。L26システムやW444STAシステムのCDPとして稼働を本格化しました。

ユニットの追加実験は、昨日EV T35系のユニットを追加して遊んでいましたが、これを追加すると「うるささ」(絶叫)が幾分和らぎます。なかなかの演奏を聴かせてくれます。今日はJBLコントロール1を上に乗っけて鳴らしています。こちらの方がよりしっくりし、「絶叫」が無くなる様です。

Jbl_3105

追加用にJBL#3105を引っ張り出して来ました。このネットワークは自宅システムでも使っていますが、アッテネーターへの配線がネックです。遊ぶのには簡単にユニット追加が出来て面白いです。