Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

中古品の問題点

2015年09月10日 | ピュアオーディオ
オーディオ機器の調達は、以前はオーディオショップから買うのが一般的な方法だが、欲しい機器が置いてなかったり、ディスコンになっていて新品では手に入らなくなっていたりする。わざわざ電車代を払って時間をかけて都市部に出かけて専門店周りをしても、予定してモノが手に入らなかった事がしばしばだった。

現在はインターネットが有る。欲しい機器の名前を検索すれば殆どヒットする。しかし、過去に売れてしまったモノも多く、なかなか思う様に行かない時もある。そんな時はヤフオクが便利だ。もう10年以上ヤフオクで機器を仕入れている。安く手に入る場合もあるが、2~3人で競り上がって相場より高い価格で落札する場合もある。

過去の名器達を入手するにはヤフオクは便利だが問題点もある。20年、30年、50年も前の機器が、新品時の「本来の性能」を維持出来ているのか?と云う事です。多分性能を維持できているモノは稀だと思います。その為私は電気の専門家にオーバーホールに出して使う様にしています。特にメイン機器は殆どすべてオーバーホール上がりか自分でオーバーホールに出して使っています。

更に作られた当時「無かった技術」で「潜在能力」を引き出す事や「音質アップ」させて使う様にしている。特に半田材やケーブル材による音質アップ効果は絶大です。

無駄な買い物をするタイプ

2015年09月09日 | ピュアオーディオ
機器を揃える時は「何台か買ってその中から自分に有ったモノを使う」様にしています。この機種と限定しては買わない。

例えばプリアンプなら有名処を何台も購入して、自分の好みに有ったメーカー・機種を選択する。これは1次審査で有る。その次にメーカーが決まれば機種を何台か揃えて更に選択する・・・と云う具合に、機器を何台も買うのでお金のかかるやり方をしてしまう。そうやって今までは何とかやってこれたが・・・。

バイクも10台購入して自分に有った1台が残っている。カメラも同様な状況。今度はチューナーがそうなりそうな感じなのです。困ったもんだ。既に使った経験の有るチューナーもSONY系は5台程、ケンウッド系2種。予算が無いのに無理をする事になる。基本的に無理はしたくないのが「趣味」の世界。「物欲」を抑えるのに苦労する。

涼しくなって来た!!音楽鑑賞の季節

2015年09月08日 | ピュアオーディオ


9月に入り気温が下がって涼しくなって来ました。音楽を朝から楽しめる様になって来ました。今朝は6時起床で「音楽部屋」には6時40分に到着。直ぐにステレオのSWを入れて鳴らし出しました。7時20分からのNHK-FM「クラシックカフェ」の再放送をウォーミングアップ代りにかけて、写真撮影とウォーキングを兼ねての散策に1時間。8時半程に帰って来ました。



テープデッキのリールを巻き戻してスタンバイにし、テープデッキを1台づつ鳴らして行きます。テープの中身は「ベンチャーズ」とヒラリー・ハーンの「バッハヴァイオリン協奏曲1,2番他」。リクライニングシートに座って聴いていたら、そのまま寝ていた様な・・・・。午前中はこれで終わり。



午後からはこちらのサブシステムを1セットづつ鳴らして行きます。まずはD208システム。ソースはFMチューナー。聴くのは「歌謡スクランブル」。昔懐かしい歌謡曲です。この番組は演歌、GSサウンド、フォーク等色々やっています。2時からはまたメインシステムで「クラシックカフェ」を聴きます。


またチューナーを手配

2015年09月07日 | ピュアオーディオ
現在のST-5000Fチューナーをまた修理に出さなければならないので、替わりのチューナーを手配しました。欲しい型番では無いのですが「安くてほどほど」で有れば良いと考えて廉価なモノを選択しました。将来的には「本格派」のチューナーを入手する予定です。

1978年製の「通電確認」のみして有る代物なので果たして動くかどうか?心配でも有ります。今までSONY製をメインに購入していましたが、今回はメーカーを変えました。価格が価格ですのでダメ元で・・・と云う様な軽い気持ちで買いました。

FMチューナーST-5000Fのその後

2015年09月06日 | ピュアオーディオ
FMチューナーST-5000Fが修理から帰って来て4日になります。2日目から不具合が再発しましたが、諦めずに「どうしたら使えるか?」を試しています。



修理に出す前は「長時間になるほど熱を持っておかしくなる」傾向だった様に感じましたが、修理後は逆に「長く使うほど安定して来る様だ」と感じています。SWを入れた直後は安定性が悪く、修理前と同じ症状になりますが、3時間程SWを付けっ放しにしていると安定して来る様です。

次のチューナーも選定を始めていますが、なにしろ予算と置き場所の確保が有りますので急ぎません。それよりもパソコンで「ラジルラジル」が聴ける訳ですので、これをステレオに接続できないか?と考えています。音楽部屋にはデスクトップPCが2台有り(最近眠っていたPCを復活させウインドウズ10にした)、今回復帰させたPCをFMチューナー代わりに使いたいと考えています。ミニステレオジャックしかないがケーブルは自作で作れますから、長くても対応可能になります。」

私がサウンドの評価をする時のポイント

2015年09月04日 | ピュアオーディオ
自分の装置では「音質」をチェックするポイントは、「音数の多さ」や「ヌケ・キレ・ノビ」を求めています。それらの点にポイントを置いた上で、更にその上の「鮮度感」・「臨場感」や「音の厚み」等を気にかけます。

お宅訪問やジャズ喫茶巡りでは得てして、「使ってある機器」(所有機器)や「部屋」に目が行って、「音」や「音像」や「空間再現」を聴かれる方が多いと思う。立派な機器を揃えておられても、オーディオを始めたばかりの方や若い方もいらっしゃいます。各人経済的な問題や部屋の大きさ・環境も有りますから、一概に「音質」を評価するのは難しいです。特に若い方は、今後の取り組み如何では「成長度合い」が大きく変わって来ますので、その「中間点」として聴かなければなりません。

初めて訪れる処のシステムは初めは良い様に聴こえます。それはいつも聴かれている自分のシステムの音と「違う」からです。面白いモノで自分の装置なら周波数のバランスや鮮度等も気になるのに、他所では平常心を忘れ、「理性」をなくしてしまう事が多い。

装置の機器の金額の多寡や名器だからと云って私は評価しません。出てくる音が全てです。如何に「ベール」の少ない音か?音数は?部屋とのマッチは?等々・・・目をつぶって5分も聴けばおのずと見えて来ます。何が良くて何が悪いのか?。

小さなシステムでも良く調教されたシステムには「熟慮」のサウンドが有ります。単純に大型で高価格の機器だけを並べただけの「音の世界」では、心の内面にまではサウンドは届きません。ましてや1週間に1度くらいの頻度辺りで聴かれる方に「音質」等と云う言葉は使いたくありません。もっと鳴らしてあげてくださいと云う言葉だけですね。

SONY ST-5000Fの修理は不完全

2015年09月04日 | ピュアオーディオ


一昨日修理を終えて帰って来たST-5000Fのチューナー。帰って来たのがお昼直前だったので、その日の午後~翌日の午前中は何の問題もなく、「不具合点は治った」と思っていたのですが、昨日の午後には修理以前の不具合「選局がズレる」(スケールがズレる)症状とそれに伴う「ノイズ」が発生して来ました。

今回の修理は部品交換が無く、TR脚の清掃だけの様なので再発を危惧していましたが、やはり再発と云うか「治っていない」と云う現実です。古い機器は20年以上経つと殆ど交換部品が無くなるモノです。消耗品的な部品、当時の半田付け技術の低さから来る半田やリード端子の劣化がやはり大きくきいて来ます。

もうしばらく様子を見て、使いこなしで対応出来ないか試行錯誤して見ます。

ST-5000Fが修理を終えて帰って来た

2015年09月03日 | ピュアオーディオ


チューナーのSONY ST-5000Fが修理を終えて帰って来ました。早速接続してFMを聴いています。復帰後の第一声は「なんか音が曇っている」感じです。プラグ類の馴染みが取れていないし、内部の活性化度も落ちているのでやむを得ないと思います。

不具合点はほぼクリアーしている様です。選局も非常に良くなり、SN比がかなり改善されています。鳴らし込んで元のサウンドになればほぼ満足出来る状況になります。不具合の内容は内部のTRの脚の腐食の様で、この部分を奇麗に清掃していただいたそうです。4時間程聴いていますが非常に安定した受信です。今までで最高の受信レベルだと感じます。

このチューナーの音質対策は、
1)直出し電源ケーブルを廃止し、3Pインレットにして最高級クラスの電源と電源ケーブルに変更
2)ヒューズをフルテック製ヒューズに変更
3)ラインケーブルは最高級グレードのケーブル
4)5素子のアンテナを同軸ケーブルで使用

別に大したことはしていませんが、電源ケーブルが変わった事で「線の太い音」に変わっています。

私のシステムのサウンドの特徴

2015年09月02日 | ピュアオーディオ
メインシステム2セット(オリンパス・SP-707J)、サブシステム3セット(#4311・D208system・A820)のサウンドの特徴は「ヴェールの無いサウンド」だと思います。スカッとヌケきったサウンドです。他所でどんなに高額なSPでも「曇った(ヴェールを被った)」音を聴くと聴く気になりません。

「ヴェールを被る音」の原因は「ケーブル」(配線材)に有ります。CDPやアンプの内部配線にもヴェールは有りますが非常に薄いモノです。電源ケーブルやラインケーブル・SPケーブルとSP内部配線のヴェールは結構厚く感じます。それぞれに「ヴェール」が有るのですが、大概の方は「まとめて」判断してしまうので、単体の「ヴェール」の状況が判らないでいます。

「ヴェールを被った音」の経験は40年以上前に感じて知っていました。アンプを変えソース機器を変えて少しづつ「ヴェール」は取れて行きましたが、決定的には取れませんでした。10年前にスーナーケーブルと出会って「ケーブル」の役割を見直して行くと、「ヴェール」がものすごい勢いで減少して行きました。

一番重要なのは「どんなケーブルを使うか?」が非常に大事です。この点で市販品には合格点を出せるモノが有りませんでしたので「自己開発」して自分用のケーブルを作りました。それでも最初から納得のいくモノは出来ません。第4世代、第5世代になってようやく個人的に納得のいく内容になりました。その間約5年以上かかりました。そうやって開発した「ケーブル」をSP内部配線、電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブルに使っています。

サブシステムのSPやCDP・アンプ類等「見える部分」は金額的に大したものでは有りません。しかし、「見えない部分」にはその数倍のお金がかかっています。例えば電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブル・SP内配線等はメインシステムと遜色ない作りにしています。(最高級クラスのケーブルを使用)一度「ヴェールを感じない音」を聴いてしまうと二度と戻れません。メインシステムも同様のコンセプトでもっと厳格に統一しています。

D208システムのアンプ交換後はなかなか良いサウンドになって来た

2015年09月01日 | ピュアオーディオ


昨日交換したSONY SRP-P2005(37W/ch)のパワーアンプと、サトリミニプリの組み合わせはなかなか良い組み合わせになった。以前のサトリミニパワーアンプは10W/chしかない上に、パワー感を抑える設定にしているので、「出力不足」の感じであったと今は云える。



D208システムの音の立ち上がりや立下りのスピード感が増して、「音のキレ」が上がっている。音数の増加や、周波数特性的にもスーッと伸びて広がっている。音の線の太さはやや細身・・・これは鳴らし込んで行けば解消してくれるだろう。まだ使い始めたばかりでアンプが活性化していないから。

今回のアンプの入れ替えはなかなか良さそうな感じになってくれた。先日修理に出していたSONY ST-5000Fのチューナーも修理が出来た様で今週中には帰ってくる予定。長引く様なお話だったので、「追加のチューナー」も検討し始めていた。これで買わなくて済む。