オリンパスシステムの調整をしている中で、「チャンネルデバイダーでの伝送ロス」が非常に大きい事が判って来ました。現在高域のみ「専用サブプリ+パワーアンプ」の組合せにしていますが、将来的には3ウェイの低音・中音・高音のそれぞれにプリアンプを追加しようと思っています。
本来「チャンデバ→パワーアンプ」の組合せを、「チャンデバ→サブプリアンプ→パワーアンプ」の組み合わせにしようとしている訳です。
音量の調整だけならパワーアンプだけで良いのでしょうが、「音の張り出し方」も一緒に調整しようと思うと「サブプリアンプ」を導入した方がメリットが大きい様に思います。予測されるメリットは他にも有ります。「音数の増加」、「パワーアンプの価格を抑える」(コストメリット)、「パワーアンプの選択肢を広げる」事が可能になります。
デメリットは①スペースの確保、②電源ケーブル・ラインケーブルが余分に必要、③プリアンプの追加費用等でしょう。総合的に考えればコストメリットはパワーアンプのコストダウンで出て来ると思えます。
音量の調整だけならそう難しい事は有りませんが、「音の張り出し方」の調整と「音数の増加」を考えると、非常に有効な方法と思います。ただ問題はどんなプリアンプを持ってくるかで悩む処です。モノによってはRCA接続だけしか出来ないプリも有り、当方が望むXLRが使えるプリが少ない事も悩みの種です。少しづつ機材を揃えて行く事を準備したいと考えます。