Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

そろそろ不用品の処分を・・・

2016年06月20日 | ピュアオーディオ
特に要りもしないのに「お守」をしている機器が多すぎる。パーツやユニット類も場所だけ取って眠ってしまっている。そろそろ処分を始めるべきだろう。

まずは眠っているSPユニットやチューナーから手を付ける。少しづつ整理して身綺麗になりたい。「お守」に疲れて来た。

「買う」のは直ぐに出来るが、処分するのは手間がかかる。荷造りもしなければならない。適当な箱が有れば直ぐに片付くが、見合う箱が無ければ探すのが一苦労だ。処分する点数にすれば100点ぐらいは有るだろうか? 一日や一回では終わらない。当面は不用品の処理に専念したい。

久し振りの「大観峰」ツーリング

2016年06月19日 | 写真・カメラ・林道ツーリング




昨日は10時45分から「阿蘇大観峰」を目指してバイクツーリングに行って来ました。昨日のツーリングの昼食。熊本県の山鹿市鹿本町の「イタリ屋」と云うイタリアンレストランでピザランチをいただきました。前菜とマルゲリータピザ・ホットコーヒーのセットになって¥1250円。





この処小食になって来ている私には、ピザ1枚はチョッと大きかったです。でももったいないのですべて食べました。チーズがたっぷり使って有っておいしかったです。(CANON  IXY150)





3号線を使い菊池渓谷経由で行こうと予定していましたが、菊池渓谷は通行止め、菊池渓谷と並走しているオートポリス行の道も通行止め。仕方なく兵戸峠を越えて下筌ダムからオートポリス方面へ出ようと思いましたが、こちらも通行止め。4月の熊本地震の影響で山中を走る道は全て通行止めになっています。やむを得ず、下筌ダムから小国に抜ける国道442に乗って小国に行き、そこから大観峰に行けました。相当遠回りになりました。大観峰に到着したのが14時。土日はバイクが多いですね。いつも平日に行くので閑散としています。韓国や中国の観光客がいなかったので非常に落ち着いて景色を堪能できました。





14時はもう帰りの時間です。30分程休んで帰途につきました。久しぶりに阿蘇五岳や九重の山並みを見ました。緑に覆われて地震が有ったことなど感じません。今回初めてデジ一眼レフカメラを持って行きました。







帰りは小国で国道442に乗って帰りました。下筌ダムの処で若い(多分20代前半の)可愛い体形のお姉ちゃんライダーに追い越されました。ホンダのCB400にしがみつく様な(ハンドルにぶら下がっている様な)ライディングスタイルが特徴です。おそらく背丈が短く足がやっと着く様な体格なんだろうと思います。私がCB400に乗ったら、足の曲げ角が急でとても長時間のライディングは無理です。だから足がゆっくり曲げられるオフロードバイクにしています。







帰りに日向神ダムで一休み。田植え時期なので水量が極端に少なかったです。このダムの両側は大きな岩で出来ており、谷も狭くダム作りに非常に向いた地形になっています。ダムの湖底に村が眠っています。福岡県内では最大のダムだそうです。(NIKON D90+タムロン17-50mmF2.8)

この処、「オーディオ」に対するモチベーションが下がって来ている

2016年06月18日 | ピュアオーディオ
この処、「オーディオ」に対するモチベーションが下がって来ている。その理由は、

1)現在の音質にかなり満足している事・・・別に触る事もないと思っている。
2)音質対策したくともSP等動かせない事でストレスがたまる。
3)機器のお守に疲れて来ている。
4)カメラのマニュアル撮影に嵌まっている。

等々・・・と云う訳で・・・。関心がオーディオ以外に向いている。今日はバイクの日だ。

何とかオーディオのモチベーションを上げる方法はないかと考えて見たら、「自宅システム」への対策をして見る事にした。オリンパスシステムとRCA箱システムは3ウェイ7(8)SPユニットマルチアンプシステムにしてほぼ完成の域に有る。これに対して自宅システムは、「3ウェイネットワーク方式」のままで、ユニットもJBLをメインとした4ユニットシステムに格下げしている。原因は1台のアンプでは7SPユニットをドライブする事は「過負荷」になるからだ。ローインピーダンスも有るが、1台のアンプで7SPユニットをドライブする事は「異常」な事だと悟った。

自宅システムでは、ハイルドライバーとDECCAのリボンツィーターが眠っている。これをオリンパスシステムに持って来て「Wスタック」も考えて見たが、それよりも自宅システムで7SPユニットを使える様にした方が良いと結論した。機材も集めていたし、プリアンプへの対応も先に考えて作っていたので対策済である。やろうと思えばすぐに出来る。

幸い7月も奥さんが四国へお遍路旅行に3泊4日で行くので絶好のタイミングだ。後はSPケーブルを1セット準備すればよい。幸いな事に丁度使えるモノが有る。準備をして実行の機会を待とう。

クララ・シューマンのピアノ協奏曲イ短調

2016年06月17日 | ピュアオーディオ
随分前にクララ・シューマンのピアノ協奏曲を聴いて、また聴きたいと思ってCDを探しているが、なかなか適価で見つからない。数そのものが少ない。

クララ・シューマンと云えば、ロマン派の大家ロベルト・シューマンの奥さんである。彼女とシューマンの恋愛物語は有名です。ロベルト・シューマンのピアノ協奏曲イ短調はピアノ協奏曲の中でも特に有名で、良くグリーグのピアノ協奏曲とカップリングされて、LP時代から良く販売されていました。CDも数枚持っています。

クララ・シューマンもピアニストで作曲もしていた事を知り、彼女のピアノ協奏曲イ短調は非常に華麗な曲の様に感じました。またもう一度聴きたいと思っています。メーカーさんにお願いしたい。ロベルト・シューマンとクララ・シューマン夫妻の「ピアノ協奏曲イ短調」のカップリング盤を是非販売して欲しい。

ダラダラと「・・・ながら聴き」は良くないなー

2016年06月16日 | ピュアオーディオ
TVでもダラダラと付けっ放しにすると、ダラダラと無意味にそのまま見てしまう。同じ様にFM放送を付けっ放しにすると、こちらもダラダラと聴いてしまう。個人的にはあまり好ましくないと思う。時間がもったいないと思う。

何十年かぶりにFM放送を復活させたので物珍しさも有るが、半年も聴いて来ると見えて来るものも有る。「何を求めてFMを復活させたのか?」と自問してみると、どうも初期の目的から外れている様に感じる。「FMエアーチェック」で最新の録音盤や生テープ放送を「録音」や「試聴」したかったはずであった。それが「何でもかんでもごちゃ混ぜ」で聴くのでは心が満たされない。

メインシステムにはアキュフェーズ:T-1000を、サブシステムにはトリオKT-8300で「ノイズレス」でFM放送が楽しめる。もう確認は終わったのでそろそろ目的に応じた使い方にして行こう。

次の実験

2016年06月15日 | ピュアオーディオ
次の実験をオリンパスシステムでして見たいと思っている。

1)ハイルドライバーのWスタック
2)デッカ リボンツィーターのWスタック



ここ2か月以上、資金をカメラの方につぎ込んでいたのでオーディオはさっぱりで有った。しかし、手持ちの使っていないパーツ類を探して見ると、自宅システムで使っていない「ハイルドライバー」と「DECCA リボンツィーター」が眠っている。これをオリンパスシステムの方に持って来て、Wスタック化の実験をして見たいと思う。



先日オリンパスシステムでは、「中域のユニットの直列接続」を実施して好結果を得ている。更に良く出来ないかと考え中・高音でのWスタック化を考えた。眠っている機器を使ってやる事も大事だし、Wスタック化でインピーダンスの調整も楽になる。ツィーターにビクターの安物を使用しないで済むかもしれない。どんな風に音が変化するのかも気になる処である。

耳納 鷹取山へ

2016年06月13日 | 写真・カメラ・林道ツーリング
先日バイクの慣らし運転(乗る頻度が少なく全体的に調子が下がっている)で近くの耳納 鷹取山へ行って来ました。行は星野村経由で耳納高原病院の横を通り、耳納峠・錠光窯方面へ左に折れて行きます。

ここからは時速30Km程の低速でのんびりと走ります。鷹取山まで約30分程かかりますが、途中対向車は皆無でした。下草刈りをしている作業車両を5台ほど見ただけ。平日でしたのでこんなものかも知れません。

鷹取山に行くのも15年ぶりぐらいです。当時は何回かよく通っていましたが、もう道を忘れていました。三叉路が有ってそこから近い事だけは覚えていましたが、それは上陽町納谷の方から行く道筋の様だったと後で気付きました。耳納峠の方から来ると三叉路が2回現れる事になります。

そうやって久しぶりに鷹取山に行きました。ここでは「ウグイス」が「ホーホケキョ」と沢山泣いていました。里では3月から4月の鳴き声ですが、こちら(標高790mぐらい)ではいまが春の盛りの様です。久しぶりに「カッコウ」の鳴き声も聴きました。実に澄んだ声で山々を響き渡って行きます。しばらくそこにたたずんで、鳥の鳴き声と北面と南面の景色を楽しんでいました。山の空気に包まれて、鳥の声に満たされて、景色に驚かされて心落ち着く時間でした。

この山の北面は吉井町市街やうきは市等の筑後川の両岸が丸見えに出来ます。筑後川が悠然と流れています。南面は、星野村・上陽町・八女市・黒木町の山々が広がっています。遠くに八女市街も見えます。

この耳納山は「断層帯」で出来ています。地震の度に盛り上がって出来た山地で、高良大社~日田市の方まで繋がっています。鷹取山はその中の最高峰です。頂上は整備されていて、ハイキング等でお弁当が食べれるような広場や展望台が整備されています。

帰りは高良大社方面に下って行き、途中で上陽町方面を回って帰りました。3時間ほどの短い慣らし運転でした。バイクの調子もイマイチ、乗り手も久し振りでイマイチですので、これくらいから少しづつ距離を延ばしていきます。

オリンパスの中音部配線接続変更

2016年06月12日 | ピュアオーディオ


久し振りにオリンパスシステムを触って見ました。触った処は「中音域」。上の写真は従来の配線。オリンパスシステムの中音部には、JBL#375+ESS グレートハイルドライバーを組み合わせています。配線接続は「並列接続」にしていました。



#375とハイルドライバーの接続を「直列」に変更しました。たったこれだけで随分と「音の感じ方」が変わりました。「音のキレ」や「リアル感」が非常に上がりました。聴きなれたオリンパスシステムが別物みたいに感じます。従来の音の出方は「クラシック向き」みたいな大人しい鳴り方でしたが、JAZZ向きでシャープな音に変わった様に感じます。



「なぜ直列接続にしたか?」と云うと、中域用パワーアンプが無理している様な感覚を受けたから。#375のインピは16Ω、これに対してハイルドライバーは8Ω。並列の場合、12Ωぐらいになってアンプの負荷は問題ないと考えていた。直列にすれば、16Ω+8Ω=24Ωとやや高めのインピとなる。アンプはどちらかと云うとハイインピの方が安定化の方向になるので、直列接続にして見たのです。



写真では、従来の配線が「宙に浮いている」のが判るだろう。この接続にして「音のバランス」が変わった。並列の場合は、#375とハイルドライバーが50%:50%の出音の様に聴こえたが、直列接続にしたら、能率の良い#375の音が強くなって、こちらの音が「メイン」として出て来る様になった。その分コンプレッションドライバー特有のサウンドの傾向になった。

これはこれでなかなかいい感じで、何よりも中域用アンプが安定化している様に感じる。(パイロットランプの半点滅が無くなった) 並列様の配線は半田付けで取り付けているのでまだ取り外していない。(いつでも元に戻せる様に・・・)

「音質アップ」について

2016年06月11日 | ピュアオーディオ
「音質アップ」とはどういう事だろう。単純には「従来のサウンドより良くなった」と云われるだろう。では何処が?何が?良くなったのか?多分に「ベールが剥げた音」で有り、「音数の増加」や「スピード感のアップ」、「低域の量感が増えた」・「高域が伸びた」、「音のキレが上がった」、「リアル感の増加」等々ととめどもない項目が上がって来るだろう。この様な「対象評価」ではなく「絶対評価」的な考え方をするべきだろう。

オーディオマニアと云っても、1回/日に毎日聴いていらっしゃる方もいますが、1回/週に5時間ほど聴くと云うスタイルの方が多いと思います。2~3回/月と云った非常に使用頻度の低い方もいらっしゃいます。個人的な経験では、1回/週程度の使用頻度の方には「音質」は無縁だと思います。ましてや月に数回程度の使用頻度では音質以前の話です。趣味で有る事やマニアで有る事を疑います。

1回/週程度の使用頻度の方に「音質」は無縁と申したのには理由が有ります。本来は毎日使って「機器を活性化」させるだけで音質はアップして行きます。しかし、1回/週程度では、接点部の酸化膜の増加により「音質劣化」して行くのです。1回/週程度の使用頻度の方には、機器の入れ替えやケーブルの入れ替え(グレードアップ)より「毎日鳴らしてやる事」を勧めています。何故なら、「機器の音質劣化が激しく」現状維持も出来ていない方に「改善」は無意味だからです。「管理」(現状維持)と「改善」は両輪です。どちらも重要です。

「管理」(現状維持)は「階段の高さを維持する事」(音質の維持)であり、「改善」は「階段を上がる」行為です。改善をして階段を上ったつもりでも、維持できていない為に階段そのものが沈み込んで下がっていたのでは話になりません。この辺が理解されていない方が非常に多く、「むちゃくちゃ」なやり方がまかり通っていると思います。それは多分に販売店の褒め言葉や雑誌の影響が強いと思います。

「電線病」は必要か?

2016年06月10日 | ピュアオーディオ
有る処で「電線病にかからない様にしよう」と云う言葉が書き込まれていました。これを目にするのは1度や2度では有りません。沢山の方がブログ等で書いておられます。1千万円を超える機器を揃えているのに、ケーブル類は合わせても10万円以下の方も目にします・・・と云うか大半の方がこの範疇だと思います。結局「ケーブル類への認識」がそうさせているのだと思います。この認識が変わらない限り「音質」は大きく変わらないと思います。

自分も最初は「ケーブル」に懐疑的な見方をしていましたが、実際にケーブルの追及を原理的な観点や音質の面でやって見ますと、避けては通れないと云うのが私の経験談です。「音質アップ」や「欲しい音質」を作る事を望むなら「ケーブル」を考えないといけません。

実際にケーブル交換(総入れ替え)を10回以上繰り返して現在の音質・質感に達して来ています。その間に「ケーブルの伝送原理」や「断面積」・「材質」と「構造」の問題等を自分なりにマスターして来た様に思います。今後の音質アップも「ケーブルの改善以外」には有りません。

機器には大金をつぎ込むけどケーブルには価値を認めない風潮が有ります。「ケーブル」はそれほど軽く見られているのです。しかし「オーディオの原理」(電化製品)で有る事を考えれば、その影響が少ないハズが有りません。

自分の場合は「良いSPケーブルは良い電源ケーブル・良いラインケーブルになる」と思っています。その手順で、SPケーブルで試して良ければ「電源ケーブル・ラインケーブル」へと進み、すべてのケーブル類を同じケーブルで統一します。そこで半年~1年間鳴らし込んで初めて「評価」をします。この繰り返しを10回以上やって来ました。まだ現在進行中です。

材質的にOFCだ9Nだと云う論争が有りますが、私から言わせればそんなこと以前に、プラグの選定や半田材の評価の方が重要になります。「ラインケーブルはどう有るべきか?」・・・プラグはどういったモノがベストか?その良い原因は何が良いからか?それならこうしたらもっと良くなるはず?・・・と「あるべき姿」をイメージ出来るくらい追求しないと「本質」は見抜けません。

大概の「電線病患者」や「アンチ電線病患者」は「本質」を見抜こうとしていません。「取って付けてどうだ?」ぐらいの安直な発想では「ケーブルの原理」を理解出来ません。98%のオーディオマニアはこの辺が理解できていないと思います。根本的な原理が理解できていないから誤った判断をしているのだと思います。それは「音質不足」となって「自分に跳ね返ってくる」事です。自分でもケーブルの重要性について「勉強」して見る事です。

但し、「勉強」するにも「コスト」と「時間」と「手間」がかかります。個人的には専属10年の歳月と1千万円以上の投資と手間がかかっています。今でも実験で購入したプラグ類が相当数眠っています。無駄は研究開発には付き物です。