Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ケンウッドDM-9090 2台目の録音確認

2017年08月11日 | ピュアオーディオ


先週入手した2台目のDM-9090の録音確認をしました。写真では2段目のMD取り出し口の蓋の無い機台です。録音そのものは何とかできますがまだ使い物になりません。1台目のMD機や他のMD機もそうでしたが、読み取り回路と録音回路では圧倒的に読み取り回路が使われ、録音回路は殆ど使われていません。その関係だと思うのですが、初めからまともに録音できるMD機はない・・・と自分では思っています。

どんな不具合が出るかと云うと、録音が「音飛び」して読み取りが出来なくてエラーになる場合が殆どです。ここで止めてしまえばその機器は「録音不能品」になります。しかし、何度もエラーを覚悟で繰り返し録音を続けて行くと「正常化」して来ます。機器の活性化は基本的な機能を使って蘇らせる必要が有ります。



一昨日、電源ケーブルをインレット化して最高級電源ケーブルを使う様にしました。その効果は絶大で音のキレや質感が飛躍的に良くなりました。まだ「活性化途中」ですので、本当に活性化する2000Hr後には更に音質は良くなっていると思います。非常に期待しています。「電源ケーブルは機器の性能を左右する」と云う事を実感しています。この為にわざわざ面倒な「インレット化」工事をしました。

電源ケーブルに良いモノを使えるメリットは、機器の活性化をしてくれる点で、機能の安定性のアップや音質(音数・質感・キレ・ヌケ・ノビ)アップに大きく寄与してくれます。これでDM-9090が一線級のマシンとして使えます。FM放送をを録音・再生して、CD以上の音質で楽しむことが出来ます。

MD機のインレット化実施

2017年08月10日 | ピュアオーディオ
ケンウッドのMD機を3台持っています。どの機器も「直出し電源ケーブル」でチョッと音質的に困っていました。7月から工具やパーツ類を購入して「インレット化」を準備していました。しかし、7月・8月の気温が高くてなかなか作業できないでため息ついていました。昨日は雨が降りましたので、チョッと涼しくなりました。



なかなか踏み切れないでいましたが、「エイッ」と直出し電源ケーブルを根元付近でカットしました。カットしてしまえばやるしか有りません。



1990年代の製品なので電源ケーブルも1970年~1980年代のモノに比べて太いケーブルになっています。しかし、この位では満足できません。



折角重い腰を上げましたので、準備と後片付けは1台やるも4台やるも一緒です。この際一気にやってしまいました。MD機3台(DM-9090×2台、DM-7080)とトリオのチューナーKT-8300の4台をインレット化工事しました。1台当たり1時間チョッとくらいで完了しました。これで「電源ケーブル」を統一して使えます。



これでケンウッドのDM-9090を録再のメインとして使える様になります。最高級電源ケーブルに交換して、しばらくは鳴らし込みをします。そのままメインの録再機になるでしょう。

工事に忙しくてまだ本格的には聴いていませんが、音の基調が変わりましたね。音の線が太くなり、SN比も改善し、音数が増えました。特にチューナーのKT-8300の直出し電源ケーブルが細かったので、スケール感が余りなかったのですが、音の押し出し感も含めて大幅に改善しました。明日から楽しんで聴きたいと思います。

音質アップには手順が有る様で無い

2017年08月09日 | ピュアオーディオ
ステレオシステムの音質アップには一応手順が有ると思っているが、最終系以外は手順はない。

機器を固定した場合は基本的に
1)電源系・・・アイソレーション電源他・・・この辺の原理がイマイチ理解できないでいる。効果は大
2)各機器の電源ケーブル
3)各ラインケーブル・・・RCAよりXLRバランス回路対応の方が音質は高い。
4)SPケーブル・・・マルチアンプの場合は特に揃える事が重要
5)SP箱内配線やSPユニット間配線
6)機器内部のヒューズのグレード

最後はシステム全体を毎日2時間以上鳴らし続ける事で得る「機器の活性化」になると思う。とにかく鳴らし込んで2000Hr以上続ける事だと思う。鳴らし始めと2000Hr鳴らし込んだ後では「別物」クラスの表現の違い・美音度が出て来る。

そうやって鳴らし込んだシステムに、また新しい機器を何処かで入れ替えると、その機器を活性化させるために更に2000Hrの鳴らし込みが必要になる。

自分のメインのオリンパスシステムは、とうに2000Hrを超えている。そしてそれは現在進行形で伸びて「性能を維持」させている。こんなシステムの中のどこかの機器を交代させるとしばらくは「苦痛」のサウンドを聴く事になる。その部分だけ機器が活性化していないので、バランスは崩れ、音数も減少し、ピーキーな音にしばらくは悩ませられる。機器が活性化してくれるまでその苦痛は続く。

自宅システムもサウンドが安定して来た

2017年08月08日 | ピュアオーディオ


自宅システムを意図的に鳴らし出して約1ヶ月近くなりました。SPシステムの鳴らすユニットも固まり、安心して聴ける様な音質グレードになって来た。やはり「鳴らしてやる」事が大切だ。



現在は、D130(低域)+#375(中域)+(高域)175DLH+#2405+ビクターリボンの5つのユニットを鳴らしています。ハイルドライバーとDECCAリボンは休ませています。この2つのユニットを加えると、アンプがローインピになり、不具合が出て来る。ネットワークはN500+#3105の2台。基本形は2ウェイ+ツィーターの形にしています。



アンプは自作C22モドキプリ+WE101Dppパワーアンプ2号機の組み合わせ。CDTはEMT981にWE50Aライントランス、DACはステラボックスST2を使っています。こちらの機器にもすべてFXヒューズを使っています。電源ケーブルやラインケーブル・SPケーブルにも最高級のケーブルを使っています。



まだ、アナログプレーヤーは鳴らし込む時間が取れていません。この秋に鳴らし込みを始めたいと思っています。フォノケーブル類は特製の最高級ケーブルで仕上げていますので、CDラインより音質は上ですね。アナログLPも40年前から30年前の間に買い込んだ700枚程のストックが有ります。思い出が詰まっているのでなかなか手離せません。

DM-9090の電源インレット化準備

2017年08月07日 | ピュアオーディオ


MD機ケンウッドDM-9090が2台揃いましたので、こちらから電源のインレット化を始めたいと考えています。今日はまだ暑くて作業する気にならないので準備の為に内部確認をしました。



外カバーを外すと内部はこんな風になっています。真ん中に黒いプレートが有り、内部を遮蔽しています。この黒いカバーは鉄板で結構な厚さが有り重さにビックリします。



黒い鉄板を外すと内部は一枚の基板とMDユニットのみのかなりシンプルな作り。



肝心なのは、ACプラグのグランド側(黒い点あり)がどの色の配線になるかと言う事。



電源ケーブルをたどって行くと「白黒」の2本の配線になっています。テスターで確かめた処、グランドは「白色」線でした。極性を間違えない様にして置かないと後でトラブルの元になります。

本来はここまで(カバーを開けて)やりますと一気に工事をしてしまうのですが、気温が高い(汗がしたたり落ちる)のと台風が来ていますのでグッと堪えて見合わせました。


昨夜はオーディオ例会(K氏邸)

2017年08月06日 | ピュアオーディオ
昨夜は持ち回り方式のオーディオ例会でした。35年以上続く会です。半年振りに訪問するとサウンドが変わっていました。

K氏はJBL#4350を基に、46㎝ウーハーを追加した5ウェイ化させ、中音ホーンに#2395を使っておられます。今回#2405ツィーターをW化(2個使い/ch)されていました。それに、プリ+低域用パワーアンプをビオラのアンプにされていました。音が変わった理由はこの辺に在りそうですね。

扉を開けて前室に来た時、最初に聴こえて来たのは「高域成分が非常に多くなったな・・・」と感じました。SPの前面まで来ると、低域の分解能が非常に良くなっています。以前はレビンソンN0332Lでしたが、ビオラ(ブラボー)に変わって音の雰囲気が一変しました。しかし好みの分かれる処だと感じました。ご本人もその辺が判っておられる様で・・・。別にお持ちのパラゴンに最初ブラボーをお使いでしたが、そちらにマッキンMC2500を持って行って入れ替えされた処、パラゴンにはマッキンの方が相性が良いとの事。その関係でブラボーが#4350の方に持ってこられたとの事。

昨夜はカメラも持参したのですが、まだ機器の整理が付いていないご様子でしたので撮るのを止めました。お歳は私より1歳上ですが、なかなかお元気ですね。アンプの重量を考えるとそうおいそれとレイアウト変更は簡単では有りません。MC2500で約60Kg、ブラボーで80Kg。これを一人で動かすとなると大変です。恐らく息子さんのお手伝いなくして動かす事は出来なかったと思います。

個人的にはあまり大きなアンプはこれからは使いたくない処です。何せ重くなりますと一人では動かせません。5年前から「10Kg前後」の重量を目安にしています。・・・しかしメインのアンプとなるとさすがに重くなりますので、現在の体力で、一人で持てる限界の40Kg迄ですね。

くそ暑い中を・・・

2017年08月05日 | ピュアオーディオ
連日の真夏日の中をシステムのお守りをしています。毎日鳴らしてやらないと機械の方がおかしくなります。36℃くらいの気温は人間にとっては辛いですが、機器にとっては何でもない気温だと思います。むしろ気温が上がった方がコンデンサー類の活性が上がって調子が良くなります。

夏場でも出来るだけクーラーを使わないで生活しようと思っていますが、さすがに36℃越えて来ますと「熱中症」が怖いのでクーラーを使います。今年の北部九州は特に暑いですね。朝倉・日田市で豪雨災害が発生していますが、あの時でさへ南に10Km離れているだけで、殆ど雨が降りませんでした。7月は「干ばつ」並みに雨が降っていません。8月に入ってからも似たような状況です。雨が欲しいですね。

気候が良くないとステレオで音楽を楽しむのも辛くなります。こんな時は、音質アップの準備をして置く様に考えています。台風5号の直撃コースは外れた様だがサイズが大きいのでどんなことが起きるか分からない。戸締りだけはしっかりやって置かないと・・・。

道具類が揃った

2017年08月04日 | ピュアオーディオ
この秋に予定している「音質アップ」の為の道具類が揃って来ました。気温さえ30℃を切ればいつでもOKな感じです。ただこちらは3週間以上真夏日が続いており、特にこの3日ほどは37℃近くまで気温が上がっています。さすがにこの位の気温になるとやる気が起きません。

毎年「台風が来て、熱波を吹き飛ばして秋になる」様に感じます。今年も現在進行形の大型台風5号の風で、熱波を吹き飛ばしたら秋になりそうだと予想しています。

相も変わらず、午前中はサブシステム、午後はメインシステム、夜は自宅システムのお守りを続けています。毎日同じ日課にも疲れて来ました。何か新しい刺激が欲しくなります。

2台目のDM-9090

2017年08月03日 | ピュアオーディオ


2台目のDM-9090を入手しました。某オクで「動作確認不明」の代物でした。その分かなり安く入手しました。入手した実物を見るとトレイの蓋が無いですね。



動作確認の前にクリーニングディスクで3回程クリーニング。その後再生テストに入りました。電源を入れてすぐの時点では「読み込み不良」を起こしていましたが、1時間も通電してからはほぼトラブルなく再生が出来ています。「再生」については問題ないと思える様になって来ました。次は録音を確認したいと思います。

悪い癖か?

2017年08月02日 | ピュアオーディオ
私には「コレクター」の気が有るのか?どうも同じものやシリーズのモノを集める習性がある。例えばバイクでも10台購入して、自分に合った1台を選び出した様に、CDでも同じ曲を指揮者やオケを替えて集めて比較試聴し、その中から自分の気に入ったモノ1枚を選び出す。

機器の選定や収集にも同じことを繰り返している。お金のかかる事をしてしまう。初めから良く調査して出来るだけ少なく購入する様になればかなりの経費節減になる。判っていてもそれをしていない。何故なら「何事も体験して見ないと判らない」からです。人の評価も参考にはするけれど、最後は「自分の好み」で選ぶしかない。それは実際に使って見て判る事なので、「体験」して選択する様にしている。この辺が私の拘り性分かもしれない。

実は内緒でまたMD機を手配している。現在稼働中のMD機は6台。その内録音に使っているのは2台。録音可能なのは3台。もう1台追加で録再出来れば、不要なMD機の処分に踏み切る予定です。