一昨日の「今日は一日“世界のオーケストラ”三昧」を聴いて印象に残った事を列記して見ようと思う。
1)ヴィラ・ローボス「ブラジル風バッハ」は非常に写実的な音楽で、オネゲルの機関車の音楽を思い出してしまった。「ブラジル風バッハ」は断片的にCDで聴いていたり、放送でも聴いていたが、素晴らしい!!と感じた。是非彼の作品を沢山聴いて見たいと思う。
2)オーケストラも各地での成り立ちの違いが有り栄枯盛衰が有る。アメリカではもうなくなってしまったオーケストラ(例えばフロリダ交響楽団等)も多数ある。(フロリダ交響楽団の「マーラー:花の章」は名演だと感じた)
3)南米のオーケストラは「犯罪の予防」も兼ねて若い人に音楽を広めているとのお話も有り、お国柄が有るのだと感じた。ベネズエラやブラジルのオーケストラは若い人たちが多く、しかもラテンのリズム感が有ってノリノリの演奏を聴かせてくれる。曲と演奏がかみ合えば今までにないクラシックの表現になりそうだと感じた。
4)ロシアやチェコ等の東欧の国を始め、ヨーロッパの国は伝統に連なる「響き」(重さや暗さ・明るさ)や「音色」を持っている。お国柄でつぼにはまった演奏は素晴らしいと感じる。ターリッヒ/チェコフィルのスメタナ/モルダウの演奏では、スメタナの楽譜の通りに演奏するとメロディラインが無くなるので、ターリッヒがアレンジした版が現在の「モルダウ」の原型になっているとの事。素晴らしい演奏だった。
5)交響曲「台湾」が有る。なかなか面白い曲と演奏だった。何処か中国的な処が有りながら、西洋の楽器と上手くコラボレートしていた。
6)日本の指揮者も沢山世界で活躍している。秋山/バンクーバーの演奏もなかなか良い演奏だと思った。
総評として、今まで欧米のオケばかりを聴いて来たが、南米の若手のノリノリの演奏を一度体験して見たいと思う様になった。
1)ヴィラ・ローボス「ブラジル風バッハ」は非常に写実的な音楽で、オネゲルの機関車の音楽を思い出してしまった。「ブラジル風バッハ」は断片的にCDで聴いていたり、放送でも聴いていたが、素晴らしい!!と感じた。是非彼の作品を沢山聴いて見たいと思う。
2)オーケストラも各地での成り立ちの違いが有り栄枯盛衰が有る。アメリカではもうなくなってしまったオーケストラ(例えばフロリダ交響楽団等)も多数ある。(フロリダ交響楽団の「マーラー:花の章」は名演だと感じた)
3)南米のオーケストラは「犯罪の予防」も兼ねて若い人に音楽を広めているとのお話も有り、お国柄が有るのだと感じた。ベネズエラやブラジルのオーケストラは若い人たちが多く、しかもラテンのリズム感が有ってノリノリの演奏を聴かせてくれる。曲と演奏がかみ合えば今までにないクラシックの表現になりそうだと感じた。
4)ロシアやチェコ等の東欧の国を始め、ヨーロッパの国は伝統に連なる「響き」(重さや暗さ・明るさ)や「音色」を持っている。お国柄でつぼにはまった演奏は素晴らしいと感じる。ターリッヒ/チェコフィルのスメタナ/モルダウの演奏では、スメタナの楽譜の通りに演奏するとメロディラインが無くなるので、ターリッヒがアレンジした版が現在の「モルダウ」の原型になっているとの事。素晴らしい演奏だった。
5)交響曲「台湾」が有る。なかなか面白い曲と演奏だった。何処か中国的な処が有りながら、西洋の楽器と上手くコラボレートしていた。
6)日本の指揮者も沢山世界で活躍している。秋山/バンクーバーの演奏もなかなか良い演奏だと思った。
総評として、今まで欧米のオケばかりを聴いて来たが、南米の若手のノリノリの演奏を一度体験して見たいと思う様になった。